温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

 ファラオの密室 白川尚史 著 読了 〜ミステリーというよりも歴史小説のよう!〜

2024-06-24 16:12:50 | 
この本は、『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作!というので図書館で予約。
第22回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作!

紀元前1300年代後半、古代エジプト。
死んでミイラにされた神官のセティは、心臓に欠けがあるため冥界の審判を受けることができない。
欠けた心臓を取り戻すために地上に舞い戻ったが、期限は3日。
ミイラのセティは、自分が死んだ事件の捜査を進めるなかで、やがてもうひとつの大きな謎に直面する。
棺に収められた先王のミイラが、密室状態であるピラミッドの玄室から消失し、外の大神殿で発見されたというのだ。
この出来事は、唯一神アテン以外の信仰を禁じた先王が葬儀を否定したことを物語るのか?
タイムリミットが刻々と迫るなか、セティはエジプトを救うため、ミイラ消失事件の真相に挑む!
浪漫に満ちた、空前絶後の本格ミステリー。
内容だが、ミステリーというよりも歴史小説のようだった。それはエジプトの古代ピラミッドを作っていた時代の様子がわかるのだ。それも小難しい歴史書ではなく、ミステリーを楽しみながら、古代のエジプト人の生活を垣間見ながら知ることができる。また、当時のエジプト人独特の考え方を他の国の人から見ると当たり前の疑問が生まれるという視点も描かれている。

『このミステリーがすごい!』大賞選考委員も絶賛のようです。
【選考委員 大絶賛!】
死者が甦る世界でなければ書けない魅惑的な謎に正面から挑んでいる。
これだけ野心的な設定を用意して、壮大な物語をきちんと着地させた点を高く評価。
このミステリーはたしかにすごい。
――大森 望(翻飲家、書評家)

現世に蘇ったミイラが何の違和感もなく受け入れられるあたり、
落語にも似たとぼけた味わいがあり、思わず吹き出しそうになった。
奇想天外な謎作りといい友情溢れる人間関係劇といい大賞の価値あり。
――香山二三郎(コラムニスト)

探偵役がミイラ、タイムリミット有り、不可能犯罪のほか謎がちりばめられ、
読ませるポイントが随所に用意されている。
古代エジプトに興味をもてない方々もぜひ読んでほしい。
――瀧井朝世(ライター)
下の著者白川尚史さんのインタビュー記事でも紹介されているが、著者は若いし、取締役(マネックス、AIベンチャー関係のよう)もしている。それも非常に意外で興味深い。
ピラミッドの構造、どのように遺体が移動したかなどの記述を読んだ際に、これは文系でなくて理系の人かなと思った。
ブルー・オーシャン戦略で古代エジプトに挑む
 宝島社主催の第二十二回『このミステリーがすごい!』大賞の大賞を受賞した『ファラオの密室』は古代エジプトを舞台にした作品。著者の白川尚史は34歳の若さでマネックスグループの取締役を務めるビジネスマンだ。なぜ小説を書こうと思ったのか、なぜミステリーなのか、なぜ古代エジプトなのか。受賞作とその背景について話を聞いた。
取材・文=瀧井朝世 撮影=浅野剛
大賞受賞作は古代エジプトが舞台

 探偵役はなんと、ミイラである。自分の欠けた心臓を探すために三日間だけ現世に蘇った死者が、自身の死の謎と、ピラミッドから王の遺体が消失した謎を追いかける──そんな意表を突く設定で第二十二回『このミステリーがすごい!』大賞の大賞を射止めた白川尚史さんの『ファラオの密室』。歴史ものと聞くと構えてしまいそうな読者にも分かりやすい描写で、本格的な謎解きと人間ドラマを堪能させるエンターテインメント作品だ。
非常にユニークで面白い本に会いました。
下にAmazonの読者コメントもいくつか紹介しておきます。
ALFA
作品の世界観に気付くと引き込まれていました
なんでしょう、読み始めて気が付いたら、設定や人物、展開に違和感なく思考が溶け込んでいる私がいました。
不思議ですが、極端な登場人物などでてこず、フックになるようなエピソードを出してくるようなものでもないのに。
しかしながら、終わった後に爽やかなのは本当に不思議です。
たぶん読後、読んでいる途中の方には理解してもらえるのかな、と。 とりあえず手に取って読んでみましょう。
長々とした設定紹介、人間関係紹介、この作品はこういう作品なんだよ、という私にとっては疲れる出だしではありませんでした。

