闘莉王も快くサイン、市民がサンガ激励会 京都・城陽

2018-01-22 14:37:20 | 会 party
 来月25日に開幕戦を迎えるサッカーJ2京都サンガFCの激励会が18日夜、京都府城陽市寺田の文化パルク城陽で開かれた。選手やスタッフが勢ぞろいし、市民ら約170人が「今季こそJ1昇格を決めて」とエールを送った。

 サンガのホームタウンで、練習場のある同市が主催。選手たちは1人ずつ紹介を受けながら入場し、大きな拍手を浴びた。参加者は選手と歓談や写真撮影を楽しんだ。ユニホームなどが当たる抽選会もあり、盛り上がった。

 選手を代表してDF染谷悠太選手が「皆さんの気持ちに勝利で応え、たくさんの笑顔を届けたい」と述べ、就任2年目の布部陽功監督は「今年のスローガンは『団結心』。皆さんと心をつなぎ、戦いたい」と決意を語った。

 ホーム試合は欠かさず応援に行くという中村武司さん(69)須美子さん(63)夫妻=同市寺田=は「J1昇格へ若手が頑張ってくれるはず。勝ち続けて観客も増えてほしい」と期待した。

【 2018年01月20日 12時00分 】

一年の無病息災、炎に祈る 京都・石清水八幡宮で焼納神事

2018-01-22 14:35:15 | 式 celemony
 京都府八幡市八幡の石清水八幡宮で19日、参拝者が納めた古いお札などを焼いて厄をはらう「焼納神事」が営まれた。参拝者は燃え上がる炎を見守りながら一年の無病息災を祈り、「厄除(やくよけ)餅」を受け取った。

 同宮は毎年1月15日から19日まで「厄除大祭」を行う。最終日のこの日は境内の焼納場に古いお札やお守り、御神矢が積まれ、田中恆清宮司が火のついた竹をかざして点火した。

 巫女(みこ)による神楽が奉納され、神職が「大祓詞(おおはらえことば)」を唱えながら参拝者が納めた祈祷(きとう)木を炎の中に投げ入れた。火にかざして清めた「厄除餅」も振る舞われた。田中鈴美枝さん(72)=同市川口=は「今年も健康に過ごせるようにとお参りしました。餅は家族で分け合って食べたい」と話していた。

【 2018年01月20日 10時00分 】

天王山の間伐竹、粉砕処理で有効活用へ 京都・大山崎

2018-01-22 14:32:33 | 木 plants
 京都府大山崎町は2018年度から、天王山の竹林整備で粉砕処理した竹チップを土壌改良材や肥料として使う取り組みに乗り出す。樹木粉砕機を地元ボランティア団体に無償で貸し出し、各種イベントで竹チップを無料配布する。

 天王山で間伐した竹はこれまで、現場で朽ちるまで放置していた。町はせっかくの資源を有効活用しようと、府の森林環境税からの交付金を充てて樹木粉砕機1台(約150万円)を購入した。機械の粉砕口に竹や樹木を入れると内部の刃で5~40ミリのチップ状に粉砕する。チップは堆肥などの土壌改良材や肥料、雑草の発生を抑えるマルチング材にも再利用できる。

 町は天王山で竹林整備活動を続ける住民団体に貸与するほか、有料で整備を委託している団体などには有償で貸し出す。竹チップは4月以降、町で開催されるイベントなどで希望者に配布し、園芸などに活用してもらうことを検討している。

【 2018年01月20日 16時00分 】

町で初、観光客向け宿泊施設 京都・久御山にゲストハウス

2018-01-22 14:30:37 | 賞 prize
 京都府久御山町に観光客向けの民宿「ゲストハウス シノン」がこのほどオープンした。町によると、観光客向けの宿泊施設は初めてという。

 篠田久和さん(63)=同町佐山=が、自宅に隣接する空き家を活用し、地域に人を呼び込むきっかけにしようと開設した。町内には事業所が多く、ビジネス客の利用も見込む。

 施設は木造2階建ての5LDKで、広さは延べ98平方メートル。2階の洋室2室と和室1室を客室とした。1階には風呂とトイレのほか共有スペースがあり、山城地域のPR冊子などをそろえたコーナーを設けた。

