「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

七曲署シリーズ 露口茂 in 太陽にほえろ! の存在意義 など

2019-04-14 18:15:11 | 当直室日記
そういえば、昨年11月以来、散髪していなかったことを想い出して、行きつけの髪処へ。
店主に一人分のかつらが出来るぞ!とぼやかれたけぶでございます<(_ _)>

切ったみたら、白髪が増えたなぁ・・・って47だぞ、おい!
そうか、昭和47年に生まれて、それから47年か・・・。
それに太陽も今年は誕生47周年。
すっかり平成も終わり令和。。。。

なんか、「年輪」がマヒしだしています・・・・。

▼チコちゃん
徹さん登場、やっぱりNHK(特にチコちゃんスタッフ)は太陽好きねぇ・・・(^_^;)



▼七曲署シリーズ 露口茂 in 太陽にほえろ! の存在意義

本放送時代からのファンである、じゅみさんという方からメールをいただき、小生の「露口In太陽はもうひとつの山さん主演作」という見解にご賛同いただきました<(_ _)>
(以下、じゅみさんへのご返事も含まれています。)

それまでのドラマ写真集というのは、裏話などの情報が少ない淡泊な内容が殆どだったと思います。太陽の名場面集についても、比較的活字が少なく「ガツガツ」していないものが殆どでしたが、10周年記念号に関してはその性質上、それまでの歴史のスクラップブック的な出来となりました。そのスクラップブック的な性質を、次に出版された初の個人写真集である七曲署シリーズ・竜雷太in太陽では受け継いでいます。これは「記念」といういわば「卒業アルバム」にも近い作り方と云ったらいいのか判りませんが、これが沖㏌以後も継承されて行きます。
一方、名場面集も10周年記念号のエピソード紹介ページひな形を継承していきます。

そんな太陽出版物の歴史で久しぶりに出版された個人写真集「七曲署シリーズ」の最新作が露口㏌でしたが、それまでのスタイルとは違い、まずは露口さんのインタビューが無いこと、代わりに撮りおろしの写真で前半は構成されていたことには正直戸惑いました。買う方はこれまでの七曲署シリーズ同様、いくらインタビュー嫌いの露口さんも・・・と思っていたのと、これまでのスチールで構成されていると「思い込んでいた」部分はあったと思います。
小生は記憶にないのですが、じゅみさんによると、発売が延び延びとなっていたとのこと。
結構完成までに色々とあったのではないかと思います。

ここで何となく想像できるのは、それまでの七曲署シリーズのフォーマットで仕事を進めようとしていた制作側だったものの、露口さんが撮りおろしの写真で山さんを演じることで、逆に山村精一という人物に敬意を表したのと、もう一つはその山村という男を自分の意志で葬ってしまったことを悔やんで、露口さんご自身が山さんを語ることを良しとしなかったのかもしれません。

そもそも露口さんはドラマの裏舞台は見せるものではないという考え方の持ち主なので、尚更だとは思います。

ただ、出来上がった物があまりにも次元が高い、いわば大人の写真集となったことは確かで、当時としては販売GOを出すのに結構勇気がいる部分はあったと思います。

それで残された露口in。

これ、本当に妄想を掻き立ててみるのには面白い題材です。
考えようによっては、2時間スペシャルの分量にもなる妄想ができそうです(^_^;)

まず、カラーページの山さんとグラビア締めの山さんは明らかに私服であり、夕暮れの埋立地で何かを何かを悔やんでいる?
小さな紙を握りつぶしている。
例えば、ここで発見された女性の死体のかかわる捜査で、新事実が発覚したとか・・・メモに書いてあったことで殺されたことがあまりにも不憫だったとか・・・。

捜査は曇天の中、捜索・尾行・張り込み、そして山さんには珍しく拳銃を構えての「踏込み」、そして山さんには珍しい、無精ひげまで伸ばして挑んだ長い取調べ・・・。
そこで判ったことは女の悲しい過去。
裏付けをとるために山さんはある港町へ出張し、真実を知ります・・・・。

服装からいけば、#691で画面では初着用しているネクタイをしているので、殉職直前であること。

という、ベーシックなところから、妄想はどんどん膨らみます(^_^;)

さって、風呂入って妄想しよっと、、、、




▼エスプリのママ・・・・
多分、リマスタでしょう。











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当直室日記2019-4-13

2019-04-13 00:10:55 | 当直室日記
まあ、「令和」で、
令子・・・・
と連想するのは、太陽中毒の癖のようなもので(^_^;)

