「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

サンテレビ太陽放送1/23=ジーパンが心許した女心の危険な一途さは何処へ・・・

2022-01-23 08:38:12 | 放送予定

いやぁ・・・寒いですね。
ドカ雪と鹿の乱舞に怯えているけぶでございます<(_ _)>
大通りは除雪が行き届いていますが、そのほかの道はガタガタで舌を噛みそうになります(^_^;)
コロナウイルスもまた流行り始めてきたので、また引きこもり生活か・・・・。
本当に、東京に行きたい。
Oさんが頑張っているBer七曲署のかつ丼が食いたいですし、取り壊し間近のSビルにも行きたいですし。
そういえば、切通さんのところにペッパー先輩が登場したようですが、あの方は変わらないよなぁ。。。

さて、1/23のサンテレビ・太陽放送は、久々のシンコ登板でありながら、ジーパンが容疑者の恋人に「なんとなく三角関係」的な・・・というか、ジーパンとシンコの関係もはっきりとしているのかと言われれば微妙ではあるのですが(^_^;)
ただ、既に#72から片鱗を見せ、それ以後は徐々に「進行」、このころはすでに公然の事実的なところはあった部分とまだ匂わせな部分があったりと、この時点である意味ジーパンとシンコの描き方を模索しているところはあったと思います。というか、シンコの欠場が多いという物理的な理由もありますが(^_^;)
ただ、帰ってきたシンコの落ち着きが半端ないのが木下監督のクールな演出と相まって、かなり際立っています。


【地上波】サンテレビ・ジーパン編

1/23(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(ジーパン編 第39話)
サンテレビ1(地上波)

第95話 49.05.10 愛のシルクロード (ジーパン・シンコ)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      柴田純
       松田優作

      内田伸子
       関根恵子

      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平
                
                   永井久美 青木英美
ゲスト:杉田景子
 山西道広
 青木敏夫 森本三郎 尾崎八重 佐藤勝貫 荒井一雄 小坂育男

脚本:長野洋

監督:木下亮

発見された刺殺体は中村というチンピラで、現場から被害者とは別人の学生証が発見された。
その学生証から大学生・伊藤啓一が容疑者として浮かぶが、彼は姿を消していた。
伊藤は真面目な男であったものの、中村とはアルバイト先のスナックで顔見知りだった可能性が出てきた。
しかし、凶器の指紋が伊藤のものと判明、容疑は確定的となった。
伊藤のアパートの家宅捜索で、金に張ってある破れかけた中央アジアの風景写真がシンコの目をひいた。シルクロードに関する本の頁には女子大生と思しき女性の写真が挟んであった。
ジーパンとシンコは、その女子大生・追川弥生に会うものの、伊藤とは1年前に別れたという。
無愛想な弥生にシンコは逆に伊藤が殺人を犯したことを感じていたのではないかと思う。
ボスはシンコの直感を支持し、弥生のマークをジーパンとゴリさんに指示した。
張り込みを続ける数日、弥生の真面目さにある意味好感を持ってきていたジーパンは悪漢に拉致されかけている彼女を助けて、結局張り込みがバレテしまうものの、怪我をしたジーパンが彼女から手当を受ける。
そして、その状況をボスは逆手にとり、ジーパンに弥生とデートするように命令、無骨なジーパンと弥生の微笑ましい交際が始まった。
弥生は伊藤がシルクロードの旅に憧れていた事を話すなど、ジーパンとの距離を縮めていくかに思えた。
しかし、弥生は神社の境内でジーパンの目を盗んで伊藤と連絡をとった。そして帰りの満員電車の中でジーパンから拳銃をすり取り、ジーパンの前から姿を消してしまった・・・・。


シルクロードを縦走することが夢である大学生が、その夢を実現させる寸前に資金を奪い取られ、復讐するという切ない話であります。

久々のジーパン主演編、そして久々のシンコ登場。
ジーパンとしては本当に久々のロマンス編でありますが、拳銃を奪われたりや、「なんとなく三角関係」的な展開、久々に登場したシンコのなんというか艶っぽさというか、アクションはほとんど無いものの結構見どころの多い作品になっています。#100以後はちょっと「殉職フラグ」を感じる主演作が多くなるので、それを感じさせない作品としては貴重な存在だと思います。

ゲストはポーラテレビ小説の主役をやり終えたばかりの文学座・杉田景子氏、優作さんの盟友である山西さんは#65で初登場以来、3度目のゲストとなります。

ジーパン版「愛するものの叫び」的な部分もありながら、あくまでも淡い恋の味をにおわせ、最後には破滅的方向へ向かっていく・・・。
というほど、今回の事件はそこまで行きませんでしたし、この手の作品では比較的安心して観ていられるかもしれません。

ただ、見た目通り真面目で全く野心を持たない弥生があれ程に恋愛にのめり込むと言う所がショッキングかもしれませんね。
ジーパンの拳銃を奪うわけですから・・・いつもであればそれだけでも物語のメインになる出来事なのですが。

全体的にどれも突き抜けているわけではない、一つ一つの事柄が一つ一つ繋がって淡々と物語が進行して行く様は逆に新鮮かもしれません。
ただ、それがどれも埋没していないところが、この作品を名作と言わしめている一つの理由なんじゃないかと思います。

ジーパンも弥生の事が理解できない部分もあったようですが、裏を返せばアンタとシンコだって似たようなものじゃないという感じもしますし、
あくまでも刑事として振舞うシンコにしても、顔や態度には出さないものの、最後にハンカチをジーパンの手に巻いて、ちょっとけん制してるし(^_^;)
それを見てボスも笑っているし。

でもこういう風景をみていると、やっぱり寂しくなりますね・・・ラストが近付いているということで。
まあ、「シルク道路」(意味は通じる(^_^;))やウナギがラーメンに化ける件で、その辺りにも成熟を感じます(^_^;)


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