浪漫亭随想録「SPレコードの60年」

主に20世紀前半に活躍した演奏家の名演等を掘り起こし、現代に伝える

ルドルフ・コーリッシュ絃樂四重奏團のモーツァルト四重奏曲19番

2008年10月28日 | 提琴弾き
今日は、二日よい(Two Days Good)の朦朧とした頭で一日の仕事を終えて帰宅。帰宅すると突然頭脳が目覚めて音楽が聴きたくなる。墺太利が生んだ提琴家、ルドルフ・コーリッシュが組織した絃樂四重奏團の演奏でモーツァルトを聴き、心安らかな時間を愉しんでゐる。 . . . 本文を読む

エトキヌーヴナのショパン

2008年10月05日 | 洋琴弾き
ショパンコンクールに関しては、数々の功罪が述べられ、今までも毎回のやうにトラブル続きで、その信憑性を疑う声が大きいのだが、お馬鹿な運営側は5年前のことを忘れてしまふ為、同じ過ちを繰り返してきたのだらう。しかし、1927年に開催された第1回ショパンコンクールにはミハウォフスキが審査員として席に着き、シュピナルスキーやエトキヌーヴナなどが入賞者に名を連ねてゐる。 . . . 本文を読む

ブリュショルリのベートーヴェン スピード感とシャープさ際立つ熱演

2008年10月03日 | 洋琴弾き
ブリュショルリの演奏には、シャープさとは対照的にぬくもりを感じる優しく柔和な表情もあり、表現の幅は、現代的な演奏スタイルを持つ人の中では抜きん出てゐるやうに感じていた。しかも、何気なく聴いてゐたベートーヴェンの協奏曲第3番の演奏がライブ録音であることが分かった。 . . . 本文を読む