と、ちょっと余裕の出てきたけぶでごさいますが、
何しろ、ショーケンさんの死もあり、本当に色々あった数週間でした・・・・。

▼カムリンコで聴く
せっかくの6スピーカーの愛車カムリンコで聴いているのが、もっぱら太陽サントラなわけですが、
デジタルリマスター版のモノラル・メインテーマをガンガン鳴らしているという暴挙に出ています。
やっぱり、一徳さんのベースが、疲れた身体に沁み渡り、シートヒーターの暖かさも染み渡り・・・
いや、この至極の為に買ったんです・・・大体往復で2時間ぐらいありますからね。

▼山さん新宿に還る
しげさんのタレこみにて「露口茂in太陽にほえろ!」が新宿紀伊国屋書店別館にて平積みされていたとのこと。
誰か、露口inを角筈橋に連れて行ってください<(_ _)>

ところで、Amazonの扱いも順調そうですし、数に限りがあるとはいえ、直ぐに購入しなければならないという切迫した在庫ではないようなので、未購入で迷っている方はもっと迷ってください(^_^;)

▼みなさんのおかげです
私の年代でとんねるずといえば、ゲラゲラ笑わせてもらった貴重な存在でした。
「みなさんのおかげです⇒でした」は俳優さんとの親交もあり、実際ドラマにも出演していることから、けっこう贅沢なコラボが実現したりして、コントとはいえ見応えがありました。
刑事モノでこの番組の相互的影響があったのは『もっとあぶない刑事』。
だけどもう30年ですか。。。

そんなわけで「太陽にほえるな!」は確かにスタッフとの悪のりですが(^_^;)、面白く観たものです。
残念ながら「チェッカルズ」と「トシさん」が出演した火曜ワイドのSP版は無いようですが、ポチりました・・・・。




▼やすらぎの刻-道
なかなかに直接的だ・・・・湾岸方面のテレビ局と「先生」の訣別が、フィクション交えてでしょうか、こんな感じだったんだなぁ・・・。
結構楽しんでいます。


****************

坂口良子さんも大原麗子さんも、そしてショーケンさんも鬼籍に入ってしまったんだなぁ・・・・。
それに前から噂のあった石原プロの解散がまた噂されているようですし、太陽DVD-BOXのリリース完遂から、なんとも寂しいことが続きますね・・・。

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マエダオートの社長・前田満夫氏 ご逝去

2019-04-12 23:19:35 | おくやみ
イタルさんがブログにて、マエダオートの社長・前田満夫氏が亡くなられたことに触れられておられました。

https://blog.goo.ne.jp/dtfbwb2004/e/828c1161ada75d63dbf8a663c02c5211?fm=entry_awp


今でも車両プロダクションとしては有名どころであり、富士の吉田にスタジオを所有しているなど、特にサスペンスドラマ映像には貢献されていた会社さんのボス。
実は恥ずかしながらイタルさんがお話しになられている、#1のレギュラー以外のいわば「ゲスト」出演第一号であられたというのは、初めて知りました。
しかしながら、前田氏は同じカースタントで活躍した関虎実氏よりは目立ちませんが、太陽の映像の中に幾度かご出演だったと記憶しています。
(検証はまだです。)

マエダオートは当初OPクレジットにはないですが、初めから車両を担っていたようです。1978年ごろから「マエダ・オートクラブ」としてレギュラーでクレジットされておりました。
なので、太陽のレギュラー車以外はほぼマエダオートさんの手配だったと認識しています。(レギュラートヨタ車でも、マエダオートの車両があったようです。)中には個人の車両などもあり、逆にリアリティを醸し出していたところがありました。

今でも、太陽当時に使用されていたであろう車両があるようです。


・・・・何とも寂しいですね・・・・。

ご冥福をお祈りいたします。


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地方出カップルの悲劇は「東京」のせい?マカロニ奔走/美人スリと殿下がニセ札事件に巻き込まれ・・・

2019-04-12 06:17:23 | ファミ劇日誌
さて、4/12のファミ劇太陽放送です。
引き続き【萩原健一さん追悼放送】と銘打ちます。


【CS】

▼ファミリー劇場HDリマスター版 マカロニ編

4/12(金)
6:30~7:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#48
ファミリー劇場HD(CS)
第48話 48.06.15 影への挑戦 (シンコ)


4/12(金)
7:30~8:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#49
ファミリー劇場HD(CS)
第49話 48.06.22 そのとき、時計は止まった(山さん)


4/12(金)
19:00~20:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#50
ファミリー劇場HD(CS)


