温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

自動車メーカーこれからは空飛ぶクルマかな

2019-03-01 23:58:53 | 乗り物
空飛ぶクルマがらみの話題は尽きないけど、スバルとのからみの話題は新鮮なので紹介します。
「空のSUBARU」復権へ布石 ヘリ28年ぶり刷新  :日本経済新聞
SUBARU(スバル)は28日、陸上自衛隊向け新多用途ヘリコプター(UH―X)の試作機を防衛省に納めたと発表した。「UH―1J」の後継機で刷新は28年ぶり。世界では「空飛ぶクルマ」の潮流がうねりに変わりつつある。ヘリ事業の強化は、変化への対応に向けた足場固めにもなる。中島飛行機を源流とするスバルは新たな「空」を切り開けるか。

以下の記事を見るとたしかにスバルと空飛ぶクルマは親和性が高いな。
スバルは国が18年に立ち上げた「空の移動革命に向けた官民協議会」に参画し、将来の事業化に向けた布石を着々と打ち始めた。戸塚氏は「人や物を運ぶモビリティー分野では、自動車と航空機の親和性は高い。スバルはその両方を手掛けている」と指摘する。
自動車と空飛ぶクルマの中核技術は同じ方向性にある。無人機による自動運転や電動化、さらに多数の機体を効率良く運航するために必要な新たな管制システムなどだ。米ボーイングのグレッグ・ハイスロップ最高技術責任者(CTO)も「航空機と自動車は近づいてきた」と語り、「日本の自動車産業のプレーヤーたちとは連携を深めたい」と呼びかける。
スバルは無人航空機で自動制御技術を実用化し、技術を蓄積してきた。自動車分野では運転支援システムも手掛ける。世の中に普及させるにはこなれたコストで最先端技術を提供する必要があるが、それは自動車分野が得意とするところ。自動車と航空機を手掛ける世界でも希有なメーカーで、空飛ぶクルマの実現では優位な位置にいる。

アウディのプロジェクトは有名ですが、イタルデザインと組んでいたのか!。イタルデザインって私は評価していない。なんか、陸上走行ユニットを飛行ユニットで運ぶというコンセプトは、イタルデザインらしく、ダサいな。
ただ、空飛ぶクルマを巡る競争は厳しさを増している。独アウディと欧州エアバス、イタリアのイタルデザインは、空飛ぶクルマ「Pop・Up・Next」のプロジェクトを立ち上げた。自動運転機能を備える電気自動車(EV)とドローンを組み合わせる。18年11月には4分の1スケールの試作機を披露した。

トヨタは、トップを走らずにビジネス的に美味しそうになったら参加といういつもの体制ですね。私の入っているCARTIVATORのトヨタからのドロップアウト組にも明確にそう言ったみたい。
スバルと資本業務提携するトヨタ自動車も「自動車をつくる会社」から「モビリティカンパニー」への大転換を宣言する。世界中の人々の「移動」にまつわるあらゆるサービスを提供する会社を目指して動き出した。

移動体の観点ではトヨタは自動車で「陸」、ボートで「海」を製品群に抱えるが、「空」への足がかりはない。スバルが空の領域で存在感を高めれば、トヨタとしてはシナジー(相乗効果)を期待できる。