タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

三伏の候

2008年07月12日 | 日々雑感
拝啓 三伏の候

 と言う時候の挨拶で始まるのが昔の暑中見舞いの定番だったとか。タカ長がそのような高尚な(?)ことを知っているわけがありません。すべてはネットで仕入れた雑学です。



暑中お見舞い申し上げます

 と言う決まりきった書き出しではなくて、チョッとレトロな響きのある書き出しで差別化を図ろう、と言うわけです。

 広島地方の梅雨明けの発表はまだのようですが、この時期から連日の暑さ続きで、暑中見舞いや残暑見舞いを書く頃はどうなることか、暑いのが苦手なタカ長はいまから心配しています。



三伏の候とは

 三伏とは暦注(れきちゅう)の一種で日本最古の具注暦(ぐちゅうれき)にも記載されているとか
 新暦で言えば三伏は7月中旬~8月上旬にあたり、夏の勢いが大変盛んで秋の気を伏する(降伏の伏)ところから三伏

三伏の期間はいつからいつ

三伏とは初伏(しょふく)・中伏(ちゅうふく)・末伏(まっぷく)に該当する日(三伏日と総称する)を指します。暦注としては日本の最古の具注暦(暦注を記載した暦)にも書き込まれていたという大変に由緒正しい暦注であるとか。

三伏日の撰日法(せんじつほう:どうやって計算するかという決まり)はどんなものかというと、いくつか「流派」があるので、本によっては日付が違うこともある。こよみのページでは

o 初伏 ・・・ 夏至以後、三度目の庚(かのえ)の日
o 中伏 ・・・ 夏至以後、四度目の庚の日
o 末伏 ・・・ 立秋以後、最初の庚の日

という方式で計算しているそうです(これが一番普及しているようだから)。

 この計算によると2008年は

     初伏      7月19日
     中伏      7月29日
     末伏      8月 8日

になるそうです。この期間7月19日から8月8日の間に拝啓 三伏の候と言う書き出しで暑中見舞いを書けば合格、と言うことになるのでしょうか。



 今日も暑い一日でしたがタカ長は友だちに誘われて「広島市植物公園」へ行きました。特別な目的があったわけではありません。入園料が無料、と言うのが最大の理由。年金生活者になると無料と言う言葉に弱いですね。

 もう一つはこの朝顔の壁の写真を撮ることでしたが、少し時期が早すぎました。見ごろは7月の下旬になるようです。

 本日はタカ長ブログファンに感謝をこめて、ネットで仕入れた雑学を紹介させて頂きました。

 タカ長ブログファンの皆さま、暑さに負けないで9月には元気な顔を見せあえるようにしましょう。