浪漫亭随想録「SPレコードの60年」

主に20世紀前半に活躍した演奏家の名演等を掘り起こし、現代に伝える

露西亜型特大ちんどん

2013年04月08日 | 自作自演
ハチャトゥリアン作曲「レスギンカ舞曲」の自作自演でも聴いて景気づけをしやうと「ライヴ・クラシック100」を取り出した。30年ほど昔、中学校ぐらいの学生たちがよく演奏してゐた曲だが、一般的にはあまり聴かれることはない。

太鼓と笛によるシンプルな音楽に金管がかぶさってきて大騒ぎを繰り返す、一種の集団ヒステリーのやうな曲だが、自作自演ともなると、其の表現も半端ではない。熱を帯びやすい伊太利の管絃團の演奏であるから表現はますますストレートな感じがする。雑な演奏にも聞こえるが、こういふ曲を正気で聴く方が間違ってゐるやうな気もする。これでいいのだらう。

いくら景気づけとは云え、此の曲を聴こうとした僕が間違ってゐたと素直に反省した。すぐに同じ盤に収められたアバード指揮市俄古響による「プルチネッラ」でお耳なおしをして床につくことにしやう。

ハチャトゥリアンの自業自得盤のクレディットは、1963年トリノに於けるトリノ放送響によるライヴ録音となってゐる。

盤は、ANF SOFT WAREによるCD LCB-036。

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