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バロック・オーボエの発表会

2010-08-05 | オーボエ
8月1日はバロック・オーボエの発表会でした。
先生のバロック・オーボエ、リコーダー、バロック・ファゴットと
先生のお仲間のリコーダーの先生とチェンバロの先生の
生徒たちの合同発表会です。

会場の新所沢の松明堂ホールは、一昨年の発表会の時に見にいったところ。
あのときは聴くだけでしたが、ことしは演奏する側に。
ことしは415チームが先に演奏となりました。

リハーサルでは、オーボエの最初の奏者の女性が自分と同じ
ヘンデルのヘ長調を演奏しました。
同じ曲を先にやられて、それが良かったりすると、焦りますね。

自分の番になってステージに上がると、照明が意外と眩しい。
さて、始めてみると第1楽章はまあまあでしたが
そのあとはボロボロになって、むなしく伴奏を聞いてしまう
という惨憺たる結果でした。

さて、本番では出番の3人前から控室で待つことに。
モニターに演奏風景が映されているのを見ていると、ますます緊張してしまいます。

控室といっても狭いコーナーで、音出しをしていると客席まで聞こえてしまうので
おそるおそる音を出す、といった感じ。
昨年の会場は2階で練習することができたのですが
これならどこかカラオケボックスに入って練習したほうがよいかも
と思いながらも、結局はそのまま本番に向かいました。

リハーサルでは間違えたりすると、吹きながらもあれこれ考えてしまっていたので
楽譜に集中するよう心がけます。

始まってしまうと、思ったよりは緊張はしませんでした。
Ⅰはよく吹けた。
Ⅲでは、なんでこんなところで、というところで
指の間違いをしてしまいましたが、何とか納めることができました。
Ⅳの出だしはもたつきましたが、繰り返しの2回目からあとはスムーズに指が回りました。
Ⅴは、後半で指が回らなくなり、そのまま終了・・・

終わったばかりの時は、ダメだ~・・・という気持ちが強かったのですが
あとから思うと、前日までのレのひっくり返りや
リハーサルのボロボロを考えると、実力は出せたのでは、と思います。
というか、これが実力なのだと思うようになりました。

しかし、1年間こればかりよく吹いてきました。

さて、今回の発表会の印象は
ホールの音響が良いのかリコーダーやオーボエの音がよく聴こえてくる。
そのせいなのかどうかわかりませんが
ことしは昨年に比べると間違える人が多いような気がしました。

ステージと客席が近いので
間違えると演奏しながらも、顔をしかめたり
悔しそうな顔になったり、動揺してしまったりという
変化がよく分かってしまいます。

これは気をつけなければいけませんね。

それに練習場所がないのがこのホールの欠点ですね。
来年もここなら、カラオケボックスを探しておきましょう。

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