テレビじじいの観戦日記

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外国人ばかりの欧州CL優勝でも、インテルはイタリア色

2010-05-23 09:28:31 | サッカー
欧州チャンピオンズリーグ決勝はモウリーニョ監督のプラン通りに試合はすすみ、インテル・ミラノがバイエルン・ミュンヘンに2-0で完勝した。45季ぶりの欧州制覇だとか初の三冠だとかをモウリーニョはあっという間に実現してしまった。サッカーって監督でこんなに違うのか、と改めて認識させられた試合だった。それはそれとして、フジテレビ、なかなかいい放送をしてくれました。

先日、「インテルにイタリア人いないのね」と書いた。インテルは発足のそもそもから、外国人への門戸開放がテーマだったとはいうけれど、単純な疑問は、監督からピッチの選手まで外国人ばかりのインテルをイタリア人はどう思っているかだった。

ふだんはナポリサポーターの放送席・ジローラモさん。「イタリア人がいませんが」と振られると、「チームの色はイタリア。だから応援する」とはっきり答えてくれた。やっぱりイタリアはイタリアなんだ。たとえロスタイムにマテラッティが時間稼ぎのように交代出場し、たったの1分だけプレーして、イタリア人ゼロ状態をかろうじて免れたとしてもだ。先制すると、ボール支配率が3割~4割しかなくても、堅い守りで得点を許さない。たしかにイタリアの色かな。