身内の還暦や米寿を嫌がる人はいない、逆にお祝いごとの対象となる
ではそれらの先にある万人に訪れるもの「死」ならどうなのだろう
身内の死、縁起でもないこと、不吉なこと、考えたくないこと、、、
人生の途中で四肢麻痺となった私から思うに
五体満足で老いて逝けるということ、それだけでも羨ましいことなのだが
そのことは置いておいても
家の家内でも、私が逝く時の話など持ち出すと顔を曇らす
私の危機を看病して来た家内でさえ
私が老いて死ぬ、という話はしたくないみたいだ
そこを説得してまで私の意向を伝えようとは私は思わない
必要以上に苦労をかけてしまった家内に対して私の意向をゴリ押しする気はない
家庭内での人生会議、、、
いい発案なのだろうが、無理して行うものでもなく
家族の反応も見ながら、聞きながら
それぞれの家庭の歩幅で進められたらいいものと、私は思います