いつまでも幸せでね

一昨日の夜、今日は軽く外食でも～♪ と出かけたら、
交差点に、オオカミが～！
よく見たら、バカでかいシェパードで、尻尾をたらしています。
誰が見たって道に迷って困りきった様子。
根っからの動物好きなので、放っておくわけにはいきません。
車を寄せて窓を開けて呼びかけてみると、近づいてきました。
いろんなシェパードを見たことがありますけど、あんなに大きいのは初めて！
でも、優しくて悲しそうな目からは、いまにも涙がこぼれそう（←私の思い込み）
背中にキズを負っているのにも気付きました。
しばらくは、交通のジャマにならないように、うちの車に引きつけておいて、
（さすがに抱きしめるのは躊躇しました）
飼い主が探しに来るのを待ったけれど、誰も来ません。


交通量の少ない交差点だから良いようなものの、車はみんなよけて徐行だし、
通行人や自転車の子たちは、犬の大きさにびっくりして迂回するしかないし...。
うちに保護したくても、うちには先住の犬がいます。
やっぱり道に迷ったか捨てられたかで、けっきょくうちの一員になった中型犬が。


しかたないので、ともかく地域のお巡りさんに電話しました。
ここが田舎の良いところ。派出所のお巡りさんとは顔なじみです。
しばらくしてパトカーと彼の自家用車と2台で来てくれました。
彼は当直じゃなかったみたい。わるかったわ。
引き取って行くときに、彼に言われたんですよね。
「3日して飼い主が引き取りに来なかったら、保健所で処分するしかないんです」
ああ～！　なんという無慈悲な！　いつになったら、こんな残酷が改まるの？！
安楽死なんてウソですよ。　無理やりガス室に入れられて、苦しみながら死ぬのよ。


大きな、優しい目をしたシェパード君は、悲しいほど従順に
パトカーに乗って行きました。


さて、それからは、私たちは、いっしょうけんめい飼い主探しです。
明くる日は心当たりの数軒に電話したり。
でも、私は透析に行く時間になってしまって、後ろ髪を引かれる思いでクリニックに。
透析中も相棒とメールで相談したりしたけれど、考えると悲観的になるばかり。
老犬みたいだしケガしているから、捨てられたのかもしれないと思ったり、
保健所に送られるまでの残り時間を、つい計算してしまったり... 。


3時間半くらい経過した頃、ふとメールに気付いて見てみると、タイトルが
「シェパード犬は無事に飼い主の元」！！！
なんと、あの交差点の近くの動物病院から逃げ出した犬だったそうです。
ケガの手術のために預かっていたのが、不注意から逃げ出したので
飼い主に報告して、たぶんその方が警察に届けて再会したんでしょうね。
そのメールの時点で、すでに手術も済んで療養中、ということでした☆
もう、メールを読みながら涙が止まらなかったわ。よかった～！！！


今回は不注意からの迷子だったし、無事に飼い主と再会できたけれど、
我が家の一員になっている犬の場合は、3ヶ月くらいチラシ配ったり新聞に出したり
色々したけれど飼い主は引き取りに来ませんでした。
ついでに、いま横で太平楽に眠っている猫も、生後すぐに捨てられていた仔です。
そういうことに対して、嘆いているだけで良いのかな？と、いま考え中。

スタートの気分

何ということも無いけれど、一応はゴールデンウイーク
という数日間が過ぎ、平日のスタートです。
さっそく近日中にしないとけないこと色々を書き出したりして。


受け持ち仕事は今はヒマなんですけど、今月は決算があります。
うちは4月末締めにしているのでね。
そして、大きな声では言えないけれど、私はいつも
一年分をこの時期にまとめて記帳して、ドドド～ッと決算まで持って行くので
まずは領収書の整理から、と思うと、スタート時点はうんざりなんです。
でも、ゴールデンウイークの後に気を引き締めるには、ちょうど良いかもしれません。


透析に入る数年前、体調が悪いことが続いて、
それも、どうもこの季節に悪化して入院とかが二年続いて、申告が遅れて、
青色の承認申請をし直さなければならなくなったことがあるんですよね。
懲りたので、せめて5月中には決算書を仕上げなければ...と。


開業したのは私が20代最後の年だったんですよ。
請求書も領収書も、私は書き方を知らなかった
記帳は、税務署に相談に行ったら、まずは簡易帳簿というのを勧められて、
実に親切に教えてもらってスタートしました。
でも、黒字になったら税金をどっさり払わされるなんて、知らなかった！
知らないから、いつも一緒に徹夜していたスタッフと慰安でディズニーランドに行ったりね
はい、その年の税金は借金して払いました。
愚かだったけど、充実した楽しい日々だったな～。。。


その次の年度から20年位は税理士さん任せだったんですよ。
仕事を縮小して、経理も自分でするようになったのは50歳過ぎてから。
簿記の本を一冊読んで、記帳の概念から勉強しなければならなかったけど、
まあ、なんとかなりましたね。で、今に至る。
あら、なんで、こんなこと書いたのかしら～？
5月のはじめはいつも、開業した頃を思い出すんですよね。


ということで、私にとって、年度始まりは5月！なんですよ。
今年もなんとか、スタートです。

光陰矢のごとし

きのうは夕方から、すぐ近くの海岸に行きました。家族＆友人夫婦と。
一時間くらい前から食材調達に先行していた相棒とチビ１は、その時点で
アイナメの赤ちゃん（？！）一匹しか釣っていなかった（笑）
まあ、そこはいつものお約束で、肉その他を持って行ったから、
もしも釣果ゼロでも心配無し。
私は、お昼に親しい酒屋さんで仕入れたお酒一本とお猪口だけを持って（ヘヘ・・）


道路から海岸に降りるのが急坂で、これが私には難しいんですよね。
相棒はチビに釣り方を教えるのに夢中だし、どうしよう・・と思っていたら、
息子に「ぜったい、一人で下りるなよぉ！」と言われて、　
... 老いては子に従う（アハハ・・）
けっきょく「転ぶとめんどうだから、おぶるほうが早い」と言う息子に背負われて、
いやぁ・・・光陰矢の如し...　と思ったわ～☆
この息子が水疱瘡になったとき、布団に寝かすと痛がって泣くから、
ずうっとおぶっていたのよね～... なんて。
ひょろひょろしていた息子が、いつの間にか、肩幅がっしりになっちゃって～。
反対に父親のほうは働き詰めのスネかじられ詰めで、一回り小さくなった感じ。
みんなに言わせると、私がさんざん心配かけたからだということだけど


明日は、え～と、40回目の結婚記念日。
ん？ 結婚した次の年からを数えればいいのよね？
まあ、一緒に暮らし始めたのはその2年近く前だから、数え方なんて意味ないけど。


昨日の写真（ヘタな写真）をちょっと載せましょう。
近所の人しか行かない海岸なので、貸し切り～♪
あ、追加の釣果は、一応私が投げたエサに喰い付いたキス一匹だけ。
でも、網焼きの横で、アイナメもキスも野菜たちも天婦羅になって、
おいしかった～！
素晴らしい鱗雲の空が紺色に変わった後は、ちょうど半分の月が笑っていたけれど、
チビたちが眠っちゃう頃には月も雲に隠れてしまいました。