武久塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

難しい言葉

2014-12-28 11:18:41 | 武久の視線
福祉や介護と関わる仕事の人たちの中で、専門的な言葉として使われている
ノーマライゼーションとか尊厳のある介護とかの言葉


それらはさも難しいこと、特別な事の様に聞こえるけれど、、、


支援される介護を受ける利用者と呼ばれる人たちは、なにも特別な人でもない
尊厳とか、その人らしさとか、ノーマライゼーションとか、、、そんなに難しくしないでも、、、


自分ならこんなこと言われたら、こんな風にされたら嫌だな とか
逆にこんなこと言われたら、こんな風にしてもらったら嬉しいな とか

自分の親へならこんな風にしてあげたいな とか


自分だったら、自分の親だったら、、、と言う視点が持てたら
難しい言葉や、難しい考え方をしなくても、自然に答えが出て来るのだと思う




これは普通の実社会でも、ビジネスでも通用すると思う
あれこれ策をねるより、自分だったらこんな風にされたら嬉しいな、自分だったらこんなこと言われたら嬉しい


「もし、自分だったら、、、」の視点、考え方を持てる人間性


他人事を自分に置きかえ「もし、自分だったら、、、」と考えられることがノーマライゼーションや尊厳などにつながる と僕は思う。





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福祉カルテ

2014-12-10 10:44:52 | 武久の視線
僕らみたいな福祉の支援を必要とする生活に、あったらいいなと思う「福祉カルテ」


お医者さんのカルテみたいに、ひと目で支援状況が分かるようなもの
介護度から介護サービス利用状況や、かかりつけ医とか担当ケアマネとかとか、、、書いてある


その家庭の抱える支援を必要とされる項目なども把握できるもの
介護生活とて経済的面、子育て、精神面ケア、介護サービス、、、支援とは複合的なものに思う


各部署の事務的な手続きにおいても、支援家族、支援者の全体像を知るためにも「福祉カルテ」
支援する家庭や個人の全体像をつかめない限り、本当の意味での支援にはならないのだと思う


介護家族の虐待や殺人などの痛ましい事態を回避するためにも「福祉カルテ」を。









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ノーマライゼーション

2014-12-06 11:44:20 | 武久の視線
★ノーマライゼーションとは、、、

「高齢者も障害者も子どもも女性も男性もすべての人々が、人種や年齢、身体的条件に関わりなく
自分らしく生きたいところで生き、したい仕事や社会参加ができる、 そうしたチャンスを平等に与えられる」

“みんなが一緒に”暮らせる社会が“当たり前”だとする考え方をいいます。
(NPOユニバーサルイベント協会HPより抜粋)




今までこのブログで第二被保険者のぼやきみたいなものを書いてきたが、ぼやきは性に合わないし
過去の事をぼやいてもくり返し悔しくなったり空しくなったりもする、だからスタンスを前向きなものとしたい


そこでキーマンになるのは「ノーマライゼーション」と言う言葉


僕がここでぼやいてた中途障害者のプライドや羞恥心に対する配慮、そんな事や
高齢者や認知症の方への尊厳のある介護、子ども、老人への虐待、夫婦間のDV、人種差別、、、


あらゆる人権にかかわる事は「ノーマライゼーション」の意識をもつ事で改善される
1つ1つの問題も大切だが、人々が「ノーマライゼーション」の意識をもつ事が人権問題の万能薬に思う。


僕の自論
人の命を守ってくれるのが医療、人の人権を守ってくれるのが福祉、介護







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