「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ストレートもまた良し

2016-09-14 03:39:39 | ファミ劇日誌
先日も書きましたが、やる気が漲らないけぶでございます<(_ _)>

もうちょっと筆を進めたいのですが・・・(^_^;)

さて、ファミ劇HD視聴分も結構溜まってきたので吐き出します。


第567話 純情よ、どこへゆく 

ソアラの足から始まったと思ったら、タクシーが暴走していた「設定」(^_^;)

実は意外ですが竹井みどりさんが初登場、辻さんの純情ヤクザとの純愛?でも打算が・・・という展開というのは結構ありがちな展開ですが、その純愛にまんまとはまったボギーとそれをドライにとらえるドックとの対比というのが、例えば#522と対比すると、2人共成長したなぁ・・・と感慨深くなってしまいます。
いや、基本的に正確は2人共変わっていないのですが、安定感が違います。
1年も経たないうちの出来事なのですが、印象的にこれほど違うという(なんというか数年経過した感じ)のは、やはりあの「大人事異動」真っ只中と、やっと落ち着いた今作との「隔たり」みたいなものも感じて、そういうところも感慨深いというか。

それプラス、ブルースのアクションも交わって、なかなか華やかな作品という後味があります。

第568話 悲しい汗

竜崎勝さんに続いて俳優座同期生である高橋さんとの競演を果たす地井さん。
#543も本作もトシさんの「影法師」的人物の登場で、トシさん自身と家庭とを対比するという一連のシリーズですが、意外にも金子裕さんではなく長野洋さんの執筆なんですよね。

トシさんや関戸の立場というのは、どうも今の私自身の立場と重なって見えてしまって、身に詰まされる部分があったりして・・・(^_^;)
ただ、物語の展開としては淡々としていながら、トシさんは名古屋に「前乗り」するし、ボギーはまたもや負傷しますし、出勤時のボギーとラガーの「アリとキリギリス合戦」もありますし(^_^;)
目の離せない部分もあります。

それにしても関戸家の女性陣はなかなかにソックリだなぁ・・・。


第569話 ホームラン

ボギーの純情一直線路線の極みのような作品、ボギーらしい作品であり、当時こういう作風がドラマ全体で復活傾向にあったのはありますが、ブルース登場前であればもっと捻った感じに仕上がっていたとも思われ、ブルース登場によってこういうストレートな作品ももっと展開しようという意気込みが感じられたところはありました。ただ、それは今にして思えばのことで、初放送当時はちょっとばかり「クサい」と思っていた小生意気なガキではありましたが(^_^;)
ただ、ボギーの一直線さとは対極的に轢き逃げ+暴走族あがりのグループの卑劣さという塩味もしっかり利かせている部分がまた良く、ペペさんの悪党っぷりとデビュー当時のエンケンさんのフレッシュな演技も見逃せなかったりします。

究極はボスの「人を殴ることの痛みを知っていると思った」発言なのですが。

サポーターとしてのブルースも非常にいいです。


第570話 遠い想い出

この作品も純情一直線的な路線を踏んでいます。
ラガーの遠い想い出は実はラガーの思い違いで、友達だと思っていた男・西本は卑劣極まりない利己的な性格ではありながら、ラガーの姿勢に最後には感銘を受ける訳ですが、その役を今や熟年俳優としては中心的活躍をみせる内藤剛志さんが熱演します。
無論、過去の記憶と現在の状況との整合性に苦しむラガーの姿も、それを多くを語らずサポートするブルースにも感銘を受けるわけですが。
ただ、それにアクションを加えるのが太陽の醍醐味なのですが、それをしっかりやっているのが本作、ただ、クルマ好きにはあの覆面車セリカXXの激走というか捨て身のジャンプは衝撃以上の何物でもなく・・・・単純に「高級新車がぶっ壊れてるぞ!」なのです(^_^;)
あぁ・・・XXがマトラ・シムカ・パゲーラ(前回のひき逃げ車両)になっていく・・・状態なのです(^_^;)
多分何回か書いていますが、あれが予定通りだったのか、それともそうじゃなかったのか・・・。
クルマ好きには、あれだけジャンプすれば破損するのは見え見えだったので予定通りだったと思いながら、破損したまま#574まで使用されるわけですからそれもまたおかしいなぁ・・・と。
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