心斎橋の大丸で学生時代に購入したコロムビアのリボン盤にイザイ指揮シンシナティ交響樂團の演奏によるメンデルスゾーンの小品が納められてゐる。これを復刻したCDを久しぶりに取り出して聴いてゐる。 . . . 本文を読む
エリカ・モリーニの奏でる維納のかほりをかぎたくなり、洪牙利舞曲集を聴いてゐる。前回登場の際にはArbiter Recording のCDを聴いて伴奏のエオリアン管絃團に腹を立ててゐたことを思い出しながら . . . 本文を読む
ロザリン・テュレックとの久しぶりの再会を楽しんでゐる。以前にバッハを取り上げ、グレン・グールドに通じるスタイルについて触れたことがあるが、今日は、浪漫派の音楽を彼女のライブ録音で聴いてゐる。 . . . 本文を読む
前田卓央は奈良の生んだ作曲家で、東洋の音階をふんだんに使った作風は大変親しみやすく、歌曲「安寿恋しや」は有名である。今日は、引越し荷物の整理をしてゐて偶然見つけ出したカセットテープをデジタル化しながら聴き直してゐる。 . . . 本文を読む
以前はお気に入りのレコヲドを繰り返し、何度も聴いてゐたが、最近、僕は考え方を変えた。それぞれの作品には自分の決定盤と思ってゐるものがあり、その演奏以外はコレクションとしておいてあるだけのやうなものだった。しかし、田舎に暮らすやうになってからは、生の演奏に触れる機会が殆ど無くなった。今の僕には、1枚のレコヲドは演奏会のチケットなのだ。 . . . 本文を読む
ギレリスはちょうど1年前にご紹介したことがある。それは18歳のギレリスがヴィルトゥオーゾの時代に新進気鋭として楽壇に登場した際の記録だった。今回は、その4年後のリストの作品である。 . . . 本文を読む
シューベルトの室内樂は実に心に優しく響く。独奏提琴と絃樂四重奏の為のロンドといふ珍しい曲がある。ブログ1周年の記念すべき日もいつの間にか過ぎてしまったが、今宵はロンドを聴きながら、月の中冬季限定とともに、久々にゆったりとした時間を過ごしてゐる。 . . . 本文を読む