4/12(金)
20:00~21:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#51
ファミリー劇場HD(CS)



第50話 48.06.29 俺の故郷は東京だ! (マカロニ)

ゲスト:坂口良子 頭師佳孝 
園田裕久 亀谷雅彦 
木田三千男 中村俊夫 松尾文人 磯村健治 武田昌之 富士野幸夫 中島公子 小坂生男

脚本:小川英 中野顕彰
監督:山本迪夫
 

当直明けのマカロニ、休暇をとった殿下とコンサートへ行く予定で、ソソクサと一係部屋から去って行った。
そんなマカロニの足を止めたのが、署の玄関前でモジモジしている三郎とアコのカップルだった。
話を聞くと、友人の宏の遺体が自分たちの部屋にあるというので、コンサートへ向かう足も逆戻りしてしまうマカロニだった。
一係部屋に2人を連れて行って、コンサートに向かおうとしたマカロニをやはりボスは呼び止め現場へ向かわせた。
果たして遺体はあり、さらにナイフで刺殺されていた。
しかし、友達が死んだのにもかかわらず、普通にしている2人だったが、当初は3人で上京、同居していたのに、現在では別居し関係も冷めていたとのことだった。
三郎とアコは結婚する予定で、今日の夜にフェリーに乗って故郷の福岡・玄海島へ帰る為に面倒なことに巻き込まれたくなかったが、三郎が筋を通したいからか出頭したのだという。
ただ、フェリーの切符を無駄にしたくないのでなんとかフェリーには乗り込みたいのだという。
しかし、凶器のナイフは三郎のものであるし、それは難しい状況ではあった。
ただ、いかにも純朴そうな2人が殺人を起こすのも考えにくい、宏の遺品である手帳から手がかりを探ることとした。
3人は上京したのも一緒だが、就職した会社も同じレコード会社だった。アコと三郎は辞めてしまったが、宏は出世して今では秘書課に勤務していた。
三郎はさらに事情聴取で、東京の暮らしに疲れたから故郷に帰るといい、宏には金を貸していて返してもらっていないという。宏の死亡推定時刻には同郷の先輩が勤める喫茶店にいたという。
三郎には動機もあり、凶器は自身のものだから、容疑者として拘留するしかなかった。無実を信じるアコと心象で三郎はシロだと信じるマカロニは、喫茶店の先輩の本田に事情を聞くためジムニーで走行中のところを、コンサートをすっぽかされた殿下が目撃してしまう。怒り心頭の殿下だったが、マカロニたちの行動を見てデートとは思えなくなり、様子を見ることにした。
本田に事情を訊くマカロニだったが、本田は三郎の証言より2時間近く前に店に来て10分程度で帰ったという。
アコがその話に怒り出し、さらに本田の話をまともに聴いたマカロニが許せなく、店から逃げるように出て行った。マカロニが止めるなどひと悶着しているとき、外車が乗り付けてきてアコを拉致しようとしたが、殿下の加勢もあり何とかアコを魔手から守ることが出来たが、マカロニは頭を路上に強打してしまっていた。
幸い軽いけがで済んで、すぐに捜査に復帰した。
その頃、ゴリさんは宏の手帳をの記号めいた書き込みの人物を探り当てたが「J」だけは誰だか解らなかった。
さらにその人物たちに当たると、どうやら宏に弱みを握られ、上司には出世させてもらい、寿司屋の主人からは金を脅し取っていた。
マカロニとアコは何とかまた二人で同行していたが、アコは一刻も早く東京を出たいと焦りだしたと思ったら、いきなり三郎を調べるより他の者や「社長ジュニア」を調べろと勢いで言ってしまった。どうやらアコは「社長ジュニア」のことは云いたくなかったらしい。宏の手帳にあった「J」は、それで容易にその宏の会社の社長の息子である高志であることは想像がついたし、アコは宏が強請行為を行っていたことを知った居たという事になる。
その高志に会いに高志ら仲間が入り浸っているスナックへマカロニとアコは向かったが。高志たちのふざけた態度にマカロニは閉口、宏が殺された頃もこのスナックでいたらしい。高志はそんなマカロニをよそにアコに「あれをどこに隠した」と問われた。そんな様子を見たマカロニはアコを引っ張り店を出て、アコに隠し事をしているなら自分は捜査から降りるとキッパリ言った。アコは重い口を開き、宏が強請りで手に入れた金は高志や取り巻きに気に入られるために使っていたこと、高志が聞いた
「あれ」については本当に心当たりがないと話した。ただ、アコにも聞いてくる「あれ」があるとすれば、まずは彼らが住んでいたアパートが思い浮かんだマカロニは急行、しかし、アパート周囲になにやら「見張っている」者の気配を感じた後、鍵が開いていた薄暗い部屋の中で格闘になったが、なんと相手はゴリさんだった。
ゴリさんは部屋の捜索を改めて行っていたが、トイレのタンクから覚せい剤を見つけたという・・・・・。