ソース

古代エジプトの独特な世界観に引き込まれた
ミステリーはそこまで読まず、エジプトの様式なども全然知らないで読んだのですが、とても楽しく読めました。読後感も良いです。
他にもあるんでしょうが、自分はミステリーで、ここまで宗教というか神を前提とした物語が展開されているものを初めて読みました。雑に言えばファンタジー色が強いとも言えるのかもしれませんが、世界観がうまく描写されており、引き込まれました。ストーリー的にもとても良かったと思います。
以下面白いと思った部分です。
主人公が冥界から現世に戻り、周りが普通に受け入れるという状況にまず面白みを感じましたね。現代からするとつっこみたくなる設定ですが、エジプトの死生観などが分かりやすく描かれているおかげで、すんなり受け入れることができたと思います。
死後の世界から戻る際、死ぬと心臓が秤に乗せられて、羽より重かったら魂が消されるという、そんなん絶対無理やん!って設定もガチで描写されており、大多数の人間にとっては怖い世界だなぁと思いました。
次に、短い本ながらキャラが魅力的だと思いました。奴隷が普通にピラミッド建設に使われている厳しい世界では、優しさがより際立ちますね。
誰がとは書きませんが、ヒーローみたいなカッコいい奴(そこまで描写は多くないですが)がいます。そういうキャラがいる小説はお気に入りになりやすく、この本もそうなりました。

最後に、物語の終わり方がいいと思いました。詳しくは書きませんが、すっきりできて、いろいろ希望が持てるエンドで良いと思いました。
以上、あまりミステリーを読まない自分ですが大変面白く感じ、本来移動中のみ読もうと思っていたものを、そのまま家で読んでしまいました。それくらい面白いと思った今作、興味ある方はエジプトだからと尻込みせずぜひ読んでみていただきたいです。

イーロン・マスク 下 ウォルター・アイザックソン  井口耕二著 読了 〜イーロン・マスクの意外な一面を知った〜

2024-06-03 11:37:12 | 
イーロン・マスク下 を読了した。
下にあるように4月に読んだ上巻の続きだ。
まず、この本は上下2巻あるが、この上巻を読んでる途中に下巻を予約したので、下巻の順番が来るまでまだ数週間(所蔵5冊で12番)あるので、まず上巻を読んだところで投稿することとした。
この本の作者と訳者は、下にリンクを書いたけど、以前読んだ「スティーブ・ジョブズ」(下にリンクを書いた、上の写真でわかるように、この頃は本買っていたんですね。
あるいは何回か読み返すつもりで買ったのかな?)と同じ人だ。この「スティーブ・ジョブズ」は以前読んだとき面白かったので、今回も460ページだけど1日50ページくらい楽しくスムーズに読めた。
それぞれの章が5~6ページくらいで細かく分かれているので、読みやすかった。
目次は上と同じように以下の通り
第52章 スターリンク スペースX
第53章 スターシップ スペースX
第54章 オートノミー・デイ テスラ
第55章 ギガテキサス テスラ
第56章 家族
第57章 フルスロットル スペースX
第58章 ベゾス対マスク(第2ラウンド) スペースX
第59章 スターシップのシュラバ スペースX
第60章 ソーラーのシュラバ
第61章 夜遊び
第62章 インスピレーション4 スペースX
第63章 ラプターの大改造 スペースX
第64章 オプティマス誕生 テスラ
第65章 ニューラリンク
第66章 ビジョンのみ テスラ
第67章 お金
第68章 今年の父
第69章 政治
第70章 ウクライナ
第71章 ビル・ゲイツ
第72章 積極的な投資家 ツイッター
第73章 「申し入れをした」 ツイッター
第74章 熱と冷 ツイッター
第75章 父の日
第76章 スターベースのオーバーホール スペースX
第77章 オプティマスプライム テスラ
第78章 波乱含み ツイッター
第79章 オプティマス発表 テスラ
第80章 ロボタクシー テスラ
第81章 「洗いざらい」 ツイッター
第82章 買収 ツイッター
第83章 三銃士 ツイッター
第84章 コンテンツモデレーション ツイッター
第85章 ハロウィーン ツイッター
第86章 青いチェックマーク ツイッター
第87章 オールイン ツイッター
第88章 本気 ツイッター
第89章 奇跡 ニューラリンク
第90章 ツイッターファイル ツイッター
第91章 迷い道 ツイッター
第92章 クリスマスの大騒ぎ
第93章 軍用AI テスラ
第94章 人間用AI X・AI
第95章 スターシップの打ち上げ スペースX
私は、この本を読む前は、イーロン・マスクはスティーブ・ジョブズ以上に資本主義の成功者で頭に金儲けしかない男かと思っていたが、この本を読むことによって、そんな彼の違った面を知った。悪い所だらけかと思ったが、結構良い所もあるし、感心する言動もある。人類を救うために、火星に人類を移住させるのが目標のようだが、その他にも、子供はたくさん産まなければいけないなどの思いがあるようだ。技術的には、以下の「5つの戒律」が共感できる。
  1. 要件はすべて疑え。国の要件もせいぜい「勧告」として扱え。
  2. 部品や工程はできる限り減らせ。減らしすぎて後で増やすくらいが良い。
  3. その上で、シンプルに最適にしろ。
  4. さらにその上で、サイクルタイムを短く、スピードアップしろ。
  5. そして最終的に自動化しろ。
この目次からわかるように、マスクは、テスラ、スペースX/スターリンク部門、ツイッター、ザ・ボーリングカンパニー、ニューラリンク、X・AIという6社を経営している。

