武久塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

2016-05-23 11:54:54 | 武久の視線
人は必ず死ぬ、だからどう生きるかが大切だ、死は絶対なるノーマライゼーション、とか思ってた
このまま老いて死ねるなら自分の家で死にたい、かみさんの手を握り死ねたら、とかとか思ってた


いや、みんなそんな風に穏やかな死に方を望んでる筈
意に反して病死、事故死、死の瞬間も分からぬまま迎えた死、、、様々な死はあるが


死は色んなむかえ方があるのだろうけれど、、、今回の 沖縄の事件 に思わされた


男の欲の処理のため乱暴され、欲が満たされたら命を奪われ、、、
その間の絶望、恐怖、なぜ私が、えっ殺される?、、、推し量る事は出来ない、、、


婦女暴行殺人事件、知らなかったわけではない
理不尽な殺人事件、知らなかったわけではない


今、僕は思う


死は、平等なんかじゃない!
人生を老いれる、と言う事は ただそれだけで幸せなこと 



専門職でもない僕が、必用以上に高齢者や、老いることへの頭を使うのは止めようと思った
どんな状態でも、老いて死ぬぬるは、幸せなこと、と僕は思う。  合掌




(写真撮影 妻 武久利江子)

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クレーマー

2016-05-08 09:37:27 | 武久の視線
団塊の世代の高齢化とか、何だかんだと言われてはいるが
良し悪しは別としても、すでに子の親、お年寄りの子などとしての、モンスター○○なるものが話題になる


すぐにキレる中高年とか、クレーマー○○とかとか、、、そんな時代になりつつある
つまりは患者、利用者とて同じ事


従来の大人しい、してもらってありがたい、文句など言わない、、、そんな患者、利用者は少なくなる
お客意識が強い、プライドが高い、してもらってあたり前、とかくクレームをつける
、、、そんな患者、利用者は増えるだろう


そんな時代の流れに、技術、知識はともかくとしても


言葉づかい、あいさつなどの接遇すらきちんと出来てない施設、職員は、クレイマーたちのいい獲物になるだろう
制度がどうのこうの、業務の質がどうのこうのと言っている前に



職員育成などの経営努力をしない施設などは時代に淘汰される、と僕は思う。
 


(写真 介護ライター 野田明宏)



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