田舎から出てきた若者3人のうち1人が殺され、田舎に帰る寸前にその遺体を発見した残り2人のカップルが疑われる・・・。
と言うよりは、当直明けの巻き込まれた格好のマカロニが振り回されると言うか(^_^;)
東京に夢破れたカップル、貪欲に出世を欲していた殺された若者。
東京の「毒牙」にはまってしまった若者たちに東京出身のマカロニが手を差し伸べます。

この作品、若く可憐な坂口良子さんはじめ、かなり癖のあるゲストが揃っていますし、サブで構える殿下の「軽さ」も楽しく、マカロニもシリアスな題材ながら軽快な感じになっていますので、独特な雰囲気を持った作品になっています。

マカロニのジムニーが久々に登場。
マカロニの存命最終主演作に華(?)を添えます。


第51話 48.07.06 危険を盗んだ女 (殿下)

SPゲスト:大原麗子

ゲスト:武藤英司
 灰地順 土方弘
 岸井あや子 亀井三郎 北川陽一郎 金子富士男 宮田弘子 久本昇 奥山正勝 久保田鉄男 

脚本:田波靖男 四十物光男
監督:竹林進


ある朝、殿下は通勤中のバスで美女に足を踏まれた。
謝ってくれた彼女をボーっと眺めていると、美女が中年の男性から財布をスリ取るところを目撃、男性と共にバスを降りた美女を捕まえ、派出所に連行した。
果たして、美女のバックには男性の財布が入っていたのだが、警察が絡むとなってから男性の様子がおかしい。見つけた先にはかなり怒り心頭だったのに対し、今度はその財布は似ているが自分のものではないという。美女は殿下に謝罪をさせ、その場は解散となったが・・・。
男性は美女から財布を強引に奪い返そうと襲ってきて、殿下に見つかり逃走してしまい、美女にも逃げられてしまう。
そんなことがあった数日後、逃げた男性がどぶ川で死体となって発見された。遺体は拘束されリンチされた形跡があり、衣服から印刷で使用されるシアンが検出された。
身元は偽札の原板作りの名手で何度もお縄になっている松尾で、先月出所したばかりだという。
殿下はあの財布をめぐる一連の出来事で、今回の殺人捜査の鍵となるのはあの美女だと考え、ボスの許可を受け専任で美女探しに当ることとなったが、残る一係メンバーは皆どぶさらいに回ることになった。殿下の捜査と比べると雲泥の差だとすねる一同だったが、捜査二係から空き巣事件への応援要請があったため、その電話を受けたマカロニが半ば強引に担当、どぶさらいから逃げてしまった。
ボスがどぶさらいに残りの総力を挙げたのは、シアンが今回遺体から検出されたからだ。シアンの垂れ流しは法律で禁止されており、そんなものを流していて、松尾に関係があるとすれば、偽札製造工場がかかわっていると推理、どぶさらいというよりは、川に流れ込んでいる各下水道から水を採取することが目的だった。
マカロニは空き巣被害に遭ったマンションの一室で、住人である美女=デザイナーの京子から事情を訊こうとしたが、管理人が勝手に通報したのだから帰ってくれの一点張り。
ただ、マカロニは殿下から聞いていた美女スリの特徴が京子に合致することに気付き、殿下をマンションに呼び寄せご対面と相成った。
確かに女スリではあったが、京子は断固知らぬ存ぜぬ。ただ松尾が殺されたことを話すと動揺を隠しきれないでいたが、正気に戻って実は手も足も出ない殿下たちを部屋から追い出した。
しかしこれらのことによって殿下は松尾の財布の中には偽札が入っていて、それを取り返すために偽札偽造組織が京子の身元探し、家探ししたのではないかと考えた。
殿下とマカロニはそのまま京子をマークしたが、レストランでのひと悶着でマカロニが目を離している隙に、悪漢に襲われそうになっていた京子を助け出そうとした殿下もろとも拉致されてしまう。
そんな状況の中、やっと手がかりがつかめた。空き巣事件の方で検出された指紋から、指名手配中の奥村という男が浮かんだ。奥村は拳銃密輸の大ボスである秋山の弟分だった。
その頃、殿下と京子は偽札工場で松尾の偽札をどこに隠したかを詰問されていたが、意外にあっさりとあきらめられ、殿下と共に地下室へ監禁された。
殿下と京子の二人っきりになり、京子が偽札のありかを明かした。なんと殿下のポケットに松尾の財布をスリの技を駆使して入れ込んでいた。
しかし、その様子を秋山たちが盗聴していた・・・・。
自首をした。


