たかしの啄木歌碑礼賛(続)

啄木歌碑およびぶらぶら旅

盛岡 ”桜満開”

2021年04月16日 | ぶらりぶらり

盛岡は今、桜が満開です。今朝(4月16日)は早く起きて桜を見て来ました。

 

① 裁判所の石割桜       国指定記念物(天然記念物)

 

 

石割桜は、盛岡藩の家老・北家の屋敷跡にある。庭石の割れ目に桜の種が飛んできて芽を出し、成長とともに石の割れ目を押し広げていったと言われています。石は花崗岩で周囲が21.0m、桜はエドヒガンで、樹齢は350~400年以上と推定されます。石の割れ目は北側・南側共に少しずつ広がっているようです。大正9年(1920)国の天然記念物に指定されました。昭和7年(1932)すぐ側にある裁判所が燃えた時、庭師藤村は着ていた半纏で木を濡らし、石割桜の幹にふりかかる火の粉を消したというエピソードがあります。

 

② 龍谷寺のモリオカシダレ     国指定記念物(天然記念物)

 

境内にある白色のシダレザクラは、大正9年に国の天然記念物調査委員の三好学博士により発見された新種でエドヒガンオオシマザクラの雑種です。樹性はシダレ性で、シダレヒガンに近く、葉形はソメイヨシノに近い。幹・葉・花の外形がソメイヨシノに似ているが、枝が垂れていること、花の色が白いことが特徴で、幹から直接花を咲かせる姿は、ソメイヨシノとは異なる美しさがあります。龍谷寺は石川啄木の母方の伯父、 葛原対月が住職だったお寺です。 対月の弟子であった啄木の父・一禎が啄木の母カツが結ばれたのもこの寺でした。 少年時代の啄木はしばしばこの寺を訪れ、 伯父の対月から詩歌の手ほどきを受けたといわれています。

 

③ 愛宕町のベニシダレ   盛岡市指定記念物(天然記念物)

 

愛宕町のベニシダレ(天然記念物指定 昭和42年11月22日)盛岡市付近に植栽されるベニシダレのうち最大である。ベニシダレは個数は多くはないが、ほかには下米内の田鎖邸にも植栽されている。当ベニシダレは主幹に空洞があり、自動車の排気ガスの影響が心配される。1972年の測定によれば、樹高7m、根本径0.71m、枝張り7.9m、樹齢は庭木として植栽されているので肥大は小さいが年3.5ミリメートル肥大するとみて、220年生前後と推定される。中央公民館前信号脇にあり、交通量の激しいところになので、心配です。

 

④ 本誓寺のホンセイジシダレ    盛岡市指定記念物(天然記念物)

 

 

この木は「ソメイヨシノ」と「シダレヒガン」の雑種と考えられます。特徴はソメイヨシノと比べて花の各部が小さいこと、葉季性(花より葉が早く開く)、シダレ性(枝が垂れ下がる)の3点です。ソメイヨシノに比べ、花の各部が小さく、葉季性のものを「シラタキザクラ」と言いますが、シダレ性のものは極めて稀な品種であったため、生育地を記念して「ホンセイジシダレ」と命名されました。開花の季節には清楚な花を咲かせます。平成15年(2003年)の測定によれば 樹高6.0m、目通周1.1m、樹齢80年と推定されます。

 

⑤ 法華寺のモリオカシダレ  盛岡市指定記念物(天然記念物)

 

 

法華寺のモリオカシダレ (天然記念物指定 昭和55年4月1日)この桜は「シダレヒガン」と「オオシマザクラ」の雑種で、樹齢50年~60年と推定され、今後百年は現状維持できるものと推定される。市内名須川町龍谷寺のモリオカシダレは(国指定)現在生育は多少回復してきているが、老化が著しいので、その後継樹として最適のものである。昭和62年(1987年)測定によれば、樹高6.3m、根元の幹囲1.85m、胸高の幹囲1,53mである。枝張りは東西へ13.7m、南北へ11.9mである。龍谷寺のものに比較して、花が大きく、オシベに徴毛がある点で多少異なっている。

 

⑥ 岩手大学構内の桜

 

⑦ 岩手大学図書館前の桜

 

⑧ 岩手大学旧農学部門前の桜

 

⑨ 高松の池の桜

 

高松の池には数羽の白鳥が泳いでいました。

 

 ⑩ 岩手公園の桜

 

 

⑪ 西松園二丁目バス停前の一本桜

 

 

 

 


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