 伏見や宇治など周辺の観光地に隠れがちな雙栗(さぐり)神社やツバキで有名な浄安寺など、町内の名所も印刷物を自作して紹介している。篠田さんは「訪れて初めてその土地の魅力が分かる。久御山に来てもっと魅力を知ってほしい」と話している。2~6人のグループで宿泊できる。1人1泊6千円。

【 2018年01月19日 12時31分 】

まちの眺め、ドローンで新視点 京都・長岡京の市職員撮影

2018-01-22 14:21:54 | 地 geography
 ドローンで京都府長岡京市を空撮した動画を、市職員が自身で管理するフェイスブックのページで公開している。「一味違う感覚で、まちを見つめてもらいたい」。遊び心あふれるアングルで、観光名所や山並みなど、おなじみの景色に新たな光を当てている。

 市商工観光課主幹の永田雅史さん(45)=同市一文橋2丁目。2016年12月、フェイスブックのページ「長岡京市のいろいろ」で、同市の全景を東の空から捉えた動画を初めて公開した。

 ラジコンヘリコプターの趣味が高じ、4年前にアマチュア向けドローンを購入。河川敷など安全な場所で技術を磨いた。法改正で、家屋密集地などの上空の飛行には許可が必要に。市内の観光名所の多くは住宅街に近接しており、17年2月に許可を取得した。飛行時には撮影対象の寺社や施設の承諾も得る。

 同ページでは現在、深紅のキリシマツツジが彩る八条ケ池や、アジサイの咲く柳谷観音楊谷寺、背後に西山がひかえる西代里山公園など、約10本の空撮動画を閲覧できる。テレビの情報番組で動画が使われたこともある。

 1月上旬、勝竜寺城公園を空撮した。城を模した管理棟を真上からのぞき込んだり、堀の上を平行移動させて外壁をなめるように写したり。早速、ページにアップした。

 新春には、5台目のドローンを購入したばかり。「きれいな所が数多くあると、気づいてもらえるきっかけになれば」と話す。




京野菜「花菜」収穫が最盛期 京都・長岡京、ビタミンAも豊富

2018-01-22 13:57:26 | 木 plants
 厳しい寒さの中で、朝日に照らされ凍っていた夜露が溶けると、薄緑色のつぼみの固まりが、手際よく次々に摘み取られていく。京都府長岡京市の特産品「花菜」の収穫が、最盛期を迎えている。

 花菜は切り花だったが、食用に品種改良されたという。府のブランド「京野菜」にも認定され、同市ではJA京都中央の長岡京花菜部会の農家29戸が府内最大規模の計約14ヘクタールで、水稲の裏作として栽培している。

 高級料亭などでの需要が多く、つぼみにはビタミンAが豊富で、ほどよい苦みが特徴。おひたしやからしあえなどで好んで食べられる。部会長の山本信昭さん(65)によると、昨秋の台風や日照不足などの影響で生育が悪く、例年に比べ収穫量は減る見通し。収穫は4月末ごろまで続く、という。

【 2018年01月17日 11時12分 】

認知症見守りに小学生の力 京都、不明者早期発見へ

2018-01-22 13:54:02 | 護 help
 行方不明となった認知症の高齢者らの捜索に協力する京都府長岡京市の「おでかけあんしん見守り隊」に2017年度、長岡第五小(同市下海印寺)が加わった。商店や団体で構成する見守り隊に学校が参画するのは初めて。同小校区は西山を背にして捜索が難航するリスクがあり、児童たちが初期段階での発見に向けてアンテナを張る。

 見守り隊には鉄道事業者や銀行、コンビニといった計130の事業所などが加わる。捜索事案の発生時、市が提供する行方不明者の氏名や年齢、特徴をまとめた情報シートを店内や事務所内に張り、従業員や客から目撃情報を募る仕組みだ。

