武久塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

専門スキル

2022-11-30 11:00:34 | 武久の視線
人間が対象である職業の専門スキル
そのスキルの底辺、基本部分には人間性があるべき

専門知識とて専門技術とて
相手の気もちや痛みを思いやったものであるべき
 by武久塾

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修行

2022-11-29 08:47:04 | 武久の視線
若い頃かじっていた禅の言葉に「只管打坐」と言う言葉がある
ただひたすらに坐禅を組み修行をする、と言うような意味だが

僕は四肢麻痺のこの身体で
ただひたすらに生きてゆくことは、一つの修行だとも思っている 


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武久塾箇条書き

2022-11-27 08:55:43 | 武久の視線


●出来る人が出来ることを
焦らず無理せず持続する、、、優しい未来のために

●人は体と心とで出来ている
体の痛みもあれば心の痛みもある

●どんな立場の人であれ
大切なのは人としてはどうなのか?である

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人として、、、

2022-11-25 08:16:20 | 武久の視線
男の立場、女の立場と言う前に
経営者の立場、社員の立場と言う前に

障害者の立場、健常者の立場と言う前に
患者や利用者の立場、医療職や職専門職の立場と言う前に

あなたは、その人は、人としてはどうなの?と言う話なのだ


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安定した在宅生活

2022-11-23 09:58:41 | 武久の視線
「最後は住み慣れた自宅で安心して、、、」と謳わなくとも
人はみな自宅が好いに決まっている、入院したら退院が待ち遠しいものだ

在宅生活をするにあたっての気がかりなことや心配なこと
家族に負担をかけたくない、、、そんな不安の払拭がネックになるのだと思う

安定した在宅生活を送るには
体の治療やケアなどは大切な要素だが在宅生活に伴う
当人及び介護人の閉塞感や孤立感、ストレスなど心のケアも大切になって来る



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尊厳?いや人権

2022-11-20 08:55:21 | 武久の視線

倒れてから関わるようになった医療や福祉や介護
それらの業界で良く耳にする「尊厳」と言う言葉
僕は尊厳と言う表現に以前から違和感を覚えていた

意識不明の患者にも、重度障害者の利用者にもなった僕
色々な場面で尊厳や尊敬、敬意が欲しいと思ったことなどない
(あなたたちと同じ人間として接して欲しい)とは思ったことはある

あなたが恥ずかしいことは、僕も恥ずかしい
あなたがされて嫌なことは、僕にも嫌なこと
あなたが痛く感じることは、僕にも痛い、、、

ケアを受ける人の感情には、ケアをする人としての配慮が必要
その人の尊厳を守る前に、その人の人権を守って欲しいもの




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主役

2022-11-17 07:21:00 | 武久の視線


病院や施設での立場は患者さま利用者さま、客の気分
自宅で治療や介護サービスを受けると〇〇さん、主役の気分

何かにつけてお客でいると気をつかう
以前、テレビ番組で見た癌治療を受ける若者の言葉に納得した

「病院では他人が気になり落ち着いて出来なかったけれど
自宅ではせかされることもなく落ち着いてゆっくりとトイレが出来る」

病院での主役は医療従事者、施設での主役は施設職員
自宅では、自分が主役でいれる感覚、とは僕も感じる

住み慣れた自宅で最期を、、、と言うよりも
自分が主役でいれる、自宅(在宅)生活で最期を、、、ではなかろうか




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Twitterで

2022-11-15 09:36:42 | 武久の視線

心ノ詩人:武久ぶく
@s9s8IAJ6ms64yZs
·
15s
訪問介護サービススタッフも雑談多過ぎ
しかも、利用者ぬきでスタッフ同士の場合も多々あり
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小柳朋之@トテらぼ。
@koya_sun583
·
1h
「活気のある職場」は悪いことではないが、業務時間中の業務に全く関係のない雑談によるものは悪でしかない
結果残業時間が増えるのは本末転倒、給料泥棒と言われても仕方がない
雑談は休み時間にゆっくりすればいい

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言葉の裏側

2022-11-14 07:17:56 | 武久の視線

「病気になって良かった、色々なことに気がつけて」
「障害が教えてくれた」、、、そんな言葉をすんなり受け取る専門職は多い

しかし、自分の身として考えてみても
病気にせよ障害者にせよ、なりたい人なぞこの世に誰一人としていない

受け入れがたいどうしようもない現実を前にした時
人は葛藤し、折り合いを付け自分の心の中に落とし込むしかない

そんな話を美談として取り上げるテレビ番組など
一般の人なら致し方ないのだろうが、専門職の人ぐらいは
患者や利用者の絞り出す言葉の裏側にあるものを理解しておいて欲しい





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バチかぶる

2022-11-13 08:02:57 | 武久の視線

鶴岡の方言に「バチかぶる」と言うのがある
良からぬことをすると後に罰を被る、と言った意味なのだが、、、

小学の頃、クラスのひょうきん者だった僕は当時の公害問題を
「みなまたびょぅ~」と手足をくねらせ障害者のマネをギャグにしていた

その記憶は大人になってもイケナイ記憶としてかすかに残っていた
四肢麻痺の眠れぬ夜に病院の天井を見上げ、ふとそのことを思い出していた

(バチをかぶったのだな)と確信し、妙に納得したことを覚えている






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