てんてんのタイムスクープ!

~アジアの伝統文化に触れて~

GW奈良の旅~母公堂・女人結界門~

2015-05-01 | 旅行記(奈良)
天川村最後の訪問地。

「母公堂」です。



役行者、役の小角(おづぬ)の母「白専女(しらとうめ)」が祀られています。

小角の身を案じて葛城の里から尋ねて来た母は、一匹の大蛇に行く手を何度も阻まれ、山を上がることができませんでした。修業の妨げをしてはいけないと八大龍王の化身が現れたのだろうと悟り、ここへ庵をつくり、里の女の出産を助けたりしながら小角の弟子の後鬼と共に小角の下山を待ちました。
以来このあたりの谷を蛇ケ谷と呼び女人禁制の結界と定められました。





立ち入ってはいけないと思うとそこから先が魔界のようでドキドキしました。

母公堂では、わずかなお賽銭をしただけですが、ご祈祷をしていただき、コーヒーとお菓子の接待まで受けてしまいました。

名水ごろごろ水をお土産屋さんでたくさんいただいたペットボトルに汲んで、天川村を後にしました。

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