 市によると、13年度から市内であった行方不明者の死亡事案4件のうち、3件の遺体発見場所は、西山の山中や山裾の竹やぶなど同小校区一帯だった。

 昨秋には、地元住民らでつくる「長岡第五小学校区地域コミュニティ協議会」が中心となって、同小の5年生約180人を対象に捜索訓練を企画した。

 事前に同協議会のメンバーらが校区の状況や発見時の対応方法を説明し、小さな情報が力になると強調。本番では、行方不明者役となって校区を歩いた。

 児童たちは、黒板に張り出された情報シートを熟読して下校。特徴が一致する人物と帰路ですれ違わないか注意深く歩みを進めた。帰宅直後に学校へ情報提供が10件あり、子どもたちが発見の場所や時刻、服装や持ち物などを申告した。

 訓練を終えた堀江康平君(11)は「見つけた人の特徴を正確に伝えるように心がけた。もし本番が起きたら、いろんな人と協力し、いち早く発見したい」と話していた。

 同協議会の武内英彦会長(71)は「子どもたちの地域を見る目が変わってくれたらうれしい。力を借り、高齢者が安心して暮らせる地域になれば」と期待する。

【 2018年01月16日 11時32分 】

保育所での事故予防学ぶ 京都で保育士ら研修会

2018-01-15 12:38:58 | 護 help
 保育所での事故予防策を学ぶ研修会がこのほど、京都府向日市上植野町の府乙訓総合庁舎であった。乙訓2市1町の保育士や保育園長ら約60人が小児救急の専門家から事故予防の考え方や心構えなどについて理解を深めた。

 府乙訓保健所が主催し、小児科医で京都第一赤十字病院救急科副部長の安炳文(アンビョンムン)さんが講演した。

 安さんは、1~9歳児の死因は不慮の事故が最多とのデータや子どもの遊びが果たす役割、遊びでの危険性に触れ「人間は過ちを犯すという考え方が前提。事故は起こるものと考え、まずはできることから有効な対策を考えるべきだ」と指摘。子どもの行動特性を紹介し、具体的にけが予防につなげるための事故データ収集や指導のマニュアル化、環境改善といった方策の検討を訴えた。

 安さんは、以前に亀岡市内の公立保育所を対象に取り組んだけがのデータベース化による事故予防システムと奏功事例も紹介した。

【 2018年01月15日 11時19分 】

宇治の茶師や茶商に光 京都・平等院で企画展

2018-01-15 12:34:12 | 歴 history
 江戸時代以降に活躍した宇治の茶師や茶商に光を当て、茶の歴史をひもとく新春特別展「宇治茶ブランドの形成」が13日、京都府宇治市宇治の平等院ミュージアム鳳翔館で始まった。茶業発展を下支えした先人の木像や書物計16件、パネルを並べた。

 平等院を守護したと伝わる「平等院候人(こうじん)」の子孫で、宇治茶の歴史やまちの様子を書物にまとめた茶師・三嶺(さんれい)守際(しゅさい)の坐像を初公開した。平等院塔頭・浄土院羅漢堂を建立したと伝わる茶師・星野(ほしの)道斎(どうさい)の坐像も紹介している。

 また、1879(明治12)年の第1回製茶共進会で宇治茶製法が特別賞を受賞したことを記念して境内に建立された記念碑の完成予想図「製茶記念碑有志金募集簿」や、「辻利右衛門翁銅像台座設計青図」も展示している。

 2月後半に展示替えし、延べ25件を並べる。3月29日までで、無休。平等院の拝観料が必要。

【 2018年01月14日 10時57分 】

介護予防活動広げて 京都・大山崎でサポーター養成講座

2018-01-15 12:30:26 | 習 learn
 京都府大山崎町の介護予防活動に取り組む「助け愛隊」のサポーター養成講座が12日、同町円明寺の町福祉センターなごみの郷で始まり、約60人が受講した。

