英國音楽と現代作品の佳き理解者として活躍した濠太剌利出身のゲイ・ピアニスト、ノエル・ミュートン=ウッドのレコヲドを初めて聴いてみた。曲はウェーバーの二つの奏鳴曲と、僕が昔よく弾いて楽しんだショパンのタランテラの三曲だ。 . . . 本文を読む
1937年3月7日に米國で放送用に録られた音源からグリーグの協奏曲第壱楽章を聴いてゐる。貧しい録音ではあるが、ヘスのデモーニッシュな演奏を垣間見ることができて本当に嬉しい。写真は見てのとおりヘスにあらず、伴奏指揮を務めるヴィクトール・コラーといふ作曲家である。 . . . 本文を読む