タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

初めての山そして、、、、

2015年05月21日 | 山歩きから
「スリリングな岩稜とシャクナゲの群落が魅力」と「広島県の山」(山と渓谷社)に紹介されている鎌倉寺山(610m)に登りました。

    

まずその場所です。広島市の北東方向にある山です。その右上に先日登った鷹の巣山が、そして左下にタカ長が若いときから何度も登った白木山が見えます。

その左下のほうに「大田川」という字が見えますが、そこに見える緑の山が昨年土石流災害のあった阿武山です。その東斜面のしたが八木地区になります。厳密にいうと大田川の「川」という字の右下が八木地区ということになります。

タカ長は若いときから山歩きを続けていますが、その登り方は同じ山に何度も行く登り方で、ピークハント型ではありませんでした。

この山のあるJR芸備線沿いの山は白木山に何度も行っただけで、そのほかの山にはこれまで登っていませんでした。そのため鎌倉寺山に登るのは今日が初めてでした。

今年は山頂のシャクナゲが当たり年だということで、一年以上待って実行したのですが、、、、、、、

結果を明記したらよくないのかも分かりませんが、そのシャクナゲに関してはまったくの「はずれ」でした。不作もいいところ、というのが初めて登ったタカ長の素直な印象です。

    

今日の山歩きは相棒にガイドされての山、タカ長はどこから登るのかも分からないまま彼のあとを追う始末で、、、、、

しばらく歩いてから「広島県の山」に紹介されているコースとはまったく別コースであることを理解する状態でした。

    

相棒は昔からこの山に登っているので、何十年も前の状況を知っているのですが、そのころは稜線の木も小さくて岩稜からの展望も良かったようですが、今は展望のよいところはかぎられるようです。

    

そのひとつ、馬の背か牛の背か、そのような名前のあるところに立つタカ長です。

    

    

    

終始展望が良いとはいえない岩稜を歩いて山頂を目指しましたが、小さなアップダウンが連続し、気温も上がり、その上風もなくて山頂が近づくころには疲れを感じることになりました。

    

そのようにしたたどり着いた鎌倉寺山の山頂です。

山頂は平凡で展望がないことも事前に分かっていたのですが、、、、、、お目当てのシャクナゲは、、、、、、

    

    

エッ、これ???という感じでした。シャクナゲの群落と紹介されているのでもう少し多いと思ったのですが、、、、

いくら裏年だといってもこれはひどすぎます。完全な期待はずれでした。

この鎌倉寺山は広島で初めての岩登り講習会が開かれた山で、言ってみれば広島のロッククライミング発祥の山なのです。その岩稜も木が繁ってきて、、、

山頂のシャクナゲも期待したほどではないとしたら、少なくともタカ長的には「最初の山」であり「最後の山」という気がするのです。

    

シャクナゲがその程度なら、途中で見たツツジのほうが良かった、ということになりそうなのですが、そこまでいうといいすぎになるのかなぁ???

    

ご覧のようにアップダウンのある山ですが歩数は11,000歩くらいでした。裏山歩きなみの山歩きということになります。

    

地図に落とすとこのようになります。これを時計まわりにあるきましたが、このコースを歩く場合はこの方が正解だといえます。

上の図を見ると山頂からのくだりが急で、事実急な下りでしたが、この下りは普通の山道の下りですから問題ありません。それにくらべたら最初の登りのほうが楽なように見えますが、ここには小さな岩場が隠されているので下りに使うと苦労するかも分かりません。

少なくとも高齢者にはこのような岩場は登るほうが楽です。

というようなことをいえるのは、タカ長は後期高齢者とは言っても股関節が開くよう日々腰割りを続けているからだといえます。今日の岩稜歩きではその成果を実感しました。

股関節が硬くなった人はこのようなコースは歩かないほうが良いのでは、、、、、、というのが素直な感想です。