また、スターリンクやスターシップによって、宇宙での通信衛星も何個も打ち上げており、スターシップによってロケットは20回以上?宇宙に飛ばしておりNASA以上だし、かつブースター?は回収して使える用にしている。つまり以下のエピソードでわかるが、戦争でも絶対の力を使おうと思えば使える状態なのだ。その気になれば戦争を支配できる。
ーエピソードー
「第70章 ウクライナ」でマスクは、ウクライナのロシアの妨害で使えなくなった衛星通信をスターリンクで復活させて無人潜水艦でロシアを攻撃したいという要求を断っている。”マスクは無人潜水艦の設計は素晴らしいと思うが、接続の回復はできない。ウクライナは「やりすぎて、戦略的敗北の道を進んできる”と言って断ったとのことである。

その他の印象に残ったエピソードを以下に紹介する。

ーマスクはツイッターで「最近はメディアがどんどん集団的浅慮に走って同調圧力が高まっており、みんなと足並みをそろえなければ排斥されたり黙らされたりすることになります。」 ”確かに!、私も同じように思う”

ーマスクは自律運転にオールインする。自動運転でなく自律運転すなわち車を持つ必要がなくなるものを目指している。鍵を握るのはロボタクシー。「運転手なしで、呼べば来て目的地まで乗せていってくれ、そこから次の乗客の元へ走り去る。」これが自由に手軽に利用できたら、車を持つ必要はない。 
”まさにその通り、自動運転でなく自律運転にしなくちゃ!、でも、自動車要らなくなる?!”

”自動運転でLiDAR などのセンサーより、画像による情報を大事にすること、なぜならテスラによって、多くの画像データがテスラにはすでに蓄積されている。”

ーニューラルネットワークプランナーが解析したテスラの自動運転映像は、2023年の頭、1000万フレームほどに達した。でもこの方法では、平均的なドライバー並みの運転しかできるようにならないのではないだろうか。
「それは違います。状況に上手に対応した例だけを使っているからです」とショフ(担当者)は言う。
そんなある日、ショフが最新の成果を見せてくれた。すごいなと感心しつつ、マスクは、そもそもこういうことをする必要が本当にあるのかという疑問を感じた。大がかりすぎるのではないか?ハエを殺すならハエたたきにすべきで、巡航ミサイルを使うのは愚の骨頂だ。(私も同感。このようにマスクはまともだ。)ニューラルネットワークというややこしいことは、ほとんど遭遇しない特殊ケースに対応する以外には不要なのではないか?
”これが上で述べた自律運転に関連するエピソードだ。色々なシチュエーションで、人間がどのように行動をしているかが動画として蓄積されているのは、他の会社ができていないことだろう。私は自動運転に疑問を持っているが、このような事例を動画として持っていて、それがAIの学習データとして何年も築先され適切に使われるのであれば、人間を超えるかもしれないと思う”

ーさ、出発だ。駐車場に止めた車の中で、マスクが行き先を地図で指定し、完全自動運転をクリックする。そして、ハンドルから手を離す。表の道路に出たところで、さっそく、ひやりとする状況に直面した。自転車がやってきたのだ。
「我々はみんな息を飲みました。自転車はおかしな動きをすることがありますから。とショフは言う。
だがマスクは気にした様子もなく、ホイールを握ろうという動きも見せなかった。車は自動的に道を譲る。
「人間ならそうするだろうなと思う動きをした。」
”自転車厄介ですよね、人間は、何年も運転してきたドライバーであれば、この自転車は、こんな特徴的な動きをしているから、こんなシチュエーションでは、こんな動きをしそうとか予測できる、そして、たぶん現状のセンサーだらけの自動運転車より上手に対応できるはず。”

著者のウォルター・アイザックソンは本当にマスクに信頼されているのだなあと思わせる記述がたくさんある。それは、マスクの各企業の重要な決定がどのような経緯を経てなされているかが書かれているからだ。マスクが何を悩み、迷っているかが記述されている。そのような場に著者が同席しているし、メールなどが送られているのだ。

ジョブズの本は、私はアップル勢品を愛用しているので、面白そうと思ったし、面白く読めた。しかし、イーロン・マスクについては、あまり好印象を持っていなかったので、期待していなかったが、この本で彼の違う面を知って、むしろジョブズより、好印象を持てる部分があることを知った。面白い本でした。

