ウィリアム・カペル、濠太剌利の演奏旅行からの帰路、乗ってゐた飛行機が山に激突したのが1953年10月末だったが、頻繁に濠太剌利に行ってゐたやうで、3か月前の1953年7月25日のメルボルン・タウンホールでのライブからプロコフィエフの第7番奏鳴曲を聴いてゐる。 . . . 本文を読む
うちの嫁さんが何度も旅してきた英國はコッツウォルズに生まれたホルストは「惑星」だけではなく、英國の民謡を取り入れた実に美しい作品を多く残してゐる。今日はそれらの中から、歌劇「どこまでも馬鹿な男」のバレエ音楽をプレヴィンの指揮で愉しんでゐる。
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アーベントロートが此のレコヲドを録音したのは「フィンランディア」が世に出て三十余年の1936年である。戦前の独逸の重厚な響きを持った國立歌劇場管絃團との録音である。非常にゆったりとしたテンポ運びで冒頭のファンファーレが奏される。 . . . 本文を読む