もう解っている、確かに解っているんですけど、マカロニ存命最後の作品。
それを、魅力的な女スリ・京子に扮した大原麗子さんがセンタークレジット・ゲストとして豪華に登場、殿下との色恋ほぼ抜きではありますが、軽快な感じで物語は進む訳ですが・・・というか、何となくですが『ルパン三世』的な雰囲気もあるのかなぁ・・・。
この二人に絡む偽札組織は殺人は何とも思っていない凶悪な集団なのですが・・・。
殉職&降板編の前回には異色作というセオリーを早くもここで完成させて、変な表現なのですが「前夜祭」的なお祭り騒ぎ的な部分も香らせています。
もう、殉職編の撮影に入っていたショーケンさん=マカロニの力の抜けようと殿下へのサポート(というかいチョッカイ?)も愉しめますし、ゴリさんのドブ嫌いも愉しめますし(^_^;)
クライマックスの銃撃戦も何気に軽快な異色作というか名作です。

でも、今にして思うと、大原麗子さんの可憐さは無論良し!なのですが、殿下も相当成長した感じがします。
ただ、殿下の場合「もっとも優しい刑事」というキャッチフレーズの為、脚本家によってその優しさが、甘さだったり厳しさだったり不安定な部分がジーパン時代まで続きます。
それが優しい厳しさの方に確定的シフトをするのがテキサス登場後という感じなのですが、初期殿下編の中では一番安心して見られる、後期にも繋がる殿下像がこの作品で描かれていると思います。

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当直室日誌20190411

2019-04-11 07:07:14 | 当直室日記
満身創痍けぶです<(_ _)>
山さんの命日か・・・・・

▼ツイッター関係
コロンボ総統氏のロケ地検索が羨ましい。。。。
やっぱり地元の人ならではの辺りが付けやすいところも含めて(^_^;)
しかし、初期は横浜ロケが多い。

▼悪い女はよく稼ぐ
長谷さん主演映画ですが、2019年6月8日(土)より、新宿K’s cinemaにて2週間レイトショーが決定したとのこと。
初日の舞台挨拶の他トークイベントを予定しているとのことです。

http://peeps.co.jp/2019/04/04/%e6%82%aa%e3%81%84%e5%a5%b3%e3%81%af%e3%82%88%e3%81%8f%e7%a8%bc%e3%81%90%e3%80%806%e6%9c%888%e6%97%a5%e3%82%88%e3%82%8a%e5%85%ac%e9%96%8b/

▼ショーケンさん
岡田さんもインタビューにこたえられました(産経新聞)。
https://www.sankei.com/life/news/190408/lif1904080005-n1.html

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木村豊幸さん、ご逝去・・・・・・・

2019-04-11 06:53:14 | おくやみ
木村豊幸さんが病死されたという報せがツイッター上で持ち上がり1週間ほど経ちました。
ウィキペディアでも4月3日逝去と表示され、反論も無いことから、公的なニュースはありませんが、
残念ながらご逝去されたことに間違いはないものと思われます。

ご冥福をお祈りいたします。

木村さんは、青春シリーズで矢野間啓治さんとコンビを組んで演じた劣等生役が好評、その後「ウルトラマンタロウ」 の南原隊員役等で活躍、コミカルな役から悪役まで幅広くこなされましたが、1979年あたりで映像作品関連からは身を引かれ、その後完全に引退されたようです。
近年は青春シリーズの同窓会企画やタロウのトークライブなどで元気がお姿をみせられていたようです。

