武久塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

裁量任せ

2022-07-31 10:15:02 | 武久の視線
制度

介護保険にせよ障害者福祉にせよ
助成金や補助制度などあるが使う、使えないは利用する側の申請にかかっている

行政の方から通知が来るわけではなく
あくまでも利用する側からの申請が重要だ

確かに役所の福祉課などには
福祉の手引きみたいな配布冊子みたいなものはあるが

利用する素人には分りにくく
関わるケアマネなり関わる専門職たちの裁量に左右される場合が殆んど

関わる専門職たちの裁量任せの制度利用なのだ
その裁量も人それぞれ、熱心な方もいれば名ばかりの方もいるのが現実








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心の育成

2022-07-30 13:52:39 | 武久の視線
仕事熱心、モラル、気配り、やる気、協調性、責任感、、、

専門職にとって知識や技術などは大切なこと
個人や職場でも研修や勉強会などで身につける、学ぶ機会は多い

しかしながら冒頭にあげた精神と言うか内面的なもの「心」の部分
その部分は個人任せの場合が多いのだと思う

これからの専門職の質が問われる時代に
専門的スキルと同等に人間性のスキルも大切になってくる

専門的には勿論のこと人間性、心の育成も大切になってくるだろう。




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僕も気をつけよう

2022-07-29 10:05:58 | 武久の視線
固定観念が偏見へと進み差別を産み出す

男性だから、女性だから、、、医療従事者だから、介護従事者だから、、、
中途障害者だから、ターミナル患者だから、認知症だから、、、患者利用者だから、、、

僕の関わる、お世話になるカテゴリーにも多くの固定観念がある
目安として、参考としての固定観念は大切なものなのだろうが

固定観念が偏見や思い込みに繋がることは往々にしてある
そして会ってない人をも憶測で人物像を造ってしまったり決めつけたり

ステレオタイプを検索していて
自他ともに気をつけなければいけないなぁ、と思わされた

人それぞれに生まれ育ちも性格も価値観も違う筈なのだから、、。



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前に進もう

2022-07-28 10:04:26 | 武久の視線
苦労をアピールしたとて
障害をアピールしたとて
自分の苦労や生きづらさなどは、自分にしか分らない

たとえ同情されたとて
たとえ応援されたとて
何一つ現実が変わるわけではない

嘆いてばかりいても前には進めない
知恵や情報などを求め、一人々が自分の人生を生きていかねばならない




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喜び探し

2022-07-26 08:17:24 | 武久の視線
人は誰しも楽しいことをはりあいにして暮らしている
たとえ辛い仕事でも週末の楽しみのためにがんばれる、僕もそうだった

重度障害者になり自分の身としても分かってきた
楽しさとは無縁に暮らしている人たちもいることを
平穏、何もないことを憂いながら暮らしている人たちがいる

だから何?と言うことだが
僕の経験から支援側の価値観での「楽しさ」の押し付けはある

支援側が楽しいだろうと企画したり介助したりしてくれる楽しいこと
それがハンデを持つ人の楽しさにはつながらないこともある

地味な日常を送る当事者たちには
後日、楽しさが切なさや空しさに変換されることもある

発案計画時点からの当事者との対話も大切だし
支援側の楽しさ探しではなく喜び探しへの思考転換も必要になってくる。










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力関係

2022-07-25 07:10:05 | 武久の視線
支援の力関係

医療、介護、福祉、、、一般社会であっても
やってもらう立場とやってあげる立場とでは心もちが違う

力関係として捉えれば
やってあげる方が上で、やってもらう方が下となる

たとえ、やってあげる方の人が何も思わなくとも
やってもらう方の人は恐縮したり遠慮がちになったりする

支援職の方はこの心理を理解しているか、していないかでは
患者や利用者との接し方に、考え方に大きな差が出ると思います。



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地域

2022-07-24 09:06:27 | 武久の視線


コロナを期に地域社協の福祉学習を引退した僕
今ではネットでの発信が唯一の社会参加となった

そんな生活の中でふと思った
僕の地域とは、ネット界隈なのだと、、、

全国各地から
僕の当事者視線に興味を抱いた方たちからたまにメッセージなどを頂く
その方とメールやコメントでやり取りしたり、Zoomで勉強会などに参加したりもする

僕の初心
障害者だから出来ること」を根っこに持ち、今も暮らし続ている。








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賑やかさ

2022-07-22 07:37:08 | 武久の視線
僕は以前パワーリハビリがしてみたくて
介護予防の介護保険枠のデイサービスに2.3年通ったことがある

施設やスタッフがどうのこうのより、賑やかさが一番印象に残っている
つけっぱなしの音量の大きなテレビ、歩行訓練に流れるマーチ、スタッフの大声

市場のような活気に満ちたデイサービスだった
耳の遠い高齢者が多いのは分るが、それにしても僕には落ち着かない空間だった

あの賑やかさを高齢者の人たちはどう感じているのだろう?




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大変

2022-07-21 09:29:09 | 武久の視線
農繁期の人手不足、異常気象、飼料の高騰、、、
忙しかったり経済的にも大変な人たちがいる

コロナ感染拡大、医療介護、救急隊、、、
感染患者対応、感染防止、感染利用者対応などに大変な人たちがいる

闘病、認知症、付きそう家族、かさむ医療費、、、
不安で、辛くて、日々病と葛藤に闘う人たちがいる

人はそれぞれに大変なものだ
決して自分一人だけが大変なのではない

世の中には
応援を受ける者もいれば、苦労すら存在すら知ってはもらえぬ大変な人たちもいる。





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身を任せる

2022-07-20 08:02:42 | 武久の視線
元気だった頃の僕には無縁だった感情、妬みや僻み、イジケ
以前は妬みとか僻みやイジケる前にはね返し行動していたやんちゃな親父

この生活となり様々な葛藤とはうまく付き合ってはいるが
いつまでも何かのきっかけで出て来る僻みや妬み、イジケには苦戦する

自暴自棄スパイラルに落ちるとなかなか抜け出せない
しかし最近は抵抗するのは止め、自暴自棄を噛みしめ心置きなく味わう

もがかず身を任せると、時の流れと共に心は浮いて来る




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