勝手に架空の場所だと思ってました。。。

第５８３話　「三人の未亡人」　

マミーとしては刑事生活の大きな試練として、個人的には名作という踏まえ方でいます。
女として、未亡人として、刑事としてのマミーの様々な顔が交差して葛藤し、結局は刑事の職を全うするわけですが、それでも深く残った傷跡が、１９８３年の暮れも押し迫ったブラウン管に伝わった・・・と言ったらキザになるのですが、マミーの望んでいなかった結末のやるせなさっていうのが、余韻を残す作品でありました。

ところで、この作品の後半は鄙びた風景の田舎が舞台になり「山北駅」というのも出てきて、不条理さにインパクトを与える隠し味的な感じになるのですが、あの駅名表が明らかに手書きだったので、すっかり架空の場所というふうに思い込んでいました。

しかし、実在するんですね・・・(^_^;)

神奈川県足柄上郡山北町。

駅は若干の手直しが行われているようですが、キヨスクや昔のポストもそのままという素晴らしい状態のようです。

角地のレトロな美容室も薬屋・酒屋も衣料店も駅同様若干の手直しがあるもののほぼそのままの姿で営業中のようです。
ただし、銃撃戦のあった駐車場には「ふるさと交流センター」が立っているようです。

確かに駐車場の看板や丹沢湖の看板とか、よく観ればリアルなものもあったりしました(^_^;)

当然私は土地勘が無いので、情報だけ拾うと結構風光明媚なところのようですね。
花見シーズンは終わっちゃったようですが(^_^;)
ＧＷの穴場？とは言いつつも、結構有名どころのようなので・・・・失礼しました・・・。

けっして、人相の悪いサビサビ初代後期セリカＳＴで出かけないでください・・・・ドラム缶に突っ込んでもっと人相が悪くなった。。。

ところで、初代セリカＶＳ３代目セリカ（ＧＴ－ＴＲ）のバトルは山北町で殆ど行われたようですが、クライマックスのマミーが犯人を射殺するくだりはどうも多摩川近辺のロケだったようで・・・。
このカーアクションにはマエダさん所の関係車両と思われる、お馴染みの３０レビンや赤いランサーＥＸ、そして初代セリカの運搬は画面に度々写るキャンターで行われたと思います。（あれだけ人相が悪かったら、ナンバープレート付いていても不味いでしょう(^_^;)）
でも件のセリカ、最初は普通の人相だったのですが。。。
（そういえば、マエダさんのキャンターは「戦士よ翔べ！」でへいち号が最後の力を振り絞って突っ込んだクルマだったような(^_^;)）