透析だって、だって、だって♪

腎不全末期の不安からブログを開始、
いまは透析を受けながら、かなり元気で自由を満喫の日々

いつまでも幸せでね

2009-05-09 | 日々の暮らし
一昨日の夜、今日は軽く外食でも~♪ と出かけたら、
交差点に、オオカミが~!
よく見たら、バカでかいシェパードで、尻尾をたらしています。
誰が見たって道に迷って困りきった様子。
根っからの動物好きなので、放っておくわけにはいきません。
車を寄せて窓を開けて呼びかけてみると、近づいてきました。
いろんなシェパードを見たことがありますけど、あんなに大きいのは初めて!
でも、優しくて悲しそうな目からは、いまにも涙がこぼれそう(←私の思い込み)
背中にキズを負っているのにも気付きました。
しばらくは、交通のジャマにならないように、うちの車に引きつけておいて、
(さすがに抱きしめるのは躊躇しました)
飼い主が探しに来るのを待ったけれど、誰も来ません。


交通量の少ない交差点だから良いようなものの、車はみんなよけて徐行だし、
通行人や自転車の子たちは、犬の大きさにびっくりして迂回するしかないし...。
うちに保護したくても、うちには先住の犬がいます。
やっぱり道に迷ったか捨てられたかで、けっきょくうちの一員になった中型犬が。


しかたないので、ともかく地域のお巡りさんに電話しました。
ここが田舎の良いところ。派出所のお巡りさんとは顔なじみです。
しばらくしてパトカーと彼の自家用車と2台で来てくれました。
彼は当直じゃなかったみたい。わるかったわ。
引き取って行くときに、彼に言われたんですよね。
「3日して飼い主が引き取りに来なかったら、保健所で処分するしかないんです」
ああ~! なんという無慈悲な! いつになったら、こんな残酷が改まるの?!
安楽死なんてウソですよ。 無理やりガス室に入れられて、苦しみながら死ぬのよ。


大きな、優しい目をしたシェパード君は、悲しいほど従順に
パトカーに乗って行きました。


さて、それからは、私たちは、いっしょうけんめい飼い主探しです。
明くる日は心当たりの数軒に電話したり。
でも、私は透析に行く時間になってしまって、後ろ髪を引かれる思いでクリニックに。
透析中も相棒とメールで相談したりしたけれど、考えると悲観的になるばかり。
老犬みたいだしケガしているから、捨てられたのかもしれないと思ったり、
保健所に送られるまでの残り時間を、つい計算してしまったり... 。


3時間半くらい経過した頃、ふとメールに気付いて見てみると、タイトルが
「シェパード犬は無事に飼い主の元」!!!
なんと、あの交差点の近くの動物病院から逃げ出した犬だったそうです。
ケガの手術のために預かっていたのが、不注意から逃げ出したので
飼い主に報告して、たぶんその方が警察に届けて再会したんでしょうね。
そのメールの時点で、すでに手術も済んで療養中、ということでした☆
もう、メールを読みながら涙が止まらなかったわ。よかった~!!!


今回は不注意からの迷子だったし、無事に飼い主と再会できたけれど、
我が家の一員になっている犬の場合は、3ヶ月くらいチラシ配ったり新聞に出したり
色々したけれど飼い主は引き取りに来ませんでした。
ついでに、いま横で太平楽に眠っている猫も、生後すぐに捨てられていた仔です。
そういうことに対して、嘆いているだけで良いのかな?と、いま考え中。




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