青色パトで子ども守って 大山崎町にライオンズクが贈呈

2013-09-08 12:10:33 | 護 help
 子どもを事故や犯罪から守ろうと、京都乙訓ライオンズクラブは5日、大山崎町に対して青色回転灯を取り付けられるパトロール車を贈り、町役場で贈呈式があった。

 同クラブには、乙訓地域を中心に約40人が所属している。贈呈は創立50周年の記念事業として実施し、町の要望を踏まえてパトロール車に決めた。

 式では、同クラブの谷明憲会長から目録を受け取った江下伝明町長が「子どもたちの安全と安心を守るため、十分に活用させていただきたい」と感謝の言葉を述べた。

 車両は軽乗用車で拡声器を備えており、青色回転灯は取り外しができる。これから京都府警本部長の認可を得て、下校時間や夜間などの定期的なパトロールに利用する。

【 2013年09月06日 11時10分 】

生徒らのびのび演技 西乙訓高で文化祭

2013-09-08 12:04:45 | 祭 carnival
 京都府長岡京市下海印寺の西乙訓高で4日、秋恒例の文化祭が始まった。各クラブが活動の成果を展示したほか、学級ごとに演劇の発表もあり、生徒がのびのびとした演技を見せた。

 ESSクラブは、部員たちが長岡京市の姉妹都市である米国マサチューセッツ州アーリントンを訪問したり、ハワイやロサンゼルスに短期留学したりした体験を報告した。美術部は、部員が力を入れて描いた絵画を展示した。

 ボランティア委員会は、地元の授産施設の利用者が手がけた製品の販売コーナーを設けた。保健委員会は、ペットボトルのキャップを集める活動をPRした。

 体育館では2年生の各クラスが演劇を発表した。熱演に対して会場から拍手が送られた。

 同高の文化祭は5日まで催される。乙訓高も4日に始まり、6日まで開催する。向陽高は10~12日に開く。

【 2013年09月05日 10時15分 】

福祉施設中心に検討 大山崎の旧庁舎跡地売却で町長方針

2013-09-04 15:19:19 | 政 governing
 京都府大山崎町の江下伝明町長は3日、売却する旧庁舎跡地について「急速に進行している高齢化によるニーズに応えるため、福祉施設を中心に跡地利用を考えている」と表明した。町議会9月定例会の一般質問で答弁した。

 江下町長は「町民に少しでも利益還元できる公共的な施設で、地元雇用の面からも一定の効果があるものが望まれる」とし、跡地には福祉施設が好ましいとの認識を述べた。

 宅地化や企業誘致などについては、旧庁舎跡地が町の計画上では公共性の高い施設を集約する地域であることを説明したうえで、難色を示した。

 売却の方法は、入札参加者からアイデアを募る「公募型プロポーザル方式」の採用を検討していることを明らかにした。

 町は本年度一般会計当初予算で旧庁舎跡地の売却益1億2千万円を計上しているが、今後は不動産鑑定を実施して詳細な価格を決定するとしている。

乙訓高の藤岡さん喜び報告 高校総体・新体操種目別V

2013-09-04 15:17:45 | 士 cerebrity
 8月に開かれた全国高校総体(インターハイ)の新体操女子個人の種目別フープで優勝した乙訓高3年の藤岡里沙乃さん(17)=京都府長岡京市長法寺=が2日、同市役所を訪れ、小田豊市長に結果を報告した。

 藤岡さんは長岡中の出身。幼少時から新体操を始め、中学校や高校では全国規模の大会で上位に入る好成績を挙げてきた。今夏の高校総体はフープで優勝、個人総合でも3位に輝き、京都府のスポーツ賞を授与された。

 金メダルを首にかけた藤岡さんは「見ている人たちに喜んでもらえる演技を目標に練習してきた。総合優勝できなかったことは悔いが残るけど、演技後の歓声が心に響いた」と笑顔で話した。

 小田市長が「長岡京市の誇り。世界を視野にやっていただきたい」と激励すると、「大学でも続けたい」と抱負を語った。

【 2013年09月03日 11時10分 】

子ども朗読劇「竹取物語」稽古始め 11月に上演

2013-09-04 15:15:52 | 創 creation
 11月の「古典の日」イベントでの上演に向けて、乙訓にゆかりの深い竹をテーマにした古典文学「竹取物語」を題材にしたオリジナル子ども朗読劇のワークショップが1日、京都府長岡京市天神の市中央公民館で始まった。