太陽では意外と少ない3回のゲスト出演。
冷徹な若者、テキサス殉職のきっかけとなった改造拳銃を乱射した気弱な男、そして浅春シリーズのコンビ復活となった正月作品。

#80「女として 刑事として」・・・町田
#216「テキサスは死なず!」・・・今井
#336「ドジな二人」・・・平川二郎

ウルトラマン系OBの俳優さんは悪役をやられてもどこか憎めないところがあるので#80などは結構強烈でした。

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砧の今は無き商店街

2019-04-05 06:57:38 | ロケ地検索&メモ
コロンボ総統氏が怒涛のロケ地検索をツイッターで繰り広げらておられます。

その中の#4#5のクライマックスの舞台は砧にかつてあった商店街だったということで、私もあたりは付けていましたが、これで確定しました。
ここもロケ頻度は高く、聞き込みシーンでも長期的によく使われていた場所で、喫茶「スリー」もこの商店街の中にあったものと推測されます。
(「ドックのつぶやき」のクライマックス舞台)
東華飯店や麻雀東風が入っていたビルとも隣接しており、この雑居感が「新宿」を醸し出していました。
現在は2棟のマンションが立っていますので、現在も残る東華飯店以外は面影を感じさせるものは無くなってしまっています。

長年のモヤモヤが解消した・・・<(_ _)>

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ファミ劇太陽放送4/5=シンコの過去が影の世界へ誘う/ある娘の生き抜こうとする姿に山さんが涙

2019-04-04 23:51:34 | ファミ劇日誌
ショーケンさんの追悼番組が個人的には寂しいなぁ・・・と思いながら、
この番組は見ごたえがあったと思います。

4/6(土)
17:00~18:00
【追悼・萩原健一さん】ザ・インタビュー~トップランナーの肖像~
BS朝日1(BS)
“ショーケン"と呼ばれる由来や「太陽にほえろ」の舞台裏、妻との私生活まで赤裸々に語る1時間。そして、闘病中だったこの時明かした、理想の「ショーケンの最期」とは?



さて、4/5のファミ劇太陽放送です。
【萩原健一さん追悼放送】と銘打ちますが、通常のマカロニ編放送、4/19に#1と#52が放送されるというのが特別編成となります。


【CS】

▼ファミリー劇場HDリマスター版 マカロニ編

4/5(金)
6:30~7:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#46
ファミリー劇場HD(CS)
第46話 48.06.01 黒幕は誰だ (ボス)


4/5(金)
7:30~8:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#47
ファミリー劇場HD(CS)
第47話 48.06.08 俺の拳銃を返せ! (マカロニ)


4/5(金)
19:00~20:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#48
ファミリー劇場HD(CS)


4/5(金)
20:00~21:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#49
ファミリー劇場HD(CS)



第48話 48.06.15 影への挑戦 (シンコ)

セミレギュラー:ハナ肇
ゲスト:村野武範
 松井紀美江 磯村昌男
 幸田宗丸 北川陽一郎 小野松枝 八木和子 由紀卓也 石川隆昭 門脇三郎

脚本:小川英 鴨井達比古
監督:土屋統吾郎

シンコは友人の祥子と公夫の結婚式に出席し、カメラで写真を撮影していたところ、ある人物を見つけて固まってしまう。
その人物はシンコに見られたと気づいたとたん、車で去っていった。
その人物は、尾沢康彦。3年前に死んでいるはずの祥子の兄だった。
そんなことがあった頃、ある団地の敷地内で殺人事件が発生、至近距離から心臓を一発で撃ち抜かれていた。また被害者が靴を履いていないことから団地の一室で殺された後に遺棄されたと見られた。
また、昨夜付近を酔っ払ってあるいているような二人組がいたとの目撃証言もあった。
その現場検証の最中、公夫と祥子に呼ばれたシンコ。公夫たちは新婚旅行の帰りで、この団地が二人の新居だった。
団地内の捜査がてら、新婚夫婦の新居の様子を見に行くシンコ、差出人不明の聖書が届いていたり、家具の場所が微妙に違うなどと夫婦が言い出した。シンコも見渡してみると床に血痕らしき痕跡を発見、すぐさまボスらが駆けつけた。鑑識によると多量の血液反応を認め、さらに殿下はダストシュートから一足の靴を発見した。
盗まれたものが無いなどから、ここが殺害現場ではないかと思われた。
被害者の身元が判明、北川という妻帯者で自動車セールスマン。しかし、それは妻の証言で、自動車会社には北川は在籍しておらず、本籍地照合で北川は3年前に死亡していたことが判明した。
指紋も無く、銃の前歴も無い、被害者は既に死んだ人間、というのが現時点で判明したことだった。
ただ、山さんはもう一つ付け加えた。団地に早起きの老婆がいて、彼女が救急車を見たという。声をかけると一旦誰かを収容しようとしていた隊員は素早く救急車に乗り込み去っていったという。
消防庁に問い合わせたところ、救急車の出動した事実は無かった。
山さんはぼそっと、刑事をやっていると、こんな不可解な事件に必ず一度は当たるとつぶやいた。
ボスは救急車の連中が死体処理班であると推理、全員に聞き込みを命じた。
シンコはやはり康彦に酷似した男のことが気になった。北川と同じく死んだはずの人間だったからだ。
再び新婚夫婦の新居を訪れたシンコは、式の当日の写真を見渡してみたところ、祥子は死んだものと思い込んでいるが、シンコはやはり写真に写った男は康彦だと確信した。
康彦はカメラマンでベトナム戦争で死んだということが当時の新聞でも伝えられていた。死体は発見されなかったが、万が一無事に帰国していたら、真っ先に家族に連絡があって当然と祥子はいう。
シンコは内密に式の日に目撃した車を調べ、それがレンタカーであったためその線からホテルを割りだし、康彦と再会した。
康彦は何も話すことは無い、名前さえも捨てなければならない者のことなど誰にも理解できないと言い、団地の殺人事件からは手を引けと警告して去って行った。
一方ボスはシンコの様子が気になっており、シンコのデスクで見つけた3年前の新聞記事をもとに、「宗吉」で酒を飲みながら宗さんに康彦のことを尋ねてみた。
当時のシンコの様子から、康彦に好意があっただろうというのは、宗吉も気付いていたが、それが不憫でならなかったという。
夜遅く、シンコが一係部屋に入ると、ボスが帰るのが面倒だとソファーで寝ていた。
ボスはシンコに康彦のことをぶつけた。シンコは事情を話すが、ボスはなぜ刑事として振る舞えなかったのかと諭した。
時すでに遅く、康彦はホテルから消えていた。
これまでの状況から山さんは、康彦も北川も、世界を動かし、自分たちが知っている世界から抹消された人々がいる「影の世界」に足を踏み入れ出ることが出来なくなったものと確信していた。
そのうち、公夫が「しばらく帰れない」と祥子に電話で言い残し、消えてしまった・・・・。