なお、この本意はマスクが自分の赤ちゃんの世話をする写真がいっぱい載っている、それも違うマスクを知るのに良い資料だ。



世界でいちばん透きとおった物語 読了 〜紙の本でしかできない仕掛けってなに? ぜひ体験してほしい。タイトルもいい〜

2024-05-18 21:31:39 | 
この本は、いつもの朝日新聞の書評ではなく、以下の愛聴番組である東京MXの「5時に夢中」の新潮社執行役員の中瀬さんの推薦本だったと思う。タイトルも意味深で興味深かった。
中瀬親方のコメント「この本は文庫書き下ろしで、電子化は絶対に不可能。つまり、紙の本でしか体験できない特別な感動が味わえるということで、YouTube でバズって、それが各方面に飛び火して話題を呼んでいる大注目の1冊で、今ものすごく売れています。ネタバレ不可なので、何も情報を入れずに読んでほしい作品です。
内容は、いろいろな書評にあるように紙の本でないとできない仕掛けがある。これはすごいとしか言いようのない仕掛けである。
その仕掛けについては、ネタバレになるので書くことができない。いやあ、本当にすごい仕掛けだ。著者も、編集者も、構成者も大変だったろうとだけ書いておく。私も後半で、もう一度初めに戻って何ページも確認した。
いや、感動の本でした。皆さんも、ぜひこの感動を体験してほしいです。
下に作者とのインタビューがあったの紹介する。
文庫書き下ろしのミステリー小説『世界でいちばん透きとおった物語』(新潮社)が快進撃を続けている。2023年5月の発売後、動画メディアでの紹介をきっかけにヒットの波に乗り、25万部を突破。帯には「紙の書籍でしか不可能」や「ネタバレ厳禁」がうたわれ、期待値の高さに応える巧みな仕掛けが、既読者のクチコミを呼び、未読者の好奇心をかき立てた。電子化時代に大胆な「紙のトリック」を打ち出した著者に、創作の背景を聞いた。
インタビューの中で、作者が言っているし、作品の中で、小説家が参考にしたと言う本は気になるな。探して読んでみたい。
作品の原点となった少年時代の衝撃の読書体験 ――本作は、杉井さんが今までの読書体験の中でも最大の衝撃を受けたという「ある小説」にインスパイアされて書かれたことを公言されています。改めて、その一冊との出合いについて教えてください。

米、2029年までに新車への自動ブレーキ搭載を義務化(ロイター)だそうだ〜安全は売り物ではない、これはいうまでもなく、当たり前のこと〜

2024-05-05 15:48:00 | ニュース
昨日東京へ移動、連休中だったので渋滞が心配だったけど、昨日はガラガラだった。2日に娘夫婦が孫を連れてきて、会社が終わって夜遅く東京出発で浜松に着いたのは3日の午前3時だった。4時ごろやっと寝れた。娘家族は、3日はスケートや浜松祭りを楽しんで、そして4日は昼少し前に浜松を出発し、我々も少し遅れて出発して、15時過ぎには東京に着いた。
さて、そんなこんなで慌ただしかったので投稿が遅れてしまったけど、数日前にロイターで以下の記事を見つけた。
米、2029年までに新車への自動ブレーキ搭載を義務化 配信 2024年4月30日 15:44更新 2024年4月30日 16:24 ロイター [ワシントン 29日 ロイター] - 米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は29日、2029年9月までに、米国で販売されるほぼ全ての新型乗用車とトラックに、衝突被害軽減ブレーキ(AEB)の搭載を義務付ける方針を発表した。これにより年間少なくとも360人の命が救われ、2万4000人の負傷が防げるとしている。
これは全く正しいと思う。安全に関する価値のある技術(本当に安全に寄与する技術)は、商品競争をするのではなく、義務化するべきだ。これは当たり前のことだと思う。日本では某社が、緊急ブレーキなどの安全を売りものにしたコマーシャルをしているけど、私はおかしいと思っている。そんなに本当に安全ならそれを売り物にするのではなく、広く世間に普及すべきでしょう。また、メディアやコメンテーターもそのような発言や追求をすべきでしょう!
これは当然誰もが気がつくべきことなのだけど、なんか日本の世の中はおかしくなっていると思う。

続 窓ぎわのトットちゃん 読了 〜戦争時の庶民の日常体験がさりげなく描かれているところが感銘を受ける〜

2024-04-25 13:25:36 | 
この本は、やはり朝日新聞の読書欄を読んで予約した。現在予約数は228と多いが所蔵数が24冊もあるので、割とすぐに順番が来た。