 町と町社会福祉協議会が実施している事業で5年目になる。

 町職員らが介護保険制度や町の高齢化の現状を説明し、町内の五つのボランティア団体関係者がそれぞれ高齢者支援の活動を報告した。脳活性化ゲームなどに取り組む「和来隊」の永田芳江代表は「活動を通して自分たちも元気になる。皆さんにも力を貸していただけたら」と呼び掛けた。

 講座は3月までに計4回開き、コミュニケーションや介護技術、低栄養予防などを学ぶ。

【 2018年01月13日 11時20分 】

元なでしこ海堀さんが一日交番所長 京都・向日町署

2018-01-15 12:27:57 | 士 cerebrity
 「110番の日」の10日、京都府長岡京市出身で元サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」ゴールキーパーの海堀あゆみさん(31)が、向日町署の一日交番所長を務め、110番の適切な利用方法をPRした。

 制服姿の海堀さんは委嘱状を竹内敏明署長から受け取った後、同市のJR長岡京駅で「110番の日です」と声を掛けながらチラシやナデシコの種を配った。これに先立ち、女性警察官常駐の「平安なでしこ交番」に指定されている西山天王山交番(同市)を視察。また、同署(向日市)では署員約80人を前に講演し、日本代表での経験や大学に通いながら九州女子リーグの九州ルネサンスで選手兼コーチを務める現在に触れ、変化を恐れないことや自分に限界を決めないことの大切さを語った。

 海堀さんは「街頭活動では久しぶりに会えた人もいて、懐かしい気持ちになった。110番の重要性を伝えられたと思う。今後も地元に恩返ししていきたい」と話していた。

【 2018年01月11日 09時40分 】

障害理由で入居拒否、過半数「ある」 不動産業者調査

2018-01-15 12:25:03 | 護 help
 京都府の乙訓地域の福祉施設などでつくる「乙訓圏域障がい者自立支援協議会」(事務局・長岡京市井ノ内)が実施した同地域の不動産仲介業者への聞き取り調査で、過半数が、単に精神障害や知的障害があるという理由で入居を断る賃貸物件のオーナーや管理会社が存在する、と回答したことが9日までに分かった。同協議会は「入居の実績を積み重ね、偏見を解消していきたい」としている。

 調査は、精神や知的の障害者が地域生活を送る際、住居確保が高いハードルとなっているのか実態を明らかにし、自由な家探しにつなげようと、初めて実施。アパートなどの賃貸物件を扱う乙訓地域の13業者から昨年5~7月に聞き取り、11月に結果をまとめた。

 自殺などで「事故物件」になるとしてオーナーが事前に障害者への物件紹介を断る▽障害者のトラブルがあって以降、オーナーが障害者の受け入れを一切拒否▽精神障害者の入居可能な物件は全体の1割以下-などの回答があり、同協議会は「オーナーや管理会社に障害への偏見や先入観が残っている現状が分かった」とする。

 一方、仲介業者の間では「障害者だからトラブルが多い」との意識があるのは半数未満にとどまった。「件数的には一般の人のトラブルが多い」「ごくまれなケースがオーナー仲間の口コミで伝わってしまうことがある」などの指摘があり、常時連絡がつく相談先や支援者の見守り体制を望む声が目立った。

 調査を担当した同協議会メンバーで長岡京市内のグループホーム所長を務める安西桂子さん(59)は「仲介業者側の敷居が低かったことは大きな発見で選択肢が広がる。支援者の存在をアピールし、オーナー側との接点を増やして理解を広げていきたい」と話す。

 2018年度、調査結果を紹介する講演会を予定する。結果をまとめた冊子を作成済みで、希望者には無料で渡す。問い合わせは同協議会事務局075(954)7939。

【 2018年01月10日 11時50分 】

FB見て下水道に関心を 京都・長岡京がアカウント開設

2018-01-15 12:18:21 | 政 governing
 京都府流域下水道事務所(長岡京市勝竜寺)は、下水道への関心を高めてもらおうとフェイスブック(FB)の公式アカウントを開設した。下水や汚泥処理の仕組みや府内の4浄化センターの情報などを発信している。

