1959年生まれ
2003年(44歳)脳幹出血に倒れ四肢麻痺となる
後、妻の介護、訪問サービスを利用し在宅生活を送る
介護を受ける者として医療や介護、人の心など感じたことを徒然に書く
医療や介護を受けるにあたっての持論「人は体と心とで出来ている」
医療や福祉分野でよく耳にする「寄り添う〇〇」
それってあくまでもケア側の一方的な想いであって
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本当の意味での「寄り添う〇〇」ってものは
患者や利用者との信頼関係が出来ていなければ寄り添うことなどは出来ない
僕がまだ病院でまぶたしか動かず夢うつつ状態だった頃
その頃、妻が看病しながら聞いていたシングルCDがあった
妻が家に帰っている日など見回り来てくれる看護師さんや介護さん
その中の数人はプレイヤーを回して行ってくれた
どんな職業でも、どんな立場でもその人の人柄なのだな、と
今でもその曲を聴くと、病院にいた頃を懐かしく思い出します。
44歳の働き盛りに死亡率の高い脳幹出血に倒れ
1年入院の後、四肢麻痺と言う重度障害者となり帰宅
20年余り妻の介護でベッドの上での生活
マヒしながらも唯一動かせる左手でパソコンを使い日々を送る
今年、夫婦ともに高齢者の域に入り
動けなくとも、こうして夫婦二人で老いてゆけることを幸せに思います
気心知れた訪問リハビリのPTさんに聞かれた
「武久さんの発信って長いですが、歳と共に変わって来た気もちなどあるんですか?」
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僕も考えさせられた
僕が発信を始めたのは4.50代、介護を受け始めて20年、今65、、、
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確かに介護を受けた年数と共に考え方、感じ方が変わったということは
照らし合わせ考えてみたら沢山あるのかもしれないな、と気づかされた
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過去に書いたものを読み返し
大きく気もちが変わったことなどを書くのも必要なことだと思った