著者のあとがきにもあるが、この本は「私が経験した戦争のことを書き残しておきたいと考えたことが、『続 窓ぎわのトットちゃん』を書くきっかけの一つだということも、このあとがきに書いておきたかった」とのことだ。おかげさまで、以下の私の感想を書くことができる。
この本のなかで、私の印象に残ったのは、「トット、疎開する」という章だ。そこには、戦争中、疎開先への移動、疎開先での生活などが描かれている。過去に「シリア 戦場からの声 単行本 〜桜木 武史 (著)」という本を読んだときにも目から鱗だったのは、戦争をしている国には普通の日常生活があるということだ。戦闘ばかりではない、普通の庶民は毎日を戦争前と同じように生きているのだ。
「犠牲者が何百人でた、悲惨です、私は憤りを感じます」みたいないかにも正義のジャーナリストという感じで、報告するが、それがいかに虚しいかが分かる。
みなこの桜木氏のように反政府軍の兵士と一緒に銃も持たずに戦闘に同行せよとは言わないけど、このようなひとが報告する内容と比べると、ネット検索や安全が確保された中での取材は虚しいかが分かる。
しかも、桜木さんは「死」でなく「生」に重きをおいて報告してくれる。
だから、この黒柳徹子さんの戦争体験で語られる小さな日常ではない体験を語り継ぐことが大事だと思う。わたしは70歳を超えたが、この本のような体験はしていないが、それをリアリティを持って語ることができる最後の世代だと思いう。
一番、強烈なのはトットちゃんが混んだ列車で駅に停車した際に、窓からお尻を出しておしっこする場面だ。トットちゃんは、その前に一度列車のトイレに行くのだが、トイレのまわりに人がいっぱいだし、便器の向こうに男の人が座っていて、とてもおしっこはできなかった。また、トットちゃんが窓からする前に、親切な隣のおばさんが、こうするんだよとやってくれたので、なんとか用をたせたという話だ。トットちゃんが混雑した社内をトイレに行くまで、周りの人が親切に道を譲る様子も、今とは違う何かを感じる。
そもそも、トットちゃんは青森まで疎開するのに当然おかあさんと兄弟は一緒にいたのだが、上野駅ではぐれてしまい、次の列車で行くことになるのだが、そのときも今とは違いまわりは最小限の親切心で接してくれる。
疎開先の青森ではリンゴ小屋に住むのだが、ふろしき代わりに使っていたゴブラン織の生地を、今度はソファがわりに使ったり、さらにはトットちゃんの確か入学式の服にまで利用するのである。
ほかにも、当時、移動の時は、お米は、米そのままで携帯し、訪れた先の近くで、お米を炊いてくれませんかとお願いして炊いてもらったり、おにぎりにしてもらったのだそうだ。お米は炊いてしまうと、腐る前に食べなくてはいけないので、炊かずに持ち歩いていたのだそうだ。
また、トットちゃんのママは、食堂のようなことをやって商売し、その後家を建てるくらいの蓄えを貯めることになる。
これらの逸話は、まさに先の桜木 武史 氏著の「シリア 戦場からの声」を読んで私が書いた「「死」でなく「生」に重きをおいて報告してくれる。」という部分だ。みな生きるのに一生懸命だ。


恐竜王国 繁栄の秘密 - フロンティア - NHKを見た 〜恐竜は三畳紀の雨季によって繁栄したんだ。また、過去、砂漠の下には文明があったんだ〜

2024-04-21 14:25:41 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
4月16日ににNHKで恐竜王国 繁栄の秘密を見た。最近、紀元前1万年以上前に文明があったようだということを知り、興味があって、恐竜のいた時代にも興味を持っている。
恐竜王国 繁栄の秘密
初回放送日:2024年4月16日
地球上で最も長い間君臨した生物・恐竜。彼らはどうして繁栄することができたのか?その理由が最近になってわかってきた。秘密は2億3千万年前におきた地球の大異変だ。
恐竜が誕生した三畳紀、乾燥した気候で生きものたちにとっては厳しい環境だった。ところが三畳紀の中期に約200万年だけ雨の量が増えた。この雨が恐竜たちに恵みをもたらしたいう。
他にも生きものがいたのに、なぜ雨は恐竜だけを繁栄させたのか?そもそもなぜ雨が降ったのか?研究者たちは、世界各地に散らばっている証拠をもとに、地球と恐竜の壮大なストーリーを紡ぎだした。
この番組の中でCPEという「カーニアン多雨事象」(Carnian “pluvial episode”)(下のリンクを参照)という時代を知った。三畳紀には下にあるように、地球の大陸はパンゲアという一つの大陸だった。(2億年前)。その大陸の南の方で恐竜は生育していたのだが、大陸の中程に砂漠があって、砂漠では食べ物である植物がないため、しばらく恐竜は大陸の北の方には移動できなかったという。それが先に述べたCPEのおかげで、大陸の中程でも植物が生育するようになって、恐竜は地球の大陸全域で生育するようになったとの説明だった。
過去20億年の間、地球の各大陸は互いに衝突し、2億~6億年周期で超大陸を形成してきた。
これは「超大陸サイクル」として知られている。つまり、現在の各大陸は、数億年以内に再び合体するはずなのだ。

