タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

ミカン狩りに行きました

2008年01月08日 | 旅行のことなど
 友だちの実家のある周防大島にミカン狩りに行きました。



 春を思わせる穏やかな瀬戸の海。海を渡る風には多少の冷たさもありましたが、この景色は「ひねもすのたり のたりかな」と言う俳句を思い出させる春の風情です。



 その春の海を見下ろす丘の小さなミカン畑、その隅に残された数本のミカンの木。ミカンのことは何も分からないタカ長には「チョッと少ないのでは、、、、、」と思ったのですが、、、、、、、、



 実際に採りはじめたらミカン箱はあっという間に一杯になりました。次の箱にも、その次の箱にも、そして何枚かの袋を一杯にしても、まだまだミカンは残っています。小さな木だと思いましたが、思った以上にたくさんの実があるものですね。
 1時間と少しの作業時間で、ワゴン車のトランクと3列目のシート一杯になるほどのミカンを採りました。

 近くでヒヨドリが騒いでいました。「全部持って帰ってはいけないよ」と必死に訴えているようにもみえました。そのそばの木立ではメジロが飛び回りながら、彼らも私たちに注目しているようでした。

 空にはノスリがホバリングしていました。ケアシノスリが多く飛来している、と言う情報があるのでシッカリ見ましたが、8倍の双眼鏡で見る限り普通のノスリでした。

 周防大島ではハイタカ属やサシバなどタカの渡りも記録されていますが、春らしいとは言え1月上旬ではそれらしい気配も見えません。タカの渡り観察はもう少し待つことにしましょう。

 余談ですがサクラ情報です。私たちが行ったミカン畑の近くに「五条千本桜」と言う、おそらくあまり人に知られていないサクラの名所があります。海岸端の道路のそばに、5kmにわたりソメイヨシノの桜並木が続いています。船を浮かべてサクラを見る人もいる、と聞きましたが、それは一般的ではないでしょうが、サクラ並木をウォーキングするのも楽しそうです。

 場所は片添ヶ浜海水浴場から沖家室島に向けて少し走ったところですからすぐ分かります。
 開花の時期は大島大橋あたりより少し遅れるそうです。4月10日頃が最適(?)

 皆さん行って見られては如何ですか?タカ長はその頃はベトナムの予定ですから、来年のプランに入れることにします。