てんてんのタイムスクープ!

~アジアの伝統文化に触れて~

正倉院展と斑鳩の里<法起寺・法輪寺・藤ノ木古墳>

2016-11-07 | 旅行記(奈良)
【二日目】

正倉院展最終日の朝一番はすぐに入館できてゆっくり観覧できました。



前日テレビで正倉院展の特別番組があったので実物を見るのは一段と楽しみでした。
特別な儀式に使われた工芸品はその技術に驚きと感動があります。私は特に作った人の痕跡を感じる物が好きです。そしてもっと興味深いものは当時の書物です。行政の役割がきちんと記してあり、人々の暮らしを知ることができ、奈良時代と現代の距離が縮まる気がします

帰りは再び法隆寺駅でJRを下車。
3時間のレンタサイクルを借りて、法起寺と法輪寺に行きました。







そして藤ノ木古墳。



10年以上前に来た時とは違ってきれいに整備され、藤ノ木古墳を中心とする史跡の紹介をする斑鳩文化財センターもできていました。

玄関口にある真っ赤な石棺は藤ノ木古墳の石棺の実物大レプリカです。
実際に水銀朱が塗られてこんなふうだったらしい。



未盗掘の石棺は二上山の凝灰岩で作られており、中はもろく、調査のため蓋を開けるときは、このレプリカで何度も練習をしたそうです。

発掘と開棺調査実施後、この石棺を中の遺物とともに広島県立ふくやま歴史博物館で見たことをセンターの人に話すと首をかしげられたけど記憶違い?私はいったいどこで見たんだろう...あの時の衝撃だけは覚えてるんだけど。

今回も面白い奈良の旅でした

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