タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

団地の餅つき大会

2011年01月16日 | 日々雑感
雪の中の餅つき大会

 今日はタカ長団地の餅つき大会です。冬のお楽しみイベントとして完全に定着しています。

 今年は寒波の中、時々は風雪、、、、寒い餅つきでした。

  

 会場の集会所から見る通称A山です。少し距離があることを我慢すればタカ長団地からもタカの渡りを見ることが出来るのです。これほど恵まれたところに住んでいるホークウォッチャーも少ないのではないでしょうか?

  

 餅つきは団地の子どもたちにも楽しいイベントです。杵でつく餅は珍しいので子どもたちに人気、ほぼつきあがったところで子どもたちに杵を持たせます。

  

 自分でつく子、お父さんの助けを借りてつく子、いろいろありますがいずれにしても子どもたちには楽しいイベントです。

  

 いまの子どもたちには、いや若いお父さん、お母さんには民俗文化財とも言える杵も登場します。

 ちなみに最初の写真の臼はタカ長宅で使用していたものです。しかし、歳を取ると石臼を扱うのは体の負担になるので町内会に寄付しました。わが子が小さい頃は自宅で餅つきをしていたのです。

 

 子どもたちにとっては餅をつくことも、丸めることも何もかもが珍しい体験になるはずです。その上今年は雪の中の餅つきになりましたから一層印象的なイベントになったと思います。

  

 もちろんこのイベントは子どもたちのためだけではありません。ついた餅はぜんざいや豚汁に入れていただきます。その準備のためにタカカノたちは2日前から準備していました。

 じじたち(失礼、でも本当です)はじじたちでもち米を蒸しながらお酒。これが楽しくて不良じじ(?)のチョッとしたたまり場になっています。

 つまりこのイベントは老いも若きも参加する、団地住民の交流の場としても最高のイベントになっているわけです。

 タカ長団地は高齢化が進み、市の高齢化率を10ポイントも上回っています。また、日本全体に見られる人間関係の希薄化とも無縁ではありません。しかし、このようなイベントを見るとまだまだ捨てたものではないと意を強くします。

 多くの人に支えられているこのイベント、参加する人も支えている人もともに満足した今日の餅つき大会でした。