タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

広島県一のアスナロ

2015年06月02日 | 山歩きから
仲間たちと広島県中央部にある天神嶽に登る前に、広島県一のアスナロを見に行きました。

広島県一というのですから多少は期待していたのですが、、、、、

    

現地についてみると、、、、、何じゃこれ、、、、、というような木が一本ありました。

棒の上にパラパラと葉があるような、、、、、、まるでタカ長の頭のような木、、、、、、

本気でカメラを向ける気にもならないような木でした。

    

タカ長が倒れるのが先か、この木が枯れるのが先か、というような木でした。

今まで何本もランキングされている木を見てきました。今日もこのアスナロを見る前に大きな木を見て、それなりに感動したのですが、、、、

このアスナロは感動を呼ぶものではなくて、、、、、、、

    

まるでタカ長の人生を見ているようでわびしくなるような木でした。どこをどう見ても感動を呼ぶものは見つかりません。

    

明日はヒノキになろう、明日はなろう、、、、、そのように思いながら生きてきたタカ長ですが、、、、、

この歳になるまでヒノキにはなれなくて、まもなく枯れそうなところまで追いこまれています。

この木が枯れるのが先か、タカ長が倒れるのが先か、、、、、おそらくこの木が枯れるのが先になりそうな、広島県一のアスナロでした。

巨樹、巨木といわれる木にも命があり、命がある以上その命が枯れることもありますが、それにしてもこのアスナロは身につまされるような木でした。