タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

知ることは楽しいこと~2

2016年07月31日 | 日々雑感
タカ長がいつも見ているtenki.jp の予報によると今日も終日曇りで、午後には雨も降ることになっていますが、、、

朝から太陽がギラギラ輝いています。

そのためタカ長は「青菜に塩」状態になっています、と言いたいところですが、今年は例年より楽で、それほどバテてはいません。

昨夜初めて寝苦しさを感じましたが、そのような夜が今年は少ないので助かっています。

    

この夏は10MTVを見ながら時間つぶしをしていることは何度も書きましたが、今日もその話題です。

福島原発であのような事故が起こって、再生可能エネルギーのことが話題になっています。

この10MTVでもそのことが勉強できるので、それを見ながら考えるのですが、エネルギー問題というと「まず原発ありき」ということで議論されているようで、、、、

と思うのはタカ長の独断かもわかりませんが、とにかく公平な議論がされていないような気がしています。

ここで原発問題を云々するつもりはないのですが、色々な問題を自分なりに判断するためには広い目でものを見ないといけないといつも感じています。

再生可能エネルギーの一つ水力発電は消費エネルギの10%くらいを推移しているようです。

その水力発電はこれまでは大きなダム作って大量の電気を発電する方法がとられていました。

    

これはかの有名な黒四ダムですが、このような方式で発電できる場所はもうなくなっているようです。

それに代わって今注目されているのが小さな発電所、、、、、、そのイメージです。

    

このように水路に発電機をならべて電気を起こすということです。

水車を5台も10台も、あるいはそれ以上並べて発電する、、、というようなイメージですが、、、、

問題は発電機のコストです。これまでは1KW150万円とか、ひどい例では400万円とかいう見積もりもあったようです。

しかし、最近本気で計算すると60万円という数字を技術者が出してくれたそうです。

その数字ならペイするようですね。

    

今はやりの太陽光発電は究極の再生化のエネルギーで、太陽が持っているエネルギーの1万分の1を利用できたら、地球上で必要なエネルギーのすべてがまかなわれるそうです。

しかし、太陽エネルギーは安定的なエネルギーではないといわれますが、、、

その太陽電池の発電コストは2030年には1KW6円になると試算されています。

また、その電気をためておく蓄電池もそのうち5万円くらいになると言われています。

このような話は50年も100年も先の話ではないのです。すぐ先のことなのです。

原発にどのように向き合うか、人それぞれの考えがあるでしょうが、要は一方的な情報だけで判断するのは危険だと思うのです。

そのような技術が目の前にあるのなら原発という危ない橋を渡る必要はなくなっているのでは、、、、、

とタカ長は思うのですが、皆さんはいかがお考えですか?

この記事は三菱総合研究所理事長、東京大学28代総長 小宮山宏先生の講義を聞いて書きました