ある団地で起きる遺体なき殺人、そこに死んだはずのシンコの恋人、その恋人の妹の新婚夫婦が絡んで事件は混沌とした展開になってきます。
関根恵子さんのまだ未成年とはとても思えない重厚な演技、決して気取られることの許されない「影」の世界へ足を踏み入れてしまった人間の末路。
一係がその影の存在へ何もダメージを与えることが出来ず、さらに事件としては未解決(御宮入り)になってしまった事件です。
(その「影」=犯人の存在を特定できなかった唯一の事件です。)
現実離れした展開でありながら、太陽ワールドの土壌のなかでうまく消化している名作だと個人的には思っています。
宗さんも久々にお出まし、覆面車もクラウン・セリカ・タウヌスと揃います。(長さんはお休み)
『飛び出せ!青春』卒業から間が無い村野さんがかなり抑えた演技も印象的。
リアリティ云々はよそに置くと、非常に見応えのある作品だと思います。


第49話 48.06.22 そのとき、時計は止まった(山さん)

ゲスト:川口晶
 剛達人
 雨宮和美 毛利幸子 里木佐甫良
 田中力 榛名潤一 芦沢孝子
 宇南山宏 野口元夫

脚本:小川英 長野洋
監督:山本迪夫


殺人事件が発生、被害者の川田美雪は元女優で、豪勢なマンションに住んでいた。
ただ、死亡時刻で様々疑問がわいた。凶器の置時計は「3時」を示していたが、鑑識の見解は午後4時前後だという。
山さんは、発見者のお手伝い・友子に事情をきいたが、知っていることは最初に駆け付けた巡査にすべて話したといい、山さんの質問にも面倒な感じで答える。一方、マンションの住人の聞き込みは非協力で全く振るわず、被害者の周辺からの捜査を進めていくしかなかった。
調査によると、川田は女優を辞めてからも定職もなくパトロンもなく豪華な生活水準を保っていた。さらにそのスケジュールは代議士・社長・重役との面会や会食が目立つ。いくら元女優とはいえ、無職で年増の女性に各界のお偉方が入れ替わりで面会するということは、川田がお偉方の何か弱みを握っているとしか思えなかった。
凶器から指紋がとれたが前科は無く、一係ではお偉方の指紋採取に動いた。
そんな時タレコミ電話が入り、山さんは電話で名指しされた会社社長秘書の橋爪に事情を聴いたが、彼にはアリバイがあり証人もいた。
そんな混沌とした中、山さんは川田の一番身近な人物である友子にもう一度当たることにした。マカロニは山さんに対して反抗的な態度をとっていた友子が山さんと話をするとは思えなかったので、自分が代わると申し出たが、山さんは反発するのは友子と自分が似ているからだといい、もし隠し事をしているのであれば、打ち明けるのは自分だといって、一係部屋を出て行った。
何日か、辛抱強く友子に食い下がった山さん、門前払いや無視ばかりだったが、ある雨の日、唐突にマンションの部屋に招き入れた。友子は孤児で親戚の厄介者だったところを川田が引き取ってくれたという。ただ川田が死んだ以上新たな生活を始めなければならないこともシビアに考えていた。そんな時に殿下がマンション内の聞き込みをやはり辛抱強く続けていて、関わり合いになりたくない主婦からやっと死亡推定時刻の4時ごろに出入りのクリーニング店の正男がこの川田の部屋から出てきたことを聞き出した。
しかし、米田は店を3日前から無断欠勤しており、行方をくらましていた。店主は米田に人は殺せないと言いながら、友子にラブレターを送って川田に激怒されたことも話した。どうやら前のお手伝いが結婚してすぐやめてしまったことが原因らしい。
指紋照合の結果、置時計の指紋は米田のものと一致、指名手配した。
一方友子はただラブレターを受け取っただけなのに、「人殺しの女」というレッテルを貼られ、川田の親戚からマンションを追い出されていたが、山さんは引き続き友子をマークした。それには友子も気が付いていたが、特に気にしていない様子だったが、「人殺しの女」のレッテルで、勤め出した蕎麦屋も辞めさせられ、結局キャバレーで働くこととなった。
しかし、友子の前に米田が現れ、張り込んでいたゴリさんに逮捕された。
そのちょっと前、一係にはまた橋爪を調べろとのタレコミ電話が入るが、今度は女性からだった。
取り調べに米田は自分が部屋に行った時は既に川田は死んでいて、その前1時間ぐらい公園で川田に友子のことをどう言おうか悩んで思案していたという。調べた結果目撃者が居た。自分には動機があるし、置時計と思わず握ってしまったので、逃げ回っていたという。
鑑識の調べで、時計は打撃を受けたショックで止まったことがわかり、まず3時に殴られたガイシャが意識不明のまま4時に死んだことが考えられた。
山さんはもう一度橋爪のことを調べたが、アリバイの証言者が橋爪に買収されたことをはいた。山さんは橋爪を連行し取り調べると、橋爪は自分の会社の汚職を川田に握られ、会社からは辞職をかさに100万円でけりを付けろと云われ、川田にはそれをにべもなく撥ね退けられたため思わず置時計で殴ったのだという。
事件解決、米田は釈放され友子の迎えで帰っていったが、マカロニがしたほんの些細な行動を見て山さんがハッとなった・・・・。


山さん編では初のどんでん返しサスペンス的内容でありながら、山さんの一番弱い部分というか、弱者に対してのシンパシーを感じる面がハッキリ浮き彫りになっている作品だと思います。特に今回の場合は山さん自身の生い立ちと若いお手伝いの人生が重なっているわけで。
それ故に、他のメンバーであればそれほど感情的になるような事件ではないものの、山さんがこの事件を担当してしまったことによっての深みと濃厚さがクライマックスでズシリと響く名作ですね・・・。

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山さん動く(^_^;)その2 など

2019-04-03 06:46:43 | 当直室日記
▼七曲署シリーズ 露口茂 in 太陽にほえろ! 復刻版
発売から2週間ほど経ちましたが、Amazon扱いのものが順次発送されるようです。
なるほど、在庫を確保したということなのね・・・(^_^;)

▼ファミ劇ジーパン編突入
確かにHDリマスターでももう何回目の放送だ?的な感じではある・・・。
ただ、やっぱり日テレプラスのあぶ刑事のような(高密度+予告編付き)リマスターが観たい。。。。
あぶ刑事のリマスターは高密度な代わりに容量も大きいですが、あれを見てしまうと、
太陽も・・・と云うのはあります。

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5月のファミ劇太陽、ジーパン編突入、だがしかし・・・

2019-04-02 01:09:17 | ファミ劇日誌
マカロニ編で一旦放送休止かと思われた、ファミ劇太陽放送。
ジーパン編が5月7日より放送されます。

良かった、よかった。


だがしかしなのですが・・・

*5月の7日と云えば火曜日。
曜日変更です。

*放送時間が17:00から2話連続。

*再放送が無くなります。

何とも微妙な・・・確かに再放送ではあるのですが、太陽の人気が落ちているという事なのでしょうか・・・(^_^;)


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