「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ボスVS青木の商店街(#86)

2019-09-03 23:45:13 | ロケ地検索&メモ
#86の冒頭でひっかかったけぶでございます<(_ _)>

過去シーンで、青木が拳銃を乱射して、タイトな黒いトレンチコートを着たボスが撃たれ、さらに巻き添えも発生した商店街。

アーケードもあって賑やかなので、今まで気づきませんでしたが・・・すんなり判明。

砧3丁目(世田谷通り沿い)・・・ってまた砧(^_^;)

#24より頻繁にロケ使用される銀行の並びです。というか、シークックの並び・・・というか、もう太陽銀座です(^_^;)
#86当時の店舗は銀行のほかに1店残っています。


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ファミ劇太陽放送9/3 ボス、究極の選択と苦悩/殿下、究極の失意と苦悩

2019-09-03 01:30:32 | ファミ劇日誌
夏バテなのか・・・やる気の導火線に火が付かないけぶでございます<(_ _)>


さて、9/3・・・・テキサス命日のファミ劇太陽放送です。


【CS】

▼ファミリー劇場HDリマスター版 ジーパン編


9/3(火)
17:00~18:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#86
ファミリー劇場HD(CS)

9/3(火)
18:00~19:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#87
ファミリー劇場HD(CS)



第86話 49.03.08 勇気ある賭け (ボス)

セミレギュラー:平田昭彦

ゲスト:宇佐美淳
 加賀邦男 鈴木瑞穂
 綾川香 大下正司 高森玄
 鈴木和夫 三上定良 久本昇 林靖子

脚本:長野洋
監督:山本迪夫

ボスとの深い因縁のある海外逃亡していた拳銃ブローカーで殺人犯・青木が日本に戻ってくるとの情報を得た。
船での入国なので所轄警察に「内諾」の上、非公式にジーパンを潜入させ情報をつかむが、現場には青木は現れなかった。
捜査は明るみになってしまい、署長には捜査中止を要請されるが、ボスはジーパンの粘りもあって、独断で捜査を継続する。
そのうち山さんの調べで、青木を密航させている組織には政財界の黒幕が絡んいることが判明、さらに青木の密航してきた船の乗員から天然痘患者が出たため、青木も感染している可能性が出てきた。警察上層部はボスに青木を24時間内にボスの責任で見つけ出し、入院隔離させるように内示した。
ボスははぐらかされるのも承知で黒幕に青木を渡すよう直談判に及ぶが、黒幕は交換条件にボス側のスパイ=ジーパンの情報を要求してくる・・・。


政財界の黒幕「箱根の人(老人)」の初登場。
覆面車のゴールド・カリーナの登場。

唯一と言っていい「ヤサぐれるボス」が見られるという所が見どころですが、太陽史上ボスの非情さと情の深さが同時に出る貴重な作品・・というか、ボス自身の究極の選択に対し、自分自身をも賭す覚悟のボスに対する、各メンバーの思いも解ります。
それに、長さんも山さんもボスを本当に慕っているというのがハッキリしますし、長さんに弱い部分を見せるボスもなかなか愛おしいし、そのボスの為に身体を張って、腹を撃たれる山さんも愛おしいですし。
ただ、この話で一番男を上げたのはジーパンでしょう。太陽シリーズの中でボスが唯一「裏切った」のがジーパン。皆も訊かないで理解しているし。




第87話 49.03.15 島刑事・その恋人の死(殿下)

セミレギュラー:有吉ひとみ

ゲスト:浜田寅彦
 幾野道子 中村孝雄
 水谷邦久 真山京子 雨宮和美 大坪日出代

脚本:柏倉敏之
監督:山本迪夫

40歳ぐらいの男が拳銃で撃たれて死んだ。身許は解らず、犯人の手がかりは被害者が息を引き取る前にうわごとのように繰り返した「タツ」という言葉だった。
恋人・麻江とデート中だった殿下は急遽現場に向かうが、その直後、麻江は車に轢かれて急死した。
しかもひき逃げだった。
ショックで自暴自棄となった殿下は「人の生命など明日が知れない」と、ボスが心配するのも耳を貸さず、夜も殆ど寝ずに捜査に没頭していく。
その結果、被害者の身許が割れた。板金加工場を経営している西池で、またその妻の証言から殺された当日は融資を受け500万を持っていた。「タツ」という線から工員・白井竜文が逮捕された。
一方、西池を殺した共犯の岩本を追う殿下だったが、銃口を向ける岩本に、一係の応援を待たずに一人立ち向かっていくが・・・・。


太陽の登場人物の特徴である、プライベートでは幸せにはなれないというパターンは、殿下が確立したと言ってもいいと思います。
その方向性を確実に決定した作品が#87、文字通り殿下の恋人・麻江が死んでしまいます。
でもこのセオリーは太陽のみならず他の刑事モノにも波及していきます。

冒頭で結婚を決意する殿下、そのすぐ後に麻江の轢き逃げという酷い展開は、観ているこちらも辛くなりますが、殿下自体もいつもの殿下とは決定的に違う「自暴自棄」「投げやり」の行動・言動が目立ちますが、その殿下を救うのがボスの強力なパンチであり、さらに麻江を轢いて逃げたタクシーの運転手であったり、人間は一寸先は闇とも言いますが、捉え様によっては自分をどん底に陥れた相手が逆に自分を救うという結果になるわけで、何とも考えさせられます。

それほど今回の殿下の不幸は妙に生々しく響いてきます。

ジーパン編自体、殿下の成長編という側面を持っている為に、逆にこういう不運な作品が連続するのですが、この頃は主演編ごとに不幸が訪れますが、この作品以後はそういう不幸を冷静に乗り越えていく殿下が描かれだします。

でも、殿下の場合は主演編ではなくても、重傷を負ってしまうことが多いですし・・・。

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