透析だって、だって、だって♪

腎不全末期の不安からブログを開始、
いまは透析を受けながら、かなり元気で自由を満喫の日々

いずれ行く道

2007-02-27 | 腎不全・透析・通院
昨日は54回目の透析でした。
とくに問題無し。
あいかわらず返血のときに動悸がして血圧が上がっただけです。
先日のレントゲンで、心胸比は50.4だったそうで、
少しずつ小さくなっているようです。


隣りの、ちょっと耳の遠い女性とスタッフの、軽く噛み合ない会話が
下手なコメディーより面白いです。
つい笑ってしまう。いつもマスクしていて良かった~。
そうそう。昨日はクリニックに車で近づいた時に、
透析仲間の高齢の女性がパジャマ姿で道の反対側を歩いていて、
びっくりしました。
私の透析が始まっても席に帰って来ないので、
だんだん心配になって(野次馬?)スタッフに言ってみたら、
転んで頭を打ったので、すぐ近くの病院に検査に行ったとのこと。
しばらくして帰って来て、異常なしとのことだったのでホッとしました。
お年寄りを見ると、「いずれ行く道」という言葉が頭をよぎる今日この頃です。
晩年に入院生活が長かった父に、もっと頻繁に会いに行って、
ああすれば良かった、こうすれば良かった・・・と、
取り返しのつかない思いも混じります。
右隣のおじさんの悪態にはウンザリしますけど・・・。


舌の変な味の原因を探る第一歩として、昨日の夜から
カルタンを飲むのを止めています。
そして明日は血液検査。
原因が分かることと対処法があることを祈っているのですが・・・。


もう完全に春の陽気です。
散歩道では咲き始めた桜を見ることもあって、びっくり。
その散歩で、ちょっと距離を伸ばしたら、悪い方の膝を痛めてしまいました。
数日は行かれません。ガッカリ。
やっぱり歩くのは無理があるとなると、運動方法をまた考えなくては・・・。




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気になること

2007-02-24 | 腎不全・透析・通院
昨日は53回目の透析日でした。
水曜透析前血液の検査結果が出ました。前回と大差ありません。
・総タンパク…6.5
・アルブミン…3.8
・尿素窒素…65.1
・クレアチニン…6.9
・尿酸…6.6
・ナトリウム…139
・カリウム…5.0
・クロール…101
・カルシウム…8.9
・リン…4.2
・血清鉄…106
・赤血球…371
・Hb…11.7
・Ht…36.9
・血小板数…14.9?
?----------
どうやら、止まっていたエポジンが
750(週1回)だけ、また入れられるようです。


最近 気になること-1
もうず~っと口の中が(舌が)いつも何かの味がしていて
気持ち良くないのです。
強いて説明すれば、塩と生クリームを同時に食べた後みたいな味。
朝だけはこれが無いので、服用している薬のせいだとは思うんです。
一番あやしいのは細粒のカルタンかな?
あとは胃薬のセルベックスくらい。
ここをご覧の方で、同じ経験をした方がいらっしゃったら教えて下さい。
けっこうユウウツなときがあるんです。
カルタンのせいだとして、錠剤に変えれば良くなるでしょうか?


最近 気になること-2
髪の毛が抜けるんですよね。
単に歳のせいかしら?とは思うけれど、
このところ急に抜ける量が増えました。
貧血は改善しているし、たんぱく質も摂っているのに・・・。
抜け毛について調べたら、某サイトに
「睡眠不足は髪にも良くありません」とありました。
夜更かしなので、それかな~?
腎不全のためってこともあるでしょうかね?




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敵は塩分にあり

2007-02-22 | 腎不全・透析・通院
今日(もう昨日)は52回目の透析でした。
前回の反省をもとに、この2日間は水分制限をきっちり。
+1.4kgで行ったので、残っていた500と合わせても1900ccの除水でした。
やればできるじゃない~。
スタッフにも「ほめて下さい」と催促したりして・・・。
でも制限に気を使ったのは塩分で、たいして喉の乾きは無かったんですよね。
増え過ぎたときのことを考えてみると、やっぱり外食が問題ですね~。
だけど、ラーメンとか(笑)家では食べられないメニューに
ときどき無性に引きつけられます。
明日も出かけるので、一食は外食です。
塩分の少ないメニューを選ばなくては・・・。


検尿の結果は、ごく軽い炎症があるということで、
抗菌薬を3日間だけ飲むようになりました。
インタクトPTH、今回は33.18でした! 聞き違いかと思った~。
ロカルトロールは、まだ様子を見ながら週2回で続けるそうです。


