「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

吉野徹男という男がいた。

2010-12-23 02:45:28 | キャラクターへの思い
昨日は忘年会準備~幹事~司会~二次会~三次会と、へろ~状態と思いきや、今まで起きています(^_^;)
というのも、結果的に眠れなくなってしまう・・・。
ということで、なぜか吉野のことが頭を巡っていたので、書いときます。。。

【吉野徹男という男】

「山さんからの伝言」の日誌を書く前に、ちょっと独立して吉野のことが書きたくなりました。

最終登場作はいつもの「熱血単細胞」ではなく、しみじみとした感じで締めくくりました。
飯田に特別の恩義も無いのに、七曲署代表の如く葬儀の手伝いをしていたのは、ただただ吉野自体がやりたかったという人情的な衝動だったようですが、そういう行動は吉野らしいなぁと。

吉野といえば・・・
プレ登場編を含めると39話に登場、本格登場編「疑わしきは」そして「ともしび」「ゴリラ」「バイオレンス」「バラの刺青」は主役級の活躍を見せます。
単細胞で直情的、でも素直なので愛される・・・太陽ではあまりいないステレオタイプの男ですが、それが一係のメンバーと絡むと相当面白くなるんですよね。

スニーカーの後輩、ゴリさんを心底尊敬し、ドックとはお友達関係、スコッチ不在時の助っ人、ナーコに片想い、ボギーの空手の師匠など、それこそ鮫やんと令子に次ぐ一係ディープっぷりです。

ただ、被害に遭うことが多々・・・足撃たれたり(二度)、情報漏洩の犯人に仕立て上げられようとされたり、犬が噛みつくかどうかの実験台にされたり、人間凶器にボコボコにされ生死の境を彷徨ったり、少年少女にボコられたり・・・。
観ていてかなり不憫になったものです。

恐らく登場当初は新人ながらある程度「出来上がっていた」スニーカーのよきサポーターとしての位置があったと思いますが、ドック登場後はスニーカーとゴリさん以外にも接点を持ち始めます。その活躍はレギュラー並みの派手さがあり、岡田P氏が「ゆくゆくはレギュラーにしたかった」という思いは、横谷さんへの「情」以上にモノがあったと思います。
更に1982年11月には少年課刑事として昇進し、後期のメンバーとの接点も深めましたが・・・。
警邏係時代は一係の捜査に参加しても違和感がなかったのが、少年課の刑事ということで、なかなか扱い辛くなったところで、出演作はあっても出番が短くなってしまったことは否定できないところですし、残念な面でもありました。

ボギーまでは上下関係がはっきりしていたのですが、ブルース以後のメンバーとは変な状態になってしまったのも残念なんですよね・・・・ラガーは「吉野さん」ですから、末期メンバーとの関係性がちょっといい加減になってしまった・・・。

「山さんからの伝言」まで約7年、あの頃には鮫やんを除きマミーに次ぐ古株でしたから私の思い入れも強いわけで。
特に師匠格であるゴリさんを吉野を見て思い出してしまっていました。
太陽は変わっていくけれども、吉野は変わらないという安心感はありましたね。

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