これによって新たに形成される超大陸は、すでに「パンゲア・プロキシマ」という名前がついている。
2億年前に存在したパンゲア大陸にそっくりな陸塊だ。
過去のパンゲアと同様に、パンゲア・プロキシマも、動植物が生息しない広大な砂漠に覆われる。だが最新の研究によると、生き残るのにより一層厳しい環境になるという。
カーニアン多雨事象とは。
中生代の三畳紀※(約2億5190万年前〜2億130万年前)という時代は、全体として高温で乾燥した気候だったことが知られていますが、その中には約200万年間にわたって降雨量が劇的に増加した「雨の時代」がありました。
1989年にイギリスの地質学者らにより、この雨の時代(「カーニアン多雨事象」とよばれます)の存在が明らかになってから、研究者は長らくその原因の解明に取り組んできました。
恐竜も色々な試練を超え、繁栄し絶滅したんですね。人間も何万年、何億年というスパンで考えれば、ある時期に生まれ、ある時期に滅亡するのは必然ですね。

この番組を見て、砂漠の下には文明があったはずで、どこかで文明が生まれ、結局その文明は廃れ、その成れの果てが砂漠なんだろうという個人的な思いがあって、「サハラ砂漠の下には何がある?」という言葉で検索したら、以下のサイトがヒットした。
科学者の推定によると、サハラ砂漠の平均深さは約100〜150メートルです。
最も深い場所では300メートルに達することもあります。 この砂漠の平均的な深さは、3階の高さを50mとするとXNUMX階に相当します。
深さの計算は、砂漠の地質構造、降水量、水の流れなどの要素を総合的に考慮して行われます。
そして、下の動画が見つかった。
サハラ砂漠の下に眠っている秘密とは?
これをみると、まさに私の想像通り、サハラ砂漠の下には湖があり、その周りに人が住んでいたようで、まさに文明みたいなものがあったということのようだ。
これは、サハラ砂漠だけでなくリビアにも同じようなことがあるようだ。

ところで、リビアは国土の90%以上を砂漠が占めているのをご存知でしょうか?
地域によっては海岸のすぐ傍まで砂漠が迫っています。
このリビアの広大な砂漠の地下には石油と共に、ある驚くべき、意外なものが眠っているのです。
それは巨大な地底湖です。

地球には、いろいろわからないことだらけですね。このように番組を通じて、色々な興味を誘起させられて楽しかった。

イーロン・マスク 上 読了 〜ジョブズの現実歪曲フィールドとマスクの双極性障害アスペルガー症候群が新しいプロダクトの実現に寄与?〜

2024-04-18 16:51:16 | 
「イーロン・マスク」、これは話題の本だが、朝日新聞の書評でもどこかで触れていたと思う。図書館でも予約はいっぱい入っていたが、所蔵数が5冊くらいあったので結構早く順番が回ってきた。
ウォルター・アイザックソン (著), 井口 耕二 (翻訳)
世界的ベストセラー『スティーブ・ジョブズ』伝記作家だからこそ描けた傑作。
いま、世界で一番の注目を集め、議論の的である起業家イーロン・マスクの赤裸々な等身大ストーリー­。マスクはルールにとらわれないビジョナリーで、電気自動車、宇宙開発、AIの時代へ世界を導いた。そして、先日ツイッターを買収したばかりだ。
イーロン・マスクは、南アフリカにいた子ども時代、よくいじめられていた。よってたかってコンクリートの階段に押さえつけられ頭を蹴られ、顔が腫れ上がってしまったこともある。このときは1週間も入院した。
だがそれほどの傷も、父エロール・マスクから受けた心の傷に比べればたいしたことはない。エンジニアの父親は身勝手な空想に溺れる性悪で、まっとうとは言いがたい。
いまなおイーロンにとって頭痛の種だ。このときも、病院から戻ったイーロンを1時間も立たせ、大ばかだ、ろくでなしだとさんざんどやしつけたという。
まず、この本は上下2巻あるが、この上巻を読んでる途中に下巻を予約したので、下巻の順番が来るまでまだ数週間(所蔵5冊で12番)あるので、まず上巻を読んだところで投稿することとした。
この本の作者と訳者は、下にリンクを書いたけど、以前読んだ「スティーブ・ジョブズ」(下にリンクを書いた、上の写真でわかるように、この頃は本買っていたんですね。あるいは何回か読み返すつもりで買ったのかな?)と同じ人だ。この「スティーブ・ジョブズ」は以前読んだとき面白かったので、今回も460ページだけど1日50ページくらい楽しくスムーズに読めた。それぞれの章が5~6ページくらいで細かく分かれているので、読みやすかった。
スティーブジョブズを読み終えた。 本の腰巻きに孫さんの「…でも、これまた何故かワクワクして早く先が読みたくなる。…」というのが同感で、一気に読んだという感じだった。 1と2と2つに別れていて、まとめて感想を書こうと思ったけど、長くなりそうなので2回にわけて書くことにした。
まず、読んでみてジョブズという人は素晴らしい製品や会社を生み出した人だが、私としてはリスペクトできる人物ではないと思った。一緒に仕事はしたくない部類の人だ。生まれてすぐ養子に預けられたということが大きく作用していると思うが性格的にも問題があるようだ。
さてこの本の内容だが、上の「スティーブジョブズ」を読んだ際の感想にも書いたが、このような天才と言われる人は、決してリスペクトしたい人物ではない、一緒に仕事をしたくない人物だ。笑
でも、下のこの上巻の目次の一部を見てもすごいことをいろいろ実行しているし、それぞれの会社で倒産の危機を経験している。マスクの場合は複数の会社を同時期に経営していて、同時期に数社で危機を経験している。そしてそれを乗り越えている。双極性障害、アスペルガー症候群らしい、このような病気があるからこそ乗り切れていると言ってもいいかもしれない。スティーブ・ジョブズの本では「現実歪曲フィールド」という言葉が何回も出てきたが、マスクの場合は双極性障害、アスペルガー症候群という言葉がキーワードとなる。