 「下水どすえ」と命名。10人ほどの若手職員が中心になってページを編集している。最近では、府が工事を進める地下の貯水施設「いろは呑龍(どんりゅう)トンネル」の配管接続工事現場(向日市鶏冠井町)で昨年11月末~12月初めにかけ、漏水のために工事が中断したことを掲載。復旧工事のため直上の国道171号が6日間、車線規制されたことへのおわびも載せている。

 下水処理時に出るごみを搬出する作業も写真付きで解説しているほか、同センターで先月中旬にあった催しの様子も紹介している。

 同事務所の担当者は「子どもでも親しめるように分かりやすい表現を心掛けている。汚泥の再利用や生活に役立つ下水道の情報などを積極的に公開していきたい」と意気込んでいる。

【 2018年01月09日 16時40分 】

京都の伝統産業施設、人気5位 世界的旅行サイト

2018-01-15 12:15:10 | ブログ Weblog
 京都市左京区の京都伝統産業ふれあい館が、世界的な旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」の「無料観光スポットランキング2017」で国内5位に選ばれた。

 同館は、みやこめっせ地下1階にある展示施設。市指定の伝統産業74品目約500点を紹介している。企画展や職人による実演も繰り広げている。

 伝統産業関連施設が上位に入るのは珍しいという。担当者は「目立つ場所にあるわけではないが徐々に人気が広がった。京都の人に再認識されるきっかけにもなればうれしい」と期待する。

【 2018年01月07日 21時50分 】

目指すは女子競輪界の頂点 京都、新成人坂口楓華さん

2018-01-15 12:11:18 | 式 celemony
 成人の日の8日に各地で新成人が新たな一歩を踏み出す。京都府の乙訓地域にも、昨夏に競輪選手としてデビューした新成人の女性がいる。節目の年を迎え「パワーアップが目標」と目を輝かせている。

 坂口楓華(ふうか)さん(20)。日本競輪選手会京都支部に所属し、向日市寺戸町の京都向日町競輪場を拠点に練習を重ね、昨年7月からレースに参戦している。

 兵庫県稲美町の出身。選手だった父の影響を受け、小学3年で自転車を始めた。中学から地元実業団に所属し、ロードレースの全国大会で優勝も経験した。だが「チームに所属する重みがあるばかり。楽しいと思ったことはなく、ただ自転車に乗っていただけだった」と振り返る。

 高校時代、自転車にのめり込めない姿を心配した父から、競輪場のバンクで行われる「トラックフェスタ」への出場を勧められた。関西各地の大会を巡る中、京都向日町競輪場でのレースで女子の競輪選手と戦って1位になった。「久しぶりに自転車で勝った。『これしかない』と思った」という。長距離レースのロードに対し、競輪は周回するバンクでの短期決戦。父と二人三脚で鍛えた瞬発力が生かせると考え、競輪界の門をたたいた。

 デビュー後で印象に残るのは、昨年11月上旬の千葉県松戸市でのレースだ。体調不良にもかかわらず初日と2日目で1着を飾った。「それまでのレースがダメだったんで、神様がくれたチャンスだと思った」。だが、3日目の決勝では4着に甘んじた。最後の1周、ゴールまでの距離が短くなるコーナーの内側を走ったのに、女子トップクラスの選手にスパートの走力で力の差を見せつけられた。

 女子選手は、陸上やバスケットボールなどからの転向組が多い。自転車の経験では一日の長があるのに、なぜ敗れるのか。「結局、技術はあっても筋力が足りない。あと一踏ん張りができず最後に抜かれている」と説明する。

 今年、トレーナーをしている友人が独立を果たすのを機に、指導を受けるつもりだ。「パワーが付けば強くなれる。本格的に筋力トレーニングに取り組み、体格を変えたい」。成人として迎えた最初の年、見据えるのは女子競輪界の頂点だ。

【 2018年01月08日 11時31分 】