武久塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

生死観

2015-09-30 09:57:13 | 武久の視線
僕は脳幹出血の後遺症で四肢麻痺の障害者になり、死とか生きる事について考ええるようになりました



病に倒れなければ、製造業で釣りバカのやんちゃ親父路線を
楽しさの追求に生きていたと思います、それは、それなりに幸せなのだと思います


人はみな必ず死ぬ、人は必ず老いる、だから今、自分はどう生きたいのか?




僕は人の生き死になんかとは無関係な、ただの工員でした、が


人間の生き死にや、老いと接する事の多い、医療や介護の仕事を選んだ方でも
自分もいつか死ぬ、自分もいつか老いる、自分もいつか他人の世話になる、などと考えられる人は少ないみたいだ


医療従事者、介護従事者の方でさえ
「あたしは他人の世話になるまで長生きしなくていいわ」とか「他人にシモの世話してもらうなら死んだ方がましよ」とかとか


きっちりとした生死観も持たずに仕事をしているのが解せません
だったら なぜ? 生き死にに接する事の多い職業を選んだのでしょうかね?


自分が不治の病にかかり治療や看護されたり、自分が老いてトイレ介助や入浴介助などの介護を受けたりして
一番、葛藤するのが医療従事者、介護従事者である場合が多いだろう、と僕は思う

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同じ人間

2015-09-24 12:56:25 | 武久の視線
介護サービス、、、利用者がお客様、、、そんなヤボな事は言わない

ただ、自立支援せよ、介護施設にせよ、介護サービスにせよ、支援者や介護者と対等でありたいだけ
高齢者の障害者の、虐待だの、幼児扱いだの、なぜに対等な人間として扱ってはくれないのだろう


中途障害者はある日を境に、プライドも羞恥心などもある社会人から、お世話される弱者へと一変する
支援される、お世話されると言う事は、プライドも羞恥心も持てなくなるのが、今の福祉、介護の現状


別に高齢者にせよ、障害者にせよ、チヤホヤされたり、特別扱いされたい訳ではない
ただ、普通に普通の人間として、あなたたちと同じ人間なのですよ、と伝えたい


こんな事をあえて発信しなければならない程の、今の介護業界なのだ
2025年、団塊の世代が後期高齢者となる時代


そんな時代に、今のあてがう、管理する、支援者本位、介護者本位などなどの介護業界は時代に淘汰される

のぞいて欲しいブログ地獄からこんにちわ
僕と同じくある日を境に、何もかもが一変してしまった四肢麻痺の方のブログ

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福祉未来形

2015-09-17 12:29:46 | 武久の視線
僕が塾長として参加する事になった ふらっと塾
介護従事者を中心とする場に、利用者視線と言うか


介護される者として+僕の感性+僕の人間性+僕の福祉に対する考え方、、、などを加味されて塾長になった
利用者の、ユザーの声のとどかぬ現在の介護保険サービスには、もう何も言うまい語るまいと心に決めていた僕だった


僕の福祉学習「心の授業」を軌道にのせてくれた相棒の紹介で一人の男に会った


福祉、介護、経営、人材育成、地域の未来、、、熱い男だった
現在の介護保険、介護サービスなどに幻滅、無気力だった僕の心に火がついた


この人、この人が選んだスタッフとなら共感しながら、僕の視線を活かしながら、地域福祉の未来を創ってゆけるのでは、、、と
頭の固い、プライドが高い、施設側本位、支援者側本位などなどの、現在の介護保険従事者に毒づいてても空しくなるだけ


これからはふらっと塾と共に、地域の福祉未来形を求めて、人を育て、切磋琢磨しながら、新しいものを生み出してゆこう と思えた僕らでした。

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今、思えば、、、

2015-09-10 17:32:35 | 武久の視線
介護度5の僕は在宅生活が始まって以来、訪問入浴を利用している
障害者になって十数年、陰部を他人から洗ってもらっている


4.50の男が陰部を他人から洗ってもらう、どんな身体になっても恥ずかしくない訳がない
いや、たとえ高齢者の方でも、入浴介助で恥ずかしい思いを抱く方は、居るのかも知れない


しかし、介護サービスを利用すると、規則のように同性介護を押しつけられる場合が多い
男が、男から陰部を洗ってもらう、僕にとってはとても恥ずかしい事だった


結局、その当初は年配の女性職員から陰部を洗ってもらうことで落ちついた
しかし、なぜ?訪問入浴を利用した時点で、妻も僕の介護で家に居たのだから


陰部洗浄が男性職員?女性職員?という前に、なぜ配偶者による陰部洗浄という選択肢を提示してくれなかったのか?と今は思う
パワリハビリデイに通った4年間でも、ずっと陰部洗浄の事は尾を引いた


