タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

山岳遭難救助訓練?

2019年09月30日 | タカの渡り
    

先日、鷹の峰で渡りを見ていた時のことです。

朝の時間はヒマだったので、ganchanさんらとおしゃべりしていたら、、、、、

    

目の前をヘリコプターが飛んできました。

そのヘリコプターを追っていると、、、、

    

となりの窓ヶ山の上まで飛んで行き、そこでホバリングを始めました。

山岳遭難か???

と思って見ていると、、、

    

ヘリコプターのドアが開いて、隊員が下りて行きました。

しばらくして、隊員が誰かを抱いてヘリコプターに吊り上げられました。

    

これと関連するのかどうか分からないのですが、この時間にどこかから救急車のサイレンも聞こえてきていたので、、、

この時点では本当に山岳遭難ではないかと思いました。

この山には岩場もあるのです。

    

ヘリコプターは窓ヶ山の向こうに向かって飛んで行きます。

その方向には白川登山口があり、その近くには遭難者をつり下ろして、救急車に乗せ換えることが出来るスペースがあります。

本当に遭難事故???

と思っていたら、そのヘリコプターは山頂に向けてひき返して来ました。

    

山頂にひき返して来たヘリコプターは、そこで2名の隊員を下ろした後飛び去って行きました。

その方向は広島西飛行場の方向、そこにはヘリコプターの基地があります。

タカ長の写真は画質が悪くて、最初に吊り上げられた人の様子がよく分からなかったのですが、帰宅してパソコンで画像を拡大してみると、吊り上げられた人の服装もオレンジ色のような、、、、、。

あとからganchanさんに確認したら、彼のカメラはハッキリと救助隊員の姿をとらえていたようです。

と言うことで、あの日の一連の行動は山岳遭難救助訓練であったことが確認されました。

このような訓練を実際に見るのは初めてのことでした。

広島のように、高い山のない地方でも、レスキュー隊の皆さんはこのような訓練をされているのですね。

ご苦労様です。タカ長たちは安全登山に努め、あの訓練が訓練だけで終わるようにしたいと思います。