以前、シャラーの演奏で取りあげた此の作品を久々にチェルカスキの名演で聴いてゐる。リトルフの交響的協奏曲第四番からスケルツォ楽章のみが録音されてゐて、伴奏はサージェント指揮BBC響である。 . . . 本文を読む
別れの春、毎年毎年、此の春といふ季節を恨む。人生の中で何度体験するのかは知らないが、以前にも書いたやうに春の無い常夏の南国か凍てつく極地に生まれれば良かったと、この時期にはいつも思ふ。春であることを否定したいときにはクリスマスの音楽を聴くのが一番だと思ひつきCDを取り出した。 . . . 本文を読む