タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

マレーシアでの探鳥~その6

2008年01月03日 | 旅行のことなど
 2007年3月6日午後私たちはフレーザーヒルを後にして、次の目的地マラッカに向かいました。フレーザーヒルでの滞在は2泊3日、まるまる一日滞在したのは3月5日の一日だけと言う、鳥を見るための旅としてはあわただしいものでした。もし許されるものなら、悪くてもまるまる3~4日は滞在したいものです。

 たった1回だけのマレーシア旅行、フレーザーヒルでの探鳥ですからえらそうなことは言えないのですが、今回の旅で気づいたことを記してまとめとさせて頂きます。



 フレーザーヒルの中心、時計台のある広場です。画面の真ん中、車の向こうに「インフォメーション」があります。食堂などの店も並んでいます。今回私たちは清水の舞台から飛び降りる気持ちでスモークハウスを利用しましたが、探鳥旅行の宿泊としては正面に見えている「puncak inn」(電話;09-362-2201)のほうがベターかも分かりません。宿泊費もこちらのほうが1/3以上安いようです。

 探鳥にはガイドを雇うべきです。全滞在日を通じて依頼するかどうかはそれぞれ考えがあるでしょうが、少なくとも最初に一日はガイドとともに歩いて、フレーザーヒルの状況をつかむ必要があります。それができなかったから、私たちはビショップトレイルから敗退する羽目になったのです。

 写真愛好家の人への情報です。私たちは時間がなくて行くことが出来ませんでしたが、現地で買った「Birds of Fraser's Hill」(Morten Strange著)に書かれている情報です。

 広場から北西へスモークハウス方面に向かって行き、グランドのところを左折してJalan Ampangをいった所にあるJelai Highland Resortは、宿泊するにも鳥の写真を撮るにも最適の場所みたいです。夜明けとともに鳥がホテル周辺のブッシュや駐車場にやって来るようです。8時半までに20~30種の鳥を見ることが出来るので、早朝ここで鳥を見て(撮って)、鳥のラッシュが終わってからコーヒーでも飲んで、次のスポットへ移動することを著者は勧めています。

 マレーシアに行くと多くの鳥に会うことが出来ます。ツアー旅行に参加するか、個人的に行くかはそれぞれの人の考え次第ですが、一度はマレーシアに行かれることをタカ長もお勧めします。