下に目次の一部を紹介するが、ペイパルの参加やテスラ、スペースX /ロケット、上巻最後の51章スペーストラックまで、色々なプロダクトを世に出してきた。そして、下巻も52章から始まり95章まで、色々なプロダクトが出てくるのだろう。
目次
序章 火の女神
第1章 冒険者の系譜
第2章 マスク自身の心
第3章 父との暮らし
第4章 探究者
第5章 脱出速度
第6章 カナダ
第7章 クイーンズ大学
第8章 ペンシルバニア大学
第9章 西へ
第10章 Zip2
第11章 ジャスティン
第12章 Xドットコム
第13章 クーデター
第14章 火星 スペースX
第15章 ロケット開発に乗りだす
第16章 父と息子
第17章 回転を上げる
第18章 ロケット建造のマスク流ルール
第19章 マスク、ワシントンへ行く
第20章 創業者そろい踏み
藍21章 ロードスター
第22章 クワジェ
・・・・・・
第25章 ハンドルを握る
第26章 離婚
第27章 タルラ
・・・・・・
第30章 4回目の打ち上げ
第31章 テスラを救う
第32章 モデルS
第33章 民間による宇宙開発
第34章 ファルコン9、リフトオフ
第35章 タルラと離婚
・・・・・・
第37章 マスクとべゾフ
・・・・・・
第40章 人工知能
第41章 オートパイロットの導入
第42章 ソーラー
第43章 ザ・ボーリング
・・・・・・
第51章 サイバートラック
これらのプロダクトの多さは、ジョブズより多いと言えるだろう。
テスラを週2000台の生産能力を数ヶ月で週5000台達成まで実現するくだりもエキサイティングだ。みずから生産現場まで行って、問題を見つけ解決するなど現地現物主義を大事にするとことも私は共感持てる。
その他、AIに関して、いわゆるシンギュラリティについて「暴走してみずから目標や意図を持つようになりかねないシステムではなく、一人ひとりの意志を拡張するものにすればいいわけだ。このあとマスクはニューラリンクなる会社を立ち上げ、人の脳を直接コンピュータにつなぐチップの開発に乗り出すのだが、それもこう考えたからである」という記述は、なるほどそういう話だったのかと思った。また、自動運転における障害物検知のLiDARというセンシング技術も、私はそれより映像データ処理の方がいいと思っている点も彼と意見が一致した。さらに、41章オートパイロットの章で、アメリカのインターステートのあるカーブで白線が薄くなってオートパイロットが誤作動する下りもおもしろい。


「研究者の観察眼、AIで再現 画像1枚で120通り学習、「データ拡張」が鍵」と言う記事を読んだ〜完全自動運転って本乙に実現するのだろうか?〜

2024-04-14 18:17:38 | コンピュータ、ハイテク
砂糖と食塩は見た目では判別しづらい。取り違えて料理に失敗した人もいるだろう。
そういった固体の混合物の比率を、熟練した化学研究者は見た目で判断できる場合がある。ならば、AI(人工知能)を使えば、画像から比率を予測できるのではないか――。
朝日新聞で上のような記事を読んだ。
記事は有料のようなので、少し内容を紹介する。砂糖と食塩は、結晶は同じ立方体で、砂糖より食塩の方がより立方体に近いそうだ。しかし、その差はわずか。学習用に200枚、300枚の画像を学習させたが、うまくいかない。なぜなら、AIは、同じ写真を90度回転させたものを、物理的な位置関係が違うので、異なるものとして判断してしまうそうだ。そこで、さらに画像を上下・左右に反転させたり、角度を変えたりしたものを含めて学習させた。その他、写真の一部を切り出したものや、位置をずらしたものの混合比率を変えたりして、3万6千分のデータを学習させた結果平均誤差が3.9ポイントの誤差で識別できるようになったとのことだ。
他にも、赤い背景にイヌがいる画像と、青い背景にネコがいる画像をAIに与えた時、「赤=イヌ」、「青=ネコ」とAIが学習してしまい、青い背景にいるイヌをネコと間違えてしまうとのことだ。よって、同じ構図で、背景の色だけ変えてAIに学ばせることによって、予測が正しくなるのだそうだ。
なかなか、難しいですね。人銀はたくさんの色々な体験の結果、判断をしているんだなあということを改めて感じる。
この実験からもわかるように、自動運転で、イヌやネコを人間とは違うと判断して、イヌやネコを避けるために人間を危険に晒すようなことがに自動運転を実現するのは大変なことだと改めて思った。前から、コンピュータに安全を託すのは嫌だと思っていたが、それを具体的に説明するのはどうしたらいいんだろうと思っていたが、この記事がその一つの答えを示してくれたように思った。
AIが多くを学習して、最終的には実現するのだろうけど、人間を超えるレベルに到達するのは、結構時間がかかりそうだと思う。

目黒川桜ツアーに参加した 〜4月1日は3〜5分咲きでした〜

2024-04-08 14:23:04 | その他
もう1週間ほど前だけど、以下のジール目黒川お花見クルーズに参加した。

目黒川の桜を船上から楽しめる東京人気No.1クルーズ! 天王洲ヤマツピアから出航し目黒雅叙園前で折り返す 約70分の目黒川の桜堪能クルーズ!
天王洲アイルからホテル雅叙園までボートで桜を見ながらクルーズするものである。1ヶ月ほど前に4月1日に予約を入れていた。当時、桜の開花は3月18日頃という予想で、4月1日では満開は無理で、桜吹雪くらいなら見れるかな?と思っていたが、それどころか、開花はするだろうけど、満開にはならないだろうと思って4月1日を迎えた。この後写真を紹介するが、結局3分から5分咲きくらいだった。
まずは天王洲アイルの桟橋。ハーバーのあるあたりは、だいたいこのような景色。

まずは、出発の動画を紹介します。このようにガイドさんが色々説明してくれます。これは嬉しい!
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しばらく走ると、前方からジェットボート(ウォータージェット推進のボート)が結構なスピードですれ違いました。その結果の動画が以下のもの。そう、このような川では、スピードを出して走ると後方にウェイクが発生して、対向する相手のボートはこのように大きく引き波でゆらされます。だからマナーで、心ある船長は引き波を起こさない運転をするのだけど、まあ、マナー違反ですね。
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その後は、両岸の桜を眺めて進みます。

途中たくさんの橋があります。



荏原調節池(目黒川) 施設概要 荏原調節池は、目黒川中・下流部の治水安全度の早期向上を目的として、中央卸売市場荏原市 場跡地を活用して、平成 3 年から平成 14 年にかけて整備した、地下箱式の調節池です。
鳥も写しましたが、ピンボケでした。


水面にはカモメがいました。うまく船を避けますね。
動画も。
IMG 2200

やはり船から桜を眺めるのは、地上から眺めるのと違っていいですね。来年は満開の時に、もう一度再チャレンジしたいと思いました。


また、WiFiが繋がらなくなった。〜2月に続き、また。先回の経験が少し役立った〜

2024-04-05 09:43:33 | コンピュータ、ハイテク
以下に示すように、2ヶ月前にWiFiが繋がらなくなり、ひと騒動だったけど、今回も同じことが起こった。
今回3月末から東京に来て、4月1日の朝、突然WiFiが繋がらなくなった。色々な機器の電源を落として、再度ONしたり、ルーターを初期設定し直したりしたけど、直らない。4月1日、2日は外出の予定があったので、そのままほっておかざるを得なかったが、3日になって、どうも、また、NTTが怪しいと思って、マンションの管理人に、他の苦情が出てないかを確認したら、昨日、何か不具合があってNTTが来ていたというので、NTTへ電話して4日に来てもらった。
その際、まあ、NTTに電話が繋がらない、繋がっても後で電話するというので1時間ほど待ったがかかってこないので、Webから修理申し込みを3日に送って、4日の予約が取れた。
そして、昨日4日に来て色々見てもらった、来てすぐ、「なにか一昨日くらいにNTT来ていたようですよ」と話をしたら、「それじゃ、外部機器を見てきます」と言って、1時間近くして戻ってきた。そして、終端機器を全部交換し、再設定するということだった。その結果、最後にプロバイダー情報を入力する段になって、ユーザーIDやパスワード入力のところで躓いてNTTの方は、「ここまで」ということで、その後朝日ネットに電話して、入力情報などを確認して、やっと復帰した。
先回、WiFiがおかしくなったとき、これでしばらくWiFi問題からは解放されると思っていたのに、また起きた。繰り返しになるが、WiFiで不具合が起きると、NTT、プロバイダー、ルーターと3社が絡んで、原因追及が大変だ。
今回、先回の経験から、パスワードやプロバイダーの契約、各機器のランプの点滅状況の写真などがあったので、少しはスムーズだった。
おそらく、これで数年は大丈夫だと思いたい。

2024-02-10 17:58:03 | コンピュータ、ハイテク
今回、2月1日から東京に来ている。その際、まずカミさんのiPhoneがスムーズにwifiに繋がらなかった。過去にも何回かそのようなことはあったので、またかということで再接続して過ぎていた。