私が透析を受ける身になったことを知った友人から
えらく心配したハガキをもらいました。
相棒が看病に明け暮れていると思われていたようです。
けっこう世間を知っている男性なのに。
透析に対する誤解は、深く静かに浸透していますね~。。。




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検査がいっぱい

2007-02-20 | 腎不全・透析・通院
昨日は51回目の透析でした。
今までで最高の増えでした。500の持ち帰り。大きく反省です。
机にかじりついているのは、どうもいけません。
つい冷蔵庫に引きつけられます。
次回はレントゲンがあるので、驚く数値にならないように気をつけないと。
今日は晴天なので、また日暮れ前の犬の散歩には着いて行こうと思います。
少しは汗をかくかな?
もう一つ、次回は検尿があります。
尿量が少ないせいか、排尿時に膀胱が絞るように痛むので
炎症が無いかどうかの検査です。
膀胱炎が元で入院したことがあるので、神経質になっています。


いま手許に三通の紹介状があります。
昨日いただいた紹介状が、整形外科宛てと眼下宛て。
骨密度の検査と眼圧...かな?
一つは、これは私の方からお願いして、先月いただいた歯科宛てのもの。
気が向かなくて、一日延ばしにしています。
腎臓が働かなくなったということは、本当に体中に影響を及ぼすのですね。
でも、こうして検査して調整していけるというのは、有り難いものです。
・・・とはいえ、どれも緊急の検査ではないので、
まずは机上の帳面との勝負が済んでから、ですね。
一緒に梅林の散歩をしようと言っていた友だちも決算期でクタクタで、
「梅が済んだら桜があるさ♪」ということになりました。
写真は散歩道の梅を数日前に撮ったもの。
今日は、もう満開でしょう。


そうそう。インタクトPTHの検査結果を聞いていないのですけど
アルファロールがストップになり、
毎回注射していたロカルトロールが週2回になりました。
とりあえず好転しつつあるのでしょう。


070211


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番外/透析についての記事

2007-02-18 | 腎不全・透析・通院
今朝の(こちら地元の)朝刊の一面トップには例の宇和島の件が載っていました。
そしてローカル記事面には、上記の関連記事として、フィリピンで腎移植手術を受けた
熊本県の男性のことを紹介していました。
その内容については今日話したいことではないので触れませんが、記事の中に
"週3回、毎回5時間というつらい血液透析の日々にも病状は好転せず、
やがて「もう腎移植しかない」と診断された。"  とあります。


”つらい血液透析” ”病状は好転せず”
この記事を書いた記者は、どれだけ透析のことを勉強して(調べて)書いたのでしょう。
まず先に、”病状は好転せず”..........腎不全そのものは透析では好転するわけないですよね。
まあ、他に何か症状があったのかもしれませんが記事では不明です(知らない人は誤解する)。
”つらい血液透析”..........この男性は、よっぽど辛い透析を受けていたのでしょうか。
不運にも、元気になる透析が受けられなかったのですね。


前置きが長くなりましたが、このように透析がとても辛いものだと喧伝されると、
誰に、どのように迷惑かな?と、この頃よく考えます。


まず、これから透析生活を迎える人が怯えます。
私も、かつて少し怯えていました。
幸い私は、病院の先生や本や、ネット上で話を聞けた皆さん(ありがとう!)から、
辛くない透析があることを教えてもらって、前向きに導入に臨めましたが、
そのような機会に恵まれない人は、怯えて、
なかなか透析開始を承諾しなかったりします。
入院中の隣室の人がそうでした。悲愴な家族との会話が何日も続きました。
(耳が遠い人だったので、皆が大声で、丸聞こえ)
担当医師の説得も、”透析は死ぬほど辛いそうな”という思い込みの前には無力に近く、
けっきょく、ある夜、緊急でICUに移動。初めて透析をしたのです。
その後、透析室で顔を見たことがありますけど、穏やかになっていて安心しました。


次に、世間で透析がとても辛いものだと思われていると、
透析しながら仕事をしたい人、とくに就職したい人が困ります。
職場の戦力にはならないと思われて、なかなか思う仕事に就けない人が
大勢いるようです。
たしかに週3回の透析時間の確保は必要です。
でも、夜間透析がかなり普及していますから、
多くの仕事に支障はないのです。
こういうことも、透析を語るなら、きちんと伝えてほしいですね。


ただ残念なことに、透析と一言に言っても、内容が施設によってピンキリであるという現状が
問題として横たわっているのは事実です。
本物の夜間透析が受けられる施設が少ないことも事実です。
こういうことこそ、今、マスコミが問題提議してくれたら、と思います。


つい長いおしゃべりになりました。
天気の悪い日曜の独り言は、長くなります。 

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