ラザール・レヴィのお弟子だったジネット・ドワイヤンのレコヲドがある。僕の好きなシャブリエを素晴らしいセンスで弾いてゐる。彼女の兄はジャン・ドワイヤン、夫は提琴家のピエール・フルニエといふ音楽一家である。
けったいなショパンを弾く人だなぁ・・・とCDの前半を聴き進んでゐると、突然シャブリエが鳴り出した。「5つの遺作より」と「気まぐれブーレ」の2曲だ。これはこれは予想外の名演奏で大喜びである。あわててシャブリエを最初から聴き直す。ビロードのやうな幻想的なタッチと鋭いタッチ、きらびやかな高音域の響き、仏蘭西の洋琴弾きに見られるなんとも多彩な音色がとても気に入った。
特にブーレの軽快なリズムと歯切れの良い弾きっぷりはとても魅力的だ。音楽的な盛り上がりもたいそうなもので、このハイセンスな小品の中でも大いなる興奮を味わわせてくれる。
適当に聞き流してゐたショパンも再度聴き直して見ると結構面白い。バラード全4作品が収められてゐるが、第2番、第3番が非常に変わってゐて聴き応えを感じる方もおられるかもしれない。5番、14番、1番と「子犬」の4曲のワルツもあまり聴かない歌いまわしがあって新鮮な感覚で聴くことができる。
盤は、相島技研のリマスタリングによる特典CD盤 MO2010。
けったいなショパンを弾く人だなぁ・・・とCDの前半を聴き進んでゐると、突然シャブリエが鳴り出した。「5つの遺作より」と「気まぐれブーレ」の2曲だ。これはこれは予想外の名演奏で大喜びである。あわててシャブリエを最初から聴き直す。ビロードのやうな幻想的なタッチと鋭いタッチ、きらびやかな高音域の響き、仏蘭西の洋琴弾きに見られるなんとも多彩な音色がとても気に入った。
特にブーレの軽快なリズムと歯切れの良い弾きっぷりはとても魅力的だ。音楽的な盛り上がりもたいそうなもので、このハイセンスな小品の中でも大いなる興奮を味わわせてくれる。
適当に聞き流してゐたショパンも再度聴き直して見ると結構面白い。バラード全4作品が収められてゐるが、第2番、第3番が非常に変わってゐて聴き応えを感じる方もおられるかもしれない。5番、14番、1番と「子犬」の4曲のワルツもあまり聴かない歌いまわしがあって新鮮な感覚で聴くことができる。
盤は、相島技研のリマスタリングによる特典CD盤 MO2010。
ジャンはあちこちで取り上げられていますがジネットは珍しいですね。夫とのデュオで最近フォーレのヴァイオリンソナタ1、2番を入手して、素晴らしい演奏(特に2番は名演です)だったのですが、ピンでもよさそうですね。市販のCDで出ているものはあるのでしょうか?
あと、恐れながら、ピエールはチェロ弾きの方で、ジネットの旦那はジャン・フルニエでございます。こっちはピエールの兄貴。ややこしいんですこの人たち。小生も時々こんがらかります(笑)
でも、もっと凄い間違いをどこかで見たことがありますよ。「ジャン・フルニエはチェリストのピエールの『妹』」…
話は変わりますが、さいきん自分でもブログをはじめました。
http://blog.livedoor.jp/thetatoshi/
こちらのリンクを貼らせていただいたのですが、宜しかったでしょうか?お差支えがあるようでしたら削除しますのでお知らせくださいませ。
なお、当ブログのブックマーク欄にも貴ブログを紹介させて頂きました。
今後とも何かと交流させていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。