タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

足に優しい山

2015年06月05日 | 山歩きから
雨の中を仲間たちと市間山に登ってきました。芸北山群と呼ばれる広島県北西部にある山の一つです。

この山は落葉樹の尾根を1時間以上も歩ける、私たちの近くではめずらしいとも言える山で、その森を楽しむつもりでプランしました。

    

家を出るころは降っていなかった雨が、登山を始めるころには本格的な雨になりました。最初は距離の短い急登で、それを過ぎるとアップダウンの少ない尾根歩きが続きます。

    

その尾根道を歩きながらあらためて思ったのですが、この道のしたには何か緩衝材みたいなものが敷きつめられた感じで、とても足に優しいのです。

かたい道を歩くときは足に痛みを感じているタカ長ですが、この道だけはルンルン気分であるくことができました。

市間山は標識がないと気づかないようななだらかな尾根の高みです。その市間山から立岩山まで縦走して、往路を下山するのが最初の予定でしたが、、、、

    

雨が降り続いているので予定を縮小して、市間山から30分たらず歩いて、同じ道を引き返すことにしました。立岩山での昼食は止めて、下山してからどこかで昼食ということです。

    

雨は降っても風はないので傘をさして歩く人もいました。ジッとしていれば少し寒さを感じるような尾根あるきは悪くありません。

    

引き返し点でツクバネソウの写真を撮り、、、、

    

    

霧の森を撮り、、、、、同じ道を下山しました。

天気が良くないので鳥的にも花的にも特記事項のない山歩きになりましたが、それでもこの時期の雨は、少なくとも広島の山では危険を感じることもないので、いったん歩き始めたら問題なく歩けます。

問題は歩き始めるまで、その気になるまでに少し時間がかかるのは歳をとったからでしょうか?

    

登山道のそばで見たギンリョウソウです。

派手な色の花は目につきませんでした。花登山、鳥登山ではないのでそれでも良いのですが、、、、

昨日買った新しい靴は、この天気ですから出番ナシです。新しい靴の船出が雨ではいやですから、あの靴は玄関で留守番をさせました。