日曜日の話題だけど、夢の扉でテキスタイルデザイナーの須藤玲子さんという方が紹介されていた。
ステンレスの布だって。驚いた、金属の布なんて可能なんですね。透けた感じが素敵だった。
2014年3月30日:過去の放送|TBSテレビ:夢の扉+
世界中の名立たる美術館に、計200点も永久収蔵されている“メイドインジャパン”がある。
それは、「一流アートだ!」と賞賛される、日本の技術でしか生まれない『布』。
“ステンレスの布”、“水に溶ける布”、折り紙のような布・・・!?
テキスタイルデザイナーの須藤玲子は、日本の伝統技術に、
現代のテクノロジーをかけ合わせて、“世界が夢中になる布”をつくり出す。
下のサイトに、彼女の作品が色々紹介されている。バーナー染めなんて金属の焼き色を使っている。またさび染めではさびを染めに使うという発想、既成概念からは考えられない、すばらしい。
テキスタイルデザイナー・須藤玲子の素晴らしき作品まとめ【夢の扉+】
須藤さんの作品
羽オーガンジー
「Feather Flurries(羽の小雪)」の別名を持つこの「羽オーガンジー」は、その名の通り薄いオーガンジーの中に、羽が雪のように舞っているように見えます。
銅布
「繊維以外のもので布地をつくれないか?」という発想の元生み出されたこちらの作品は、牛乳蛋白のミルクカゼインの粉末とアクリルニトリル樹脂でつくった糸を経糸に、太さ30ミクロンの銅線を緯糸に作られた、ミルクと銅の織物です。
バーナー染め
銅布から発展して、スチールやステンレスを織り込んだ布も生み出されました。
バーナー染めは、扱いやすいよう柔らかくなる特殊加工を施したステンレスで織った布地をバーナーで焼き焦がし、金属の焼き色を出しています。
折り紙織
熱により形状を固定できるオーガンジーポリエステルの生地を用い、折り紙の技法を組み合わせて独特なプリーツ加工を施しています。
さび染め
鉄板、有刺鉄線、くぎなどを野ざらしにして錆びさせて、そのさびを上下2枚の布に挟んで転写しています。
その他のリンク
NUNO
須藤玲子 - 日本デザインコミッティー
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