ランドフスカはポーランドの洋琴家で後にチェンバロも弾くようになった。プレイエルの愛用者だったやうで、音色はとても美しい。モーツァルトの協奏曲をロジンスキーの指揮で聴いてゐる。 . . . 本文を読む
突然、愛犬が病に倒れ、大手術の甲斐も無く変わり果てた姿で此の家に帰ってきた日からちょうど2ヶ月になる。今日は朝から祭壇に線香を焚き、遺骨の入った箱を何度も撫でた。夜になってブルーノ・キッテル指揮伯林フィルハーモニーによるモーツァルトのレクイエムをかけてゐる。 . . . 本文を読む
2年前のクリスマスにクーベリックによるシベリウス「トゥオネラの白鳥」を取り上げたことがあった。恐らく1981年6月11日か12日のバヴァリア放送響とのライブ演奏だと思はれる。この同じ日に演奏されたマーラーの第5と「亡き児を偲ぶ歌」の3曲に共通するテーマは何か。 . . . 本文を読む
今日まで黙ってゐたが、実はこっそりと27回目の禁煙に成功してゐたのだ。今日で9日目だから13%成功と言ってよいだらう。禁断症状も減り、ニコレットも2日ほど付けるのを忘れるほどだ。 . . . 本文を読む
昔、マタチッチがN響を振ってゐるのを何度か観た。だから、マタチッチはN響などを相手に世界を放浪してゐる旅芸人風の指揮者だと思ってゐた。その後、マタチッチファンがどんどん増殖し、いつの間にかマタチッチは巨匠と呼ばれるやうになってゐた。1975年の「第九」と最後のブルックナーがとても印象に残ってゐる。 . . . 本文を読む