利用前に条件にした入浴介助は年配の女性職員、その要求も数か月は通ったが、職員のローテーションの都合からと
半年ぐらいで、若い子や、新入社員まで僕の入浴介助に関わった


中には「武久さんはわざと私たちに陰部を洗わせているんでしょ」と言う年配の新人さんも、、、


羞恥心からトラブルを起こした僕は、強制的に男性職員のみの入浴介助となった
それでもリハビリしたい僕は、恥ずかしいと感じながらも、しょうがないと通った


しかし、摘便にも新人看護師さんがローテーションに加わって来るようになった
事件はそんなとき起こり、そのパワリハデイを僕は利用禁止となった


その後、今の生活、訪問入浴を利用はしているけれど、陰部は妻から洗ってもらっている
訪問入浴の利用者の陰部洗浄の選択肢に、居るのであれば配偶者という選択肢もあっていいと思う


介護サービス、、、業者側の都合、マニュアル、規則などを利用者に押し付けるのではなく
もっと利用者、利用者家族と話し合いで決められる事を含む、柔軟なサービスであって欲しい。




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びっくり!ケアマネ

2015-09-05 12:02:05 | 武久の視線
現実の関わりでも、頭をかしげたくなるようなケアマネさんは多いのだが
ブログの世界でもたびたびあった(なぜ過去形?、もうブログでケアマネさんとは関わりたくないから、、、)


ブログはコメントのおつき合いなので、コメントのニュアンスを思い出し3人の方を書いてみる


Aケマネ「私の利用者さんに、今では障害者になってよかったよと思える、って方がいます、武久さんもいつかそう言えたらいいですね」
僕「いや、僕はあきらめることはできますが、障害者になってよかったと一生、言う気はありません」


悪気はなかったとのコメントもらいしたが、悪気がないから困るんだよね!



僕「介護保険の第二被保険者、中途障害者の人に、どう接してますか?」
Bケアマネ「私は中途障害者って言葉が嫌いです、介護保険の中では高齢者も中途障害者も、みーんないっしょです」


心理的なものや、心のケアの観点からすると、、、」とコメントを返しましたが、記事ごと削除されました


Cケアマネ「武久さんのコメントは痛い所を突かれる、考えさせられる視点です、大変ためになります」
僕「僕の体験冊子をお送りしますからメールいただければ」


Cケアマネ「楽しみにしています」
メールで事務所の住所教えてもらえたので妻に送ってもらった

一月ぐらいメールもなかったので
僕「届きましたか?メールも来ないし、普通連絡もらえるんじゃ、、、」と少しきつくコントしたら


ポッカーン! 後日、丁寧なお断り文章と送ったものが、そのまま送り返されてきました



介護保険の介護サービスの司令塔的存在、ケアマネ
なかなかプライド高き方が多いらしく、僕のコメントは無視されたり、削除される事は多い


A、B、Cさん、部下に指導している立場のケアマネさんのブログなのにね
もうケアマネさんブログに書き込むのは止めるし、現実的にも月計画表と計算表の管理してもらえたらいい

それ以上でも以下でもない、ケアマネが口にする、その人らしさとか、心のケアとかの言葉がうすっぺらに聞こえる。

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新たなる意志

2015-09-02 11:18:54 | 武久の視線

今までの僕の発信は、介護保険にせよ、介護サービスにせよ、既存するものにもの申す的な発信だったと思う
既存のものに対して僕が何を言おうが、介護従事者には一利用者のクレームにしか聞こえなかった場合が多かったのだ、と思う


実際に、ここのコメントで意見されたり、ブログにコメントを書いても消されたり無視されたり
僕の視線が、介護職の集うサイトで批判されたり、介護従事者の中で僕はヒール?


しかし、今、僕の視線に、考えに、共感してくれる地域福祉従事者の同志が出来た
彼ら、彼女らの中に、僕の社会的存在を感じた、ふらっと塾と共に歩いてゆこう。





   「ふらっと塾」   


●指針     創造育成 福祉未来形

●理念     
1 共感、、、共に感じ
2 共創、、、共に創り
3 共生、、、共に生きる




変えるのではなく、新たなるものを創つりあげる意志

支援する側だけの視線から、支援される側の視線も反映される福祉


人の命を守ってくれるのが医療
人の人権を守ってくれるのが福祉 

自分と違うからと批判批評、排除するのではなく
受けとめ、認め合い、限りなく妥協点を求める心と知恵とパワーをもつ


どんな立場、どんな職業の人であれ、
その人の仕事の基本となるものは、その人の人間性


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