 府の次世代文化継承・発展事業の一環として、府長岡京記念文化事業団と府が催す。文化事業団によると、西山連峰に竹林が広がり、長岡京の都が置かれたことから、乙訓の歴史風土にふさわしい題材として「竹取物語」を選んだ。

 公募で集まった向日市と長岡京市の小学生14人が、「竹の都・長岡京の子ども朗読劇~竹取物語(かぐや姫)~」に向けて練習を重ねる。

 1回目のこの日、人形劇や演劇に携わってきた神門(ごうど)康子さん(59)=宇治市木幡=と、子どもへの文化普及事業や野外活動に力を入れる長岡京市のNPO法人「おとくにパオ」メンバーが講師役となった。

 「パオ」メンバーが、竹取物語をまず原文通りに朗読したり、現代風のセリフを交えてストーリーを紹介した。子どもたちは、「かぐや姫は、ものすごくきれい」などイメージを語ったり、立ち上がって貴族の動作などを表現した。

 神門さんは「竹取物語は、月から見ると人間の世界はどう映るのかを表現しており、非常に奥行きがありおもしろい。子どもたちの生き生きとした反応や言葉を、朗読作品に生かしたい」と話している。

 朗読劇は、11月2日に長岡京市が市中央公民館で催す古典の日記念イベント「むかーしむかしの世界に行こう!」の一環として上演する。

【 2013年09月02日 09時45分 】

夏休みの頑張りずらり 第2向陽小で図工展

2013-09-02 00:41:43 | 会 party
 児童たちの夏の思い出と頑張りが詰まった作品が、ずらりと並んだ。

 向日市物集女町の第2向陽小で30日、図工展が開かれ、児童568人が夏休み中に手がけた工作や自由研究が体育館に飾られた。

 小学校の2学期は28日に始まった。同小では児童の成果を見てもらおうと、保護者や地域住民にも開放して図工展を催した。

 自由研究では夏の草花や鉱物の採取、サワガニの観察、日本の毒蛇の調査、戦争に関する新聞記事のスクラップなど、児童が幅広く関心を持っていることを示す作品が並んだ。

 工作では飲料水の空き容器で作った東京タワーや大正時代の京都駅の模型、世界遺産登録された富士山の切り絵などを展示。小学校生活の思い出を絵と文でつづった6年生の本もあり、児童が今後の参考にしようと作品を観賞し、保護者らが熱心に見入っていた。

 市内6小学校の児童の作品を飾る「小学生夏休み作品展」は9月6~8日、寺戸町の市民会館で開かれる。

【 2013年08月31日 12時23分 】

富士山、安土城作った! 長岡京で夏休みの児童作品展

2013-09-02 00:40:07 | 創 creation
 京都府長岡京市の小学生による夏休みの自由研究と工作の中から、優秀な作品を展示する「第24回長岡京市小学生アイデア作品展」が31日、同市天神4丁目の市中央公民館で始まった。独創的な発想や地道な積み重ねで仕上げた作品が並び、訪れた人たちを感心させている。

 市教育支援センターが市内の10小学校から作品を募り、毎年開催している。今年は工作117点、自由研究62点が出展された。

 工作では、約900個のペットボトルのキャップを並べて描いた富士山が来場者の注目を集めていた。ほかにも、新聞紙を丸めた小さな材料を組み立てた安土城、自分で計算して300分の1の大きさで作った「宇宙戦艦ヤマト」の模型など力作がそろっている。

 自由研究では、市内の避難所に指定されている施設を調べたり、自分で毎日作った弁当を写真と感想を付けて紹介するなど、児童が時間をかけて取り組んだ作品が展示されている。

 1日も午前10時~午後4時に開催している。無料。

【 2013年09月01日 10時00分 】


店主が先生「まちゼミ」 開講へ研究会 長岡京 先進事例学ぶ

2013-09-02 00:38:09 | 習 learn
 京都府長岡京市の長岡中央商店街振興組合は29日、商店主が商品知識やノウハウを生かして消費者に講義する「まちゼミ」の研究会を同市開田の市立産業文化会館で開いた。商店街活性化策の一環で本年度中の開催を目指しており、参加者は先進事例である愛知県岡崎市の商店街関係者から取り組みを学んだ。

■顧客獲得、活性化へ

 まちゼミは岡崎市の商店街が2002年に始めた。各商店が消費者の生活上の困りごとや関心に応えるテーマで講義を開き、消費者とつながりをつくることで来店に結びつける。現在は全国の75地域で実践されている。京都府内では長岡京市が初めての事例となる。

 この日の研究会は「岡崎まちゼミの会」の松井洋一郎代表を講師に招き、書店や美容院、スーパーなどの店主や市商工会職員、市職員ら13人が参加した。

 松井代表は「まちゼミはお客の満足や幸せ、商店の新規客や売り上げの増加、街のにぎわいづくりの『三方よし』につながる」と強調。化粧品店によるメーキャップ教室や文具店による初心者向け万年筆の講座などの事例を挙げ、売り上げや固定客獲得につながるなどの成果を紹介した。

 同組合の中小路貴司理事長は「徐々に参加店舗を増やし、いずれは商店街の全店舗で展開して、各店舗にお客を呼び込みたい」と意気込みを話した。

【 2013年08月30日 08時30分 】

どろんこドッジ、大山崎で秋の陣 16日、参加チーム募集

2013-09-02 00:37:02 | 会 party
 「天下分け目のどろんこドッジボール大会in大山崎」と名付けて、田んぼでドッジボールをするイベントを京都府大山崎町商工会青年部は9月16日に開催する。豊臣秀吉と明智光秀が戦った山崎合戦の舞台である天王山のふもとで、熱戦を繰り広げる。参加チームを募集している。

 商工会の創立20周年を記念して、初めて企画した。将来的には全国規模のイベントを目指しているという。

 中学生以上の大人の部(10チーム)と小学生の部(5チーム)があり、1チーム10人まで登録できる。

 出場できるのは6人で選手は自由に交代でき、1試合は8分。ボールはソフトバレーボールを使う。リーグ戦で予選を行い、上位2チームによる決勝戦で優勝を決める。

 同町円明寺の名神高架下にある多目的広場南側の田んぼが会場となり、広場に着替えや体を洗う場を設ける。

 参加費は1人500円(保険代を含む)。服装は原則自由だが、安全のため素足での参加は禁止する。

 締め切りは9月9日午後5時まで。申し込み多数の場合は抽選。問い合わせは町商工会TEL075(956)4600。

【 2013年08月29日 13時05分 】

長岡京の木ノ下さん、柔道73キロ級4位 聴覚障害者五輪出場

2013-09-02 00:34:46 | 士 cerebrity
 京都府長岡京市一文橋の会社員、木ノ下寿さん(25)が、今月初旬にブルガリアで開かれた聴覚障害者のオリンピック「デフリンピック」の柔道73キロ級に出場し、4位に入賞した。微妙な判定でメダルを逃しただけに悔しさが募るが、「もう一度体を鍛え直す」と4年後の雪辱を期している。

 木ノ下さんは高校時代に柔道を始め、社会人になってからも京都市伏見区の「伏見青年の家柔道部」で技を磨いている。生まれつき耳が不自由ながら、健常者に混ざって練習を積み、めきめきと上達。昨年9月には南米ベネズエラで開かれた世界ろう者武道選手権大会の柔道73キロ級に出場し、4位に入った。

 デフリンピックは4年に1度開かれる聴覚障害者のスポーツの祭典だ。木ノ下さんは優勝を目標に掲げて臨んだ。一本背負いや背負い投げを武器に勝ち進んだが、準決勝で敗れ、3位決定戦でトルコの選手と対戦した。

 試合は双方譲らず延長戦に突入。1度は一本背負いで「有効」を取り、勝ったかに思えたが、ビデオ判定で取り消され、最後は内股で一本取られた。

 「もう少し自分が強かったら」。1カ月近くたった今も無念な気持ちは消えない。それでも「メダルにもう一度挑戦したい気持ちがある。当分は筋力トレーニングに力を入れたい」と再起を誓う。

 大会では他国の選手の恵まれた競技環境も知った。「国の支援が手厚い。うらやましい」。日本人選手は出場に際して費用の一部を自己負担した。「国内でデフリンピックがあまり知られていない。知名度を上げることで支援の拡大につながれば」と情報発信にも力を注ごうと考えている。

【 2013年08月29日 13時02分 】