温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

レインメーカー

2008-03-23 15:40:05 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
昨日はBSのどっかのチャンネルでレインメーカーをみた。
この映画は飛行機かなんかで一度見た記憶がある。
裁判もので、少し前に見た「それでもぼくはやっていない」が思い出される。
「それでもぼくはやっていない」については、エンターテインメントがないと書いたけど、このレインメーカーにはエンターテインメント感というのとはちょっと違うけど、見終わった後、爽快感のようなものが残る。
その辺が「それでもぼくはやっていない」とは違って私には好ましい。
周防監督の映画は「シャルウィーダンス」もそうだけど、なにか全体に日本的な箱庭的ちまっとしたエピソード感、過剰な情緒感、井戸端会議感みたいなものがある。
これは伊丹十三監督作品でも私は感じる。
こようなものは周防監督の作品の特徴で、それが彼の作品のようさだとはわかるが、私は好きではない。
なんでそのような違いを同じ裁判ものでも感じるのかを考えてみた。
レインメーカーは貧しい家族が、大企業と有名な高額な弁護士を相手に裁判を起こし、裁判に勝ち、大企業を倒産に追い込んでしまうという、弱いものが、強大なものに戦いを挑み勝つというヒーローものの基本のような話であるのが「それでもぼくはやっていない」との違いだろう。
このわかりやすさがエンターテインメントに通じるのだろう。
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The Rainmaker
原題"Rainmaker"(レインメーカー)とはアメリカ・インディアンの占い師

レインメーカー @ 映画生活
レインメーカー
クレア・デインズがかわいいな。