「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

強烈な最終回だった・・・

2011-12-01 23:03:35 | 浮気心
テキサス坊や(^_^;)の格闘シーンのスピーディさに改めて感心してしまったけぶでございます。

ただ、先週のテレビ視聴事情として浮気心方面の方がちょっと強烈だったので凹んでいる感じでしょうか・・・。

ANXの『CSI:NY5』では、私の贔屓のエンジェル刑事の殉職・・・・前から解っちゃいたのですが、結構辛かった。

そしてファミ劇『非情のライセンス(3)』の最終回、というか非ライの最終回。

当時も矢部警視の死は会田が投獄されたよりもショックで・・・。
云わば、ボスとは別な理想の上司だったのが矢部さんだったので、あんな非業の最期を遂げるとは・・・
私の中では「ボス」といえば裕次郎さんと山村聰さんというイメージで、矢部さんの場合は後年で云うと港署の近藤課長的「ガミガミだが愛される父親」的ラインの代表格だと思います。

それに1980年は特命の津上、殿下と「顔を見せないで車の中で最期を遂げる」というパターンがここでも使用され、流行か?とも思ったりして・・・。
第3シリーズは天知さんの色が濃く、特捜部のメンバーも非ライらしくないスマートな感じだったので、前シリーズに個人的に抱いていたアクの強く、また渡辺岳夫さんのBGMからも醸し出されるチャペル的な感じが薄れていたので、意識的にはあまり前シリーズからの地続きとは感じていませんでしたが、(ただ、ストーリー的には非ライらしい不条理満々)最終回は非ライの締めらしいとんでもない題材を持って来て「あぁ・・・兇悪。」と云う感じで。
会田もかなり天知さんというか明智というかマイルドな感じになっていましたが、最終回では元の会田らしい眉間のしわと眼の色に戻った感じで、やっぱり会田は会田だったんだなぁ・・・と。

「部長・・・これで、いいんだろ・・・」・・・・

破天荒でも現実離れしていても、それを覆い隠すような言い知れない説得力を持った作品が昔は数多くありました。
今で言うと『家政婦のミタ』あたりがそういうものを遠く継承しているように思います。
ドラマ作りがあまりにも現実社会に近付いてしまうと、現実社会の方がドラマよりドラマティックなわけで・・・(^_^;)
最近、やっと本来の「ドラマティック」なドラマ復活してきた感じで嬉しい限りです。
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