浪漫亭随想録「SPレコードの60年」

主に20世紀前半に活躍した演奏家の名演等を掘り起こし、現代に伝える

あっかるい脳みそ 鋼琴協奏曲「黄河」

2010年09月28日 | 芸能
我が國を代表する洋琴弾き、中村○子が文化大革命のあだ花と称する鋼琴協奏曲「黄河」は、支那の4千年の歴史上最高の傑作と云はれてゐる。どのくらい傑作かといふと、腹の皮が捩れて1回転するくらいけっさくである。 . . . 本文を読む
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イダ・ヘンデル シャコンヌ変出る

2010年09月27日 | 提琴弾き
モスクワのライブ録音と書いてあるが、会場ノイズは全く聞えず、何かおかしい。変な録音が出ると聞きたくなるものだが、大概は残念な気持ちになって終わる。 . . . 本文を読む
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ブルックナー 作品群から除外された交響曲第00番「ヌルヌル」

2010年09月23日 | 忘れられた作品作曲家
先日の交響曲第0番に続いて第00番を聴いて祝日の朝を寛いでゐる。此の番号も野球選手の背番号のやうで裏話が有りそうだが特に面白い話は無い。独逸語で0を「ヌル」と云ふ。だから僕は此の作品を「ヌルヌル」と呼んでゐる。 . . . 本文を読む
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ブルックナー 破棄を免れた交響曲第0番

2010年09月22日 | 忘れられた作品作曲家
別に珍しい曲でもないが、僕にとってこの1年間の中で最も心に残る新しい出会いと云へば真っ先に此の交響曲が浮かぶ。其れほど繰り返し愛聴してゐる作品なのである。 . . . 本文を読む
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リリー・クラウスによるショパン

2010年09月19日 | 洋琴弾き
リリー・クラウスが珍しくショパンを弾いてゐる。普段はモーツァルトやベートーヴェンを弾いてゐる洋琴家が、実はショパンも素晴らしい演奏をするといふことはよく在る事である。バックハウスなどは晩年になってベートーヴェン弾きになったが、指がよく回る若い時期にはリストやショパン弾きとして獅子王と呼ばれてゐた。内田光子はショパン競技会の準優勝者で日本最初のショパン弾きと云はれてゐる。 . . . 本文を読む
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プロコフィエフ提琴協奏曲第壱番 自作自演

2010年09月18日 | 自作自演
プロコフィエフの提琴協奏曲第壱番を作者の指揮、オイストラフの提琴で聴いてゐる。半音階を多用した妖しい雰囲気を持つ第壱楽章に始まり、古典交響曲の語法で少し時代を先に進めたやうな第弐楽章が印象的だ。物語性のありそうな第三楽章は親しみやすく、全体でも20分弱の短い作品だが、個性的な輝きを放ってゐる。 . . . 本文を読む
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リトルフの交響的協奏曲 シャラーの演奏で聴く

2010年09月10日 | 洋琴弾き
イレーネ・シャラーは2度目の登場だ。夏目氏に推薦頂いたパール盤CDを入手して、彼女の軽やかな運指の素晴らしさと気品ある演奏に聴き入ってゐる。最後のトラックに初めて耳にするリトルフの交響的協奏曲第四番の第2楽章が収められてゐて、これが実に愉しい作品だったので取り上げることにした。カテゴリは「忘れられた作品」でも良かったかも知れない。 . . . 本文を読む
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イシドール・フィリップ 「黒い白鳥」自作自演

2010年09月06日 | 洋琴弾き
先ほどまでヴァルマレートの不思議なクープランを聴いてゐたが、不意に其の師であるイシドール・フィリップのCDが目に留まった。初めて聴くCD盤だが、最終トラックに自作の小品が入ってゐる。昔の人は皆、此のやうな洒落た自作品を持ってゐたものだ。1934年9月21日のラヂヲ放送の録音である。 . . . 本文を読む
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ヴァルマレートによる「神秘の防壁」

2010年09月05日 | 洋琴弾き
「神秘の防壁」といふクープランの愛らしい小品は、僕が学生時代に一時期耳から離れなくなった想い出の詰まった作品だ。とても不思議な響きをもった此の小品の名演奏を見つけた。マデリーネ・ヴァルマレートといふ仏蘭西の洋琴弾きによるずいぶん昔の録音だ。 . . . 本文を読む
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