武久塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

状況

2019-09-25 09:44:40 | 武久の視線


44歳、働いていた頃の私は体重(95㎏前後)の割には
そんなに血圧が高い状態ではなかった
薬を飲まなければならない状態ではなかった

お酒は付き合いがあれば飲む程度、タバコは1日20~40本くらい
仕事はアルミの鋳造(自動車部品製造)
勤務体制が4日間日勤―2日間休みー4日間夜勤をくり返すシフトだった

釣りバカだった、休日は用がない限り釣りかパチンコ
特に夜勤明けは眠らなければ3連休みたいなもの

夜勤明けに強壮剤(通常1日1回1錠)のものをデブだからと勝手な理由で
3錠、それを栄養ドリンクで飲む、すると気怠さと眠気が無くなって集中できた

その他にダイエットサプリメント(とうがらし成分入り)を毎食時服用
そんな生活を2~3年ぐらい続けたのだろうか?いや、もっと、、、

今考えてみれば私の場合は、なるべくしてなった脳卒中なのである

働き盛りのあなたへ
「俺は大丈夫!」なんてことは、絶対にありえないことを私は断言いたします。




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勇気

2019-09-20 12:29:43 | 武久の視線


私も現役の頃はそうだったが他人に頼む、他人からやってもらう
それよりだったら多少無理をしてでも自分でやってしまう

これが本来、人間の心理なのだろう
しかし、この心理、プライド、弊害も色々ある

他人にたのめない、、、問題を一人で抱え込む→孤立する
他人にたのめない、、、無理をして痛めてしまう
他人にたのめない、、、おたがいさまが成り立たない

私らもこの生活になり始めの頃は他人に頼むのが苦手だったけれど
最近とみに思うのは
こちらから丁寧にお願いしたら嫌だと言う人はいない、と言うこと

確かにスロープとかハード面のバリアフリーも大切だが
他人にたのむ勇気をもつ、心のバリアフリーもとても大事なことに思う


他人にたのむ勇気をもって、おたがいさまの孤立のない社会を創ろう。



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イベント

2019-09-10 08:42:04 | 武久の視線


支援側は支援を受ける側を
非日常を演出して楽しませようとする

大変ありがたいことだし大変楽しい
しかし考えてみて欲しい、支援を受ける側の人は

普段の日常は不自由さなどから地味な生活だ
その地味さや退屈さの中を自分なりのペースで
自分なりの世界に何かを見つけて生きている

支援側で企画する非日常的なイベントなどは確かに楽しい
がしかし、イベントが終わればまた地味な退屈な日常へと戻る

一般人のように休みごとの娯楽や日常のストレス発散の場は無い
そんな中、感情的には祭の後の淋しさみたいなものにさいなまれる

(よかったなぁ~、楽しかったなぁ、今度、楽しめるのはいつなのかなぁ?)
希望や楽しさが願望となり心を苦しめる場合も私は経験をした

よって私、個人的には
多くの人手を要したり、準備などを要したりする
あまりにも非日常的なイベントなどには参加しないし、好まない。



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訪問介護サービスの風

2019-09-04 09:41:00 | 武久の視線


どんな介護生活であれ、必ずや閉鎖的になります
傍から観て
円満そうに見えるわが家でも無言な閉鎖的時間が流れる場合もあります

介護疲れ心中、、、
是非や、する、しないはとにかく、心理は分かる気はします 

そんな雰囲気は当然、月/1で訪れるケアマネは知る余地もありません 

そのよどんでいる雰囲気に風を吹かせてくれるのは
曜日単位で来てくれる介護サービスの人たちに他なりません

「こんにちは~」いつものようにやって来て
たわいもい会話を楽しみながらも業務をこなし
訪問リハの作業療法士さんなんかには悩み事を相談したり、、、

二人では嫌悪な雰囲気だった家の中に爽やかな風が吹く 
いつのまにか、いつもの我が家の雰囲気に戻っている 

介護とは生活
利用者の生活と関わる訪問介護サービスの風の力を信じてやまない私たちです。


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人の道

2019-09-02 15:33:02 | 武久の視線

支援する方、される方、お世話する側、される側
優劣がどう、上から目線が、、、力関係がどうの、そんなのはどうでもいい

医師と看護師、療法士、介護士、ケアマネと各業者、薬剤師、、、
立場がどうの、言い分がどうの、忖度は、、、そんなこともどうでもいい

児童福祉、警察、ご近所、、、責任のたらい回し、体裁、、、
無くならない虐待死、非力な子どもを守り切れない大人たち


専門職がどうのこうの、障害者がどうのこうの
社会がどうのこうの、制度が、、、人手がどうのこうのとかじゃなく

職業は何であれ、どんな立場の人であれ、原因が何であっても
人としてどうなのか? 理不尽ではないのか?、、、 

人の道としての視線をもち
おかしいことは、おかしいと言え発信する私でいたいと思います。


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