温故知新~温新知故?

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2016年の世界の十大リスクの第6位は「科学技術者の興隆」

2016-01-08 21:45:16 | ニュース
まず、政治リスクの調査会社「ユーラシア・グループ」というのがあることがまず驚き。そういうことを調査して発表する会社があるんですね。知らなかった。結構予測が当たるらしい。
16年の10大リスク、欧州問題が引き続き上位 米調査会社  :日本経済新聞
政治リスクの調査会社ユーラシア・グループは4日、2016年の世界の「十大リスク」を発表した。首位は「同盟の空洞化」で大西洋を挟んだ欧米の同盟関係が弱まり、世界の安全保障システムが揺らぐ可能性を指摘した。2位には欧州の閉鎖性、3位にはアジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立で影響力を増す中国を挙げた。

Wikipedia。
ユーラシアグループ - Wikipedia
ユーラシア・グループ(Eurasia Group)は、世界最大の政治リスク専門コンサルティング会社として知られている。[1]
1998年に政治学者のイアン・ブレマーによって設立された。立ち上げ当初は、同氏の専門分野であり、社名の由来でもある旧ソビエト連邦や東欧諸国にフォーカスしていたが、現在は全世界の分析を行っている。同社のアナリストは、アジア、中南米、中東、ユーラシア、欧州、北米、アフリカなど世界各国の政治、経済、社会、安全保障などの動向をウォッチしている。この他、国境を越えた課題として注目が高まるエネルギーやその他資源、気候変動、貿易、公衆衛生、金融規制などについても分析している。

ウエブサイト。
Eurasia Group
APPROACH (ユーラシア・グループのアプローチ)
各国政府の思惑や企業の戦略が国境を越えて複雑に絡みあう今日の世界において、企業は経済指標の分析だけで本当に正しいリスク判断を下すことができるものでしょうか。「国際情勢の変動、外交関係、そして国内の政治的変化は、経済のファンダメンタルズに勝るとも劣らず、ビジネス環境や金融市場に影響を与えている」 ― これが、ユーラシア・グループの基本的なアプローチです。

そんなユーラシア・グループのランクの6位に「科学技術者の興隆」があがっている。これは私も同感。VWのスキャンダルや自動運転、ドローンなど、技術を過信しているような気がする。メディアも過剰の取り上げすぎ。なにか大きな事件が起きて強烈なブレーキが掛かりそうな気がする。技術は進歩しているけど、まだまだ人間には程遠いし、人間すら科学的に解明できていない。脳はもちろん、その他も。また、人間以外の微生物だってわからないことだらけだ。元夫科学技術者は謙虚にならないといけないし、取り上げるメディアも必ず負の麺を同時に取材し、取り上げるべきだと思う。

英語の原文。一部文字化けしている。
Eurasia Group
Published January 4, 2016
We first wrote about the G-Zero five years ago. It窶冱 now fully upon us, and the unwinding of the US-led geopolitical order will accelerate in 2016. There is growing political division in a year with a presidential election in the United States and a foundational political crisis for Europe. Russia, in decline, is led by an increasingly combative窶蚤nd resurgent窶之ladimir Putin. China is becoming far more powerful, but with a foreign policy that reflects primarily economic (though still strategic) national interests.

注目する人は少ないようだけど、科学技術者の興隆にふれているところをいかに紹介しておきます。原文も含めて私の指摘とは違うようですけどね。今年の末になって私の指摘のほうがあたっていたら面白いんだけど。。。。
2016年最大のリスクは、この人(木村正人) - 個人 - Yahoo!ニュース
(6)技術者の台頭

ネット企業やハッカーが国家を上回る影響力を持つ。アップルの市場価値は6150億ドル、フェイスブックは2995億ドル、中国のアリババ・グループは2122億ドル、マイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏の資産は789億ドルと、小国よりも大きな資金力を持つようになった。しかし政府や市民からの反発が予想され、政策や市場を不安定化させる恐れがある。

今年の10大リスク - ストレスフリーの資産運用 by 林敬一(フィクストインカムの専門家)
6.  科学技術者の興隆・・・主にテッキ―と呼ばれるIT系ですが、技術者というよりビル・ゲーツなど大金持ちの経営者がCOPの会場に押しかけて影響力を発揮することも示唆しているのではないかと思われます

Eurasia Group
6 – The rise of technologists: A variety of highly influential non-state actors from the world of technology are entering the realm of politics with unprecedented assertiveness. These newly politically ambitious technologists are numerous and diverse, with profiles ranging from Silicon Valley corporations to hacker groups and retired tech philanthropists. The political rise of these actors will generate pushback from governments and citizens, generating both policy and market volatility.


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