浪漫亭随想録「SPレコードの60年」

主に20世紀前半に活躍した演奏家の名演等を掘り起こし、現代に伝える

シューラ・チェルカスキのチャイコフスキー

2007年05月26日 | 洋琴弾き
以前はお気に入りのレコヲドを繰り返し、何度も聴いてゐたが、最近、僕は考え方を変えた。それぞれの作品には自分の決定盤と思ってゐるものがあり、その演奏以外はコレクションとしておいてあるだけのやうなものだった。しかし、田舎に暮らすやうになってからは、生の演奏に触れる機会が殆ど無くなった。今の僕には、1枚のレコヲドは演奏会のチケットなのだ。 . . . 本文を読む