梅之芝居日記

歌舞伎俳優の修行をはじめてから15年がたちました。
日々の舞台の記録、お芝居ばなし等、お楽しみ下さい。

縁無き衆生は度し難し…?

2006年07月06日 | 芝居
今日は終演後、家内と表参道に行ってまいりました。
私ども夫婦は、八月に改めまして挙式、披露宴をさせて頂くのですが、その招待状や席次表といったペーパーアイテムを、表参道の「ウイングド・ウィール」というペーパーショップで誂えることにしておりまして、その打ち合わせに伺ったのです。こちらのお店は、紙選びからデザイン、本文レイアウトにいたるまで、ほぼオーダーメイドといってもいいくらい、こだわって作ることができるのが大変嬉しいです。店員さんも親切ですし、決して値が張るわけでもなし。便箋や封筒などのバラ売りもしているので、皆様も是非是非足をお運び下さいませ。

さて打ち合わせが終わりましてからは、すぐ近くの「表参道ヒルズ」に初めて足を踏み入れました。いや~、外観からは窺い知れないなかなかの眺めですね! 安藤忠雄氏の設計だそうですが、地下階中央の広く緩やかな階段のデザインや、螺旋スロープの通路を巡りながら階を移動する様式など、機能性一辺倒にしない遊び心と申しましょうか、ゆったりとした空間づくりを楽しみました。
しかし! 夫婦そろって下町愛好家の私たちにとっては、入っている服飾店も、ちょいとお高めの飲食店も、縁遠い世界かも…。ポテトサラダが1000円する和風ダイニングって、一体…?