梅之芝居日記

歌舞伎俳優の修行をはじめてから15年がたちました。
日々の舞台の記録、お芝居ばなし等、お楽しみ下さい。

台本を帳簿に持ちかえて

2006年07月28日 | 芝居
今日からはいわゆる<本興行>の仕事はないので、いちおうはお休みの月に入ったと申してもよいのですが、再三申し上げます通り、<宗家藤間会><小学生のための歌舞伎体験教室><稚魚の会・歌舞伎会 合同公演>、そして私どもの結婚式と、予定はぎっしりでございます。
お昼から国立劇場養成課にお邪魔して、<稚魚の会友の会>、ダイレクトメールからご注文下さったお客様への、チケット送付作業。合わせて百数十名へ、日時、枚数を確認しながら三百枚近いチケットを封筒に詰めてまいります。間違っては大変なことになるので、慎重に丁寧に。養成課の職員さんとの共同作業で、二時間半ほどで終了。とりあえず私の任務の大半はこれで終了しました。あとは本日以降のご注文の受付と、勉強会公演中の、チケットがらみの問い合わせ、トラブルの対応をすることになります。また、本年は勉強会全体の代表幹事をさせていただいておりますので、舞台のウラ、オモテにわたる庶務全般や、出演者間の連絡作業、統括もいたさねばなりません。初めての経験なので先輩方に教わってばかりですが、ご迷惑をかけないよう、気をつけて勤めてまいります。

さて、本年の合同公演、大変チケットの売れ行きがよく、一同感謝いたしております。全体的に昼の部の売れ行きが大変よく、売り切れの日もでておりますが、夜の部はまだ若干の余裕がございます。まだ予定を決めていないあなた